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公開番号2025157242
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2025104621,2022513333
出願日2025-06-20,2020-08-28
発明の名称延長留置、正中線カテーテルおよび関連する方法
出願人ベー・ブラウン・メルズンゲン・アクチエンゲゼルシャフト,B.BRAUN MELSUNGEN AKTIENGESELLSCHAFT
代理人個人,個人
主分類A61M 25/06 20060101AFI20251007BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】針装置および静脈内(IV)注入装置に関し、IVカテーテルを含む特に、作動のために片手の操作を伴うIVカテーテルアセンブリを提供する。
【解決手段】延長留置カテーテルアセンブリであって、それぞれが、カテーテルチューブおよび針を含むことができるカテーテルアセンブリが配置された内部を有するハウジングを有する、延長留置カテーテルアセンブリ。カテーテルアセンブリのカテーテルチューブは、ガイドワイヤの有無のいずれでも、患者の静脈内に配置することができ、次いで、延長留置カテーテルアセンブリを、2つ以上のハウジング構成要素に分離するように、またはハウジングからのカテーテルアセンブリの分離を可能にするゲートを開くことによって、作動させることができる。意図しない針刺しから針の針先端部を覆うために、針ガードを含めることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
延長留置カテーテルアセンブリ(100)であって、
第二フレーム(194)に取り付けられ、内部空間(104)を有する第一フレーム(193)を備えるハウジング(102)であって、遠位開口部(342)および近位開口部(101)を有する、ハウジング(102)と、
前記ハウジング(102)の前記内部空間(104)内に配置されたカテーテルアセンブリ(108)であって、カテーテルハブ(130)に取り付けられたカテーテルチューブ(110)と、針ハブ(122)に取り付けられた針(112)とを備え、前記針(112)および前記カテーテルチューブ(110)は、前記ハウジング(102)の前記遠位開口部(342)から突出し、前記針ハブ(122)は、前記ハウジング(102)の前記近位開口部(101)から突出し、前記カテーテルハブ(130)は、前記ハウジング(102)の前記内部空間(104)内で、前記内部空間(104)内の近位位置から遠位位置まで摺動可能である、カテーテルアセンブリ(108)と、
前記ハウジング(102)の第一面に沿って前記第一フレーム(193)と前記第二フレーム(194)との間に位置する上部継ぎ目(276)と、
前記ハウジングの第二面に沿って前記第一フレーム(193)と前記第二フレーム(194)との間に位置する下部継ぎ目(232)と、を含み、
前記上部継ぎ目(276)は、高さに関して前記下部継ぎ目(232)の上方に配置され、
前記第一フレーム(193)と前記第二フレーム(194)は、前記上部継ぎ目(276)および前記下部継ぎ目(232)に沿って互いに分離可能である、延長留置カテーテルアセンブリ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記カテーテルハブ(130)が、内部空洞(148)を備え、近位壁および2つのアームを備える針ガード(140)が、前記カテーテルハブ(130)の前記内部空洞(148)内に配置される、請求項1に記載の延長留置カテーテルアセンブリ(100)。
【請求項3】
前記第一フレーム(193)または前記第二フレーム(194)は、複数のタブ(250、394)を備え、前記第一フレーム(193)または前記第二フレーム(194)の他方は、前記複数のタブ(250、394)と係合する複数の受け入れスロット(288、354)を備える、請求項1または2に記載の延長留置カテーテルアセンブリ(100)。
【請求項4】
前記ハウジング(102)が、複数の側壁(200、202、204、206)を備えるベース端部(190)を備える、請求項1~3のいずれか1つに記載の延長留置カテーテルアセンブリ(100)。
【請求項5】
第一レバー(214)および第二レバー(216)をさらに備え、前記第一レバーおよび第二レバー(214、216)が、前記ハウジング(102)のベース端部(190)の異なる表面から突出している、請求項4に記載の延長留置カテーテルアセンブリ(100)。
【請求項6】
前記第一レバー(214)が、前記第二フレーム(194)の三辺切り欠き(254)に取り付けられている、請求項5に記載の延長留置カテーテルアセンブリ(100)。
【請求項7】
前記第二レバー(216)が、湾曲した近位に向いた表面(216a)を備える、請求項6に記載の延長留置カテーテルアセンブリ(100)。
【請求項8】
前記ハウジング(102)が本体開口部(196)を備え、前記カテーテルハブ(130)のプッシュタブ(176)が前記本体開口部(196)内に配置されている、請求項1~7のいずれか1つに記載の延長留置カテーテルアセンブリ(100)。
【請求項9】
