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公開番号
2025159856
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2024062670
出願日
2024-04-09
発明の名称
口腔状態評価支援システム
出願人
アサヒグループジャパン株式会社
,
アイリス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G16H
50/30 20180101AFI20251015BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】口腔の状態についてより適切な評価結果を得る口腔状態評価支援システムを提供する。
【解決手段】口腔状態評価支援システムにおいて、評価装置5は、対象の口腔画像を取得する口腔画像取得部に相当する操作受付部22と、対象の口腔所見情報を記憶する口腔所見情報記憶部に相当する記憶領域24と、口腔画像取得部が取得する口腔画像と口腔所見情報とに基づき、対象の口腔状態とその評価結果に基づいて機械学習することにより得られた口腔状態評価モデルを用いて、対象の口腔状態に関する評価結果についての情報を生成する評価部に相当する制御部30と、を備える口腔状態評価支援システム。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
対象の口腔画像を取得する口腔画像取得部と、
前記対象の口腔所見情報を記憶する口腔所見情報記憶部と、
前記口腔画像取得部により取得される口腔画像と前記口腔所見情報とに基づき、口腔状態とその評価結果に基づいて機械学習することにより得られた口腔状態評価モデルを用いて、前記対象の口腔状態に関する評価結果についての情報を生成する評価部と、を備える口腔状態評価支援システム。
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【請求項2】
センサにより得られた前記対象の口腔の匂い情報を取得する匂い情報取得部をさらに含み、
前記口腔所見情報記憶部は、前記口腔所見情報として前記匂い情報を記憶し、
前記口腔状態評価モデルは、口腔画像とその評価結果に基づいての機械学習および口腔の匂いとその評価結果に基づいての機械学習をすることにより得られている、請求項1に記載の口腔状態評価支援システム。
【請求項3】
前記対象の義歯を撮像することにより得られる義歯画像を取得する義歯画像取得部をさらに備え、
前記口腔所見情報記憶部は、前記口腔所見情報として前記義歯画像に基づいた義歯の状態についての情報を記憶し、
前記口腔状態評価モデルは、義歯の状態とその評価結果に基づいての機械学習をさらにすることにより得られている、請求項1に記載の口腔状態評価支援システム。
【請求項4】
前記対象の問診結果に関する問診情報を取得する問診情報取得部をさらに備え、
前記口腔所見情報記憶部は、前記口腔所見情報として前記問診情報を記憶し、
前記口腔状態評価モデルは、問診結果とその評価結果に基づいての機械学習をさらにすることにより得られている、請求項1に記載の口腔状態評価支援システム。
【請求項5】
前記対象の義歯を撮像することにより得られる画像を取得する義歯画像取得部と、前記対象の問診結果に関する問診情報を取得する問診情報取得部をさらに備え、
前記口腔所見情報記憶部は、前記口腔所見情報として前記義歯画像に基づいた義歯の状態についての情報及び前記問診情報を記憶し、
前記口腔状態評価モデルは、義歯の状態とその評価結果に基づいての機械学習、および問診結果とその評価結果に基づいての機械学習をさらにすることにより得られている、請求項1に記載の口腔状態評価支援システム。
【請求項6】
前記対象の身体についての身体情報、及び/または前記対象の保険についての保険情報を記憶する付属情報記憶部をさらに備える、請求項1から5のいずれか一つに記載の口腔状態評価支援システム。
【請求項7】
前記評価部により生成された評価結果についての情報を前記身体情報及び/または前記保険情報と関連付けて出力する情報出力部をさらに備える、請求項6に記載の口腔状態評価支援システム。
【請求項8】
前記評価部により生成された評価結果についての情報を前記身体情報及び/または前記保険情報と関連付けて前記記憶部に記憶させる評価結果登録部をさらに備える、請求項7に記載の口腔状態評価支援システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は口腔の状態評価を支援するシステムに関する。
続きを表示(約 3,700 文字)
【背景技術】
【0002】
口腔ケア等を行うために、まず口腔状態の評価が行われる(例えば特許文献1)。特許文献1においては、まず、要口腔介護者にアセスメントを実施してアセスメント情報を作成し、このアセスメント情報にもとづいて口腔ケアアセスメント、口腔ケアプラン、義歯作成プランを作成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-167215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、口腔状態についてより適切な評価結果を得ることができる新規な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の口腔に対する評価は人の手により行われている。そのため、評価結果にばらつきが生じがちであり、適切な評価結果が常に得られるとは限らなかった。
【0006】
本発明者は、口腔状態とその評価結果に基づいて機械学習することにより得られた口腔状態評価モデル(ニューラルネットワーク)を用い、対象の口腔画像とセンサにより取得される対象の口腔についての情報であるセンサ情報とに基づき評価結果についての情報を生成することで、より適切な評価結果が得られることを見出した。
【0007】
本発明の要旨は以下のとおりである。
[1]
対象の口腔画像を取得する口腔画像取得部と、
前記対象の口腔所見情報を記憶する口腔所見情報記憶部と、
前記口腔画像取得部により取得される口腔画像と前記口腔所見情報とに基づき、口腔状態とその評価結果に基づいて機械学習することにより得られた口腔状態評価モデルを用いて、前記対象の口腔状態に関する評価結果についての情報を生成する評価部と、を備える口腔状態評価支援システム。
[2]
