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公開番号
2025159440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024061988
出願日
2024-04-08
発明の名称
シート製造装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
D04H
1/736 20120101AFI20251014BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約
【課題】ノイズを抑制しつつ、複数の基板を効率よく配置することについて考慮されていなかった。
【解決手段】シート製造装置は、古紙を処理してシートを製造する処理部と、前記処理部を支持するフレームと、前記フレームにより少なくとも一部が覆われるように、前記フレームに取り付けられる基板と、を備え、前記基板には、前記処理部を処理する制御基板と、前記処理部及び前記制御基板へ電圧を供給する電源基板とが含まれ、前記制御基板及び前記電源基板は、前記処理部と干渉しない空間に配置されるような姿勢で、分散されながら前記フレームに取り付けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
古紙を処理してシートを製造する処理部と、
前記処理部を支持するフレームと、
前記フレームにより少なくとも一部が覆われるように、前記フレームに取り付けられる基板と、を備え、
前記基板には、前記処理部を処理する制御基板と、前記処理部及び前記制御基板へ電圧を供給する電源基板とが含まれ、
前記制御基板及び前記電源基板は、前記処理部と干渉しない空間に配置されるような姿勢で、分散されながら前記フレームに取り付けられる、シート製造装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記フレームは、第1面と、前記第1面に対向する基板カバーと、第2面と、前記第2面に対向する第3面とを有し、
前記基板の基板面の一方の面は前記第1面により覆われ、前記基板面の他方の面は前記基板カバーにより覆われ、前記基板の一方の断面は前記第2面により覆われ、前記基板の他方の断面は前記第3面より覆われる、請求項1に記載のシート製造装置。
【請求項3】
前記基板には基板穴が形成され、前記フレームの前記第1面には前記基板穴に対応する位置にフレーム穴が形成され、
ネジが前記基板穴を通って前記フレーム穴に締められて、前記基板を前記フレームに取り付ける、請求項2に記載のシート製造装置。
【請求項4】
前記シート製造装置は分割可能な複数のユニットにより構成され、複数の前記ユニットの間はコネクターにより電気的に接続可能であり、
一の前記ユニットは交流電圧から直流電圧に変換する電源ボックスを有し、前記電源ボックスは、前記コネクターを経由して、少なくとも第1電圧及びアースを他の前記ユニットへ供給する、請求項1に記載のシート製造装置。
【請求項5】
前記ユニットには開閉可能なカバーが取り付けられ、前記基板は前記カバーに隣接する位置の前記フレームに取り付けられる、請求項4に記載のシート製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート製造装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に示すように、数枚の基板に分割することも可能な装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-235289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の装置は、電波などのノイズを抑制しつつ、複数の基板を効率よく配置することについて考慮されていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
シート製造装置は、古紙を処理してシートを製造する処理部と、前記処理部を支持するフレームと、前記フレームにより少なくとも一部が覆われるように、前記フレームに取り付けられる基板と、を備え、前記基板には、前記処理部を処理する制御基板と、前記処理部及び前記制御基板へ電圧を供給する電源基板とが含まれ、前記制御基板及び前記電源基板は、前記処理部と干渉しない空間に配置されるような姿勢で、分散されながら前記フレームに取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
シート製造装置の各ユニットの構成を示すブロック図。
シート製造装置の各ユニットにおける基板の配置図。
フレームへの基板の取り付けを示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
1.シート製造装置の構成
実施形態に係るシート製造装置1の構成について、図1を参照しながら説明する。なお、各図における方向を、三次元座標系を用いて説明する。説明の便宜上、Z軸の正方向を上方向又は単に上と称し負方向を下方向又は単に下と称し、X軸の正方向を右方向又は単に右と称し負方向を左方向又は単に左と称し、Y軸の正方向を後方向又は単に後と称し負方向を前方向又は単に前と称して説明する。
【0008】
図1に示すように、シート製造装置1は、いわゆる乾式にて、原料Gから単票形状のシートS3を製造する装置である。原料Gは、各種繊維、各種繊維の材料などを含んでいてもよい。
実施形態において乾式とは、原料GからシートS3への製造において、液体中で実施されずに、大気などの気中で実施されることをいうものとする。なお、シート製造装置1は、乾式であることに限定されず、いわゆる湿式であってもよい。
【0009】
以下では、シート製造装置1において、原料Gは、ウェブW、シートS1、シートS2、シートS3へと順次形態を変えながら、図1に示す白抜きの矢印に沿って上流から下流へ移動するものとして説明する。なお、以下では、原料GからシートS3を製造する各工程を総称して処理と称し、処理する各構成部を総称して処理部と称する。
【0010】
図1に示すように、シート製造装置1は、第1ユニット101、第2ユニット102、第3ユニット103などの複数のユニットに分割可能に構成される。各ユニットには、処理部が分散されて配置される。
各ユニットは、それぞれケース(図示省略)により覆われる。それぞれのケースの下部にはキャスター(図示省略)が取り付けられる。各ユニットは、分割された状態で、個別に移動可能である。なお、シート製造装置1は、2つのユニットにより構成されてもよく、4つ以上のユニットにより構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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