前記第一レバー(214)および前記第二レバー(216)が互いに対して移動して、前記第一フレーム(193)と前記第二フレーム(194)とを分離する、請求項5に記載の延長留置カテーテルアセンブリ(100)。
【請求項10】
前記第一フレーム(193)は、リビングヒンジ(346、618)を有するゲート(340、606a)を備え、前記第二フレーム(194)は、リビングヒンジ(346、618)を有するゲート(340、606b)を備える、請求項1に記載の延長留置カテーテルアセンブリ(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
技術の分野
開示されている発明は、一般に、針装置および静脈内(IV)注入装置に関し、IVカテーテルを含む。特に、作動のために片手の操作を伴うIVカテーテルアセンブリが開示される。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
IVカテーテルは、一般に、流体を患者に注入すること、患者から血液を採取すること、または患者の血管系の様々なパラメータを監視することを含む、様々な注入療法に使用される。カテーテルは、典型的には、IVチュービングをカテーテルへ取り付けたものを収容するカテーテルアダプタに接続される。血液制御カテーテルは、雄ルアーまたは別の物体をカテーテルアダプタの近位端に挿入することによって開く内部血液制御弁を含む。血液制御弁の非限定的な例は、「Systems and Methods for Providing a Flushable Catheter Assembly」と題する2009年8月20日に出願された米国特許出願公開第2011/0046570号明細書に開示されている。患者の血管系内にカテーテルを配置した後、IV流体源をカテーテルアダプタまたはカテーテルハブに接続して、血液制御弁を開くことができる。このように接続されると、IV源からの流体は、カテーテルを通って患者に流れ始めることができる。
【0003】
当技術分野で周知のように、典型的な血圧は10から20センチメートルの水である。注入バッグは、通常、患者の心臓の約100cm上に配置され、患者に流れを導く。ほぼその高さでは、注入バッグからの流体によって加えられる圧力は、患者の血圧よりもはるかに大きく、したがって患者に流入することができる。
【0004】
静脈へのアクセスが困難な患者には、延長留置カテーテル(extended dwell catheter、延長ドゥエルカテーテル)を使用して困難な静脈内アクセス(DIVA)を補助することができる。延長留置カテーテルは、末梢に挿入されたカテーテルと考えることができる正中線カテーテル(midline catheter)である。しかし、典型的な正中線カテーテルは、標準的なI.V.治療に使用されるものよりも大きな静脈に挿入されるように構成される。正中線カテーテルの推奨される挿入部位は、前肘窩の尺側静脈、橈側静脈、または正中静脈である。DIVAの患者の場合、医師は可視化機器を使用して、カテーテルでのアクセスのための深部静脈の識別を補助することができる。その場合、延長留置カテーテルは、患者に挿入するためのより長い長さおよびより柔軟なカテーテルを設けている。ガイドワイヤの追加により、これはカテーテルがよじれる機会を低減するのに役立ち得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
延長留置カテーテルアセンブリについて説明する。各延長留置カテーテルアセンブリは、中にカテーテルアセンブリが配置される内部を有するハウジングを備え、これは針、針ハブ、カテーテル、およびカテーテルチューブを備えることができる。カテーテルアセンブリのカテーテルチューブは、ガイドワイヤの有無のいずれでも、患者の静脈内に配置することができ、次いで、延長留置カテーテルアセンブリを作動させて、ハウジングを2つ以上のハウジング構成要素に分離して、ハウジングからのカテーテルアセンブリの分離を可能にすることができる。意図しない針刺しから針の針先端部を覆うために、針ガードをカテーテルアセンブリに含めることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備えるハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング;ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルハブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、内部空間内で近位位置から遠位位置までハウジングの内部空間内で摺動可能である、カテーテルアセンブリ;第一面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に位置する上部継ぎ目と、第二面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に位置する下部継ぎ目;を備えることができ、第一フレームおよび第二フレームは、上部継ぎ目および下部継ぎ目に沿って互いに分離可能である。上部継ぎ目は、高さに関して下部継ぎ目の上方に配置される。
【0007】
カテーテルハブは、内部空洞を含むことができ、針ガードは、カテーテルハブの内部空洞内に配置することができる。