センサにより得られた前記対象の口腔の匂い情報を取得する匂い情報取得部をさらに含み、
前記口腔所見情報記憶部は、前記口腔所見情報として前記匂い情報を記憶し、
前記口腔状態評価モデルは、口腔画像とその評価結果に基づいての機械学習および口腔の匂いとその評価結果に基づいての機械学習をすることにより得られている、[1]に記載の口腔状態評価支援システム。
[3]
前記対象の義歯を撮像することにより得られる義歯画像を取得する義歯画像取得部をさらに備え、
前記口腔所見情報記憶部は、前記口腔所見情報として前記義歯画像に基づいた義歯の状態についての情報を記憶し、
前記口腔状態評価モデルは、義歯の状態とその評価結果に基づいての機械学習をさらにすることにより得られている、[1]に記載の口腔状態評価支援システム。
[4]
前記対象の問診結果に関する問診情報を取得する問診情報取得部をさらに備え、
前記口腔所見情報記憶部は、前記口腔所見情報として前記問診情報を記憶し、
前記口腔状態評価モデルは、問診結果とその評価結果に基づいての機械学習をさらにすることにより得られている、[1]に記載の口腔状態評価支援システム。
[5]
前記対象の義歯を撮像することにより得られる画像を取得する義歯画像取得部と、前記対象の問診結果に関する問診情報を取得する問診情報取得部をさらに備え、
前記口腔所見情報記憶部は、前記口腔所見情報として前記義歯画像に基づいた義歯の状態についての情報及び前記問診情報を記憶し、
前記口腔状態評価モデルは、義歯の状態とその評価結果に基づいての機械学習、および問診結果とその評価結果に基づいての機械学習をさらにすることにより得られている、[1]に記載の口腔状態評価支援システム。
[6]
前記対象の身体についての身体情報、及び/または前記対象の保険についての保険情報を記憶する付属情報記憶部をさらに備える、[1]から[5]のいずれか一つに記載の口腔状態評価支援システム。
[7]
前記評価部により生成された評価結果についての情報を前記身体情報及び/または前記保険情報と関連付けて出力する情報出力部をさらに備える、[6]に記載の口腔状態評価支援システム。
[8]
前記評価部により生成された評価結果についての情報を前記身体情報及び/または前記保険情報と関連付けて前記記憶部に記憶させる評価結果登録部をさらに備える、[7]に記載の口腔状態評価支援システム。
また、本発明は、以下の方法を包含する。
すなわち、本発明は、コンピュータが実行する情報処理方法であって、対象の口腔画像を取得し、対象の口腔所見情報を記憶し、前記口腔画像と前記口腔所見情報とに基づき、口腔状態とその評価結果に基づいて機械学習することにより得られた口腔状態評価モデルを用いて、前記対象の口腔状態に関する評価結果についての情報を生成することを含む、前記方法を包含する。
また、本発明は、以下のプログラムを包含する。
すなわち、本発明は、コンピュータを、対象の口腔画像を取得する口腔画像取得部と、
前記対象の口腔所見情報を記憶する口腔所見情報記憶部と、前記口腔画像取得部により取得される口腔画像と前記口腔所見情報とに基づき、口腔状態とその評価結果に基づいて機械学習することにより得られた口腔状態評価モデルを用いて、前記対象の口腔状態に関する評価結果についての情報を生成する評価部として機能させるためのプログラムを包含する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、口腔状態についてより適切な評価結果を得ることができる新規な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の口腔状態評価支援システムの装置構成の概要を示す図である。
本実施形態の口腔状態評価支援システムに含まれる評価装置の概要を示す図である。
本実施形態の口腔状態評価支援システムに含まれる評価装置のブロック図である。
本実施形態に係る口腔状態評価モデルの口腔画像に係る判定アルゴリズムの生成手順を示す図である。
OHAT(Oral Health Assessment Tool)の評価項目と評価値(スコア)との関係を示す表である。
本実施形態に係る口腔状態評価モデルの匂い情報に係る判定アルゴリズムの生成手順を示す図である。
本実施形態に係る口腔状態評価モデルの問診情報に係る判定アルゴリズムの生成手順を示す図である。
本実施形態の評価値生成に係る処理フローを示す図である。
本実施形態の評価値登録に係る処理フローを示す図である。
他の実施形態の評価項目と評価値との関係を示す表である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の1つの実施形態について、詳細に説明する。本実施形態は口腔状態評価支援システムに関し、口腔画像取得部と、センサ情報取得部と、評価部とを有する。
口腔画像取得部は対象の口腔画像を取得する。
センサ情報取得部は、センサにより得られた対象の口腔についてのセンサ情報を取得する。
評価部は、口腔画像取得部により取得される口腔画像とセンサ情報取得部により取得されるセンサ情報とに基づき、口腔状態とその評価結果に基づいて機械学習することにより得られた口腔状態評価モデルを用いて、対象の口腔状態に関する評価結果についての情報を生成する。
なお、本明細書において、口腔画像とは、口腔内画像、または口腔内画像および口腔周辺部の画像を意味する。以下の本実施形態の説明においては口腔画像として口腔内画像および口腔周辺部の画像を用いる場合を例に挙げて説明する。
また、本実施形態においては、センサ情報取得部は、対象の口腔の匂いについての匂い情報をセンサ情報として取得する(本実施形態において、センサ情報取得部は匂い情報取得部に相当する)。なお、センサ情報取得部は、他のセンサにより得られる情報をセンサ情報として取得するようにしてもよい。例えば、当該センサ情報として、音声センサにより得られる嚥下音についての情報、圧力センサにより得られる噛み締めの強さ、湿度センサにより得られる口腔内の湿度についての情報などを挙げることができる。
また、以下の本実施形態の説明においては、評価結果についての情報として評価値(スコア)を生成する場合を例に挙げて説明する。
また、本実施形態において、口腔所見情報は、対象の問診情報、対象の口腔の匂い、嚥下音、かみ締め圧力、口腔湿度及び義歯に関連する評価を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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