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公開番号2025157736
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-16
出願番号2024059936
出願日2024-04-03
発明の名称固体Liイオン電池
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 10/0585 20100101AFI20251008BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】放電容量の減少を抑制することができる固体Liイオン電池を提供する。
【解決手段】固体Liイオン電池であって、前記固体Liイオン電池は、正極集電体と、正極層と、固体電解質層と、負極層と、樹脂層と、アルミニウムを含む負極集電体と、をこの順に有し、負極集電体の少なくとも1つの端面が、前記正極集電体、前記正極層、前記固体電解質層、前記負極層、前記樹脂層のいずれの端面に対しても、積層方向側面から見て奥側に配置されている、固体Liイオン電池。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
固体Ｌｉイオン電池であって、
前記固体Ｌｉイオン電池は、正極集電体と、正極層と、固体電解質層と、負極層と、樹脂層と、アルミニウムを含む負極集電体と、をこの順に有し、
前記負極集電体の少なくとも１つの端面が、前記正極集電体、前記正極層、前記固体電解質層、前記負極層、前記樹脂層のいずれの端面に対しても、積層方向側面から見て奥側に配置されている、固体Ｌｉイオン電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、固体Ｌｉイオン電池に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１において開示されるような固体Ｌｉイオン電池に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－０９１９９７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
集電体の端部（端面、側面）など、被覆層が形成されずに集電体が露出しやすい部分で、電池の充電時に集電体のアルミニウム（Ａｌ）とリチウム（Ｌｉ）とが合金化し、電池の放電容量が減少する虞がある。
【０００５】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、放電容量の減少を抑制することができる固体Ｌｉイオン電池を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
＜１＞固体Ｌｉイオン電池であって、
前記固体Ｌｉイオン電池は、正極集電体と、正極層と、固体電解質層と、負極層と、樹脂層と、アルミニウムを含む負極集電体と、をこの順に有し、
負極集電体の少なくとも１つの端面が、前記正極集電体、前記正極層、前記固体電解質層、前記負極層、前記樹脂層のいずれの端面に対しても、積層方向側面から見て奥側に配置されている、固体Ｌｉイオン電池。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の固体Ｌｉイオン電池は、放電容量の減少を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、本開示の固体Ｌｉイオン電池の一例を示す断面模式図である。
図２は、本開示の固体Ｌｉイオン電池の別の一例を示す断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示による実施の形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本開示の実施に必要な事柄（例えば、本開示を特徴付けない固体Ｌｉイオン電池の一般的な構成および製造プロセス）は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本開示は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
図には３次元直交座標系の方向も合わせて示した。ここではｘｙ平面が水平面であり、ｚ軸方向を鉛直方向とし、ｚ軸方向に大きい方が上とする。
本開示において、粒子の平均粒径は、特記しない限り、レーザー回折・散乱式粒子径分布測定により測定される体積基準の粒度分布における積算値５０％での粒子径であるメディアン径（Ｄ５０）の値である。
【００１０】
本開示においては、固体Ｌｉイオン電池であって、
前記固体Ｌｉイオン電池は、正極集電体と、正極層と、固体電解質層と、負極層と、樹脂層と、アルミニウムを含む負極集電体と、をこの順に有し、
負極集電体の少なくとも１つの端面が、前記正極集電体、前記正極層、前記固体電解質層、前記負極層、前記樹脂層のいずれの端面に対しても、積層方向側面から見て奥側に配置されている、固体Ｌｉイオン電池を提供する。
（【００１１】以降は省略されています）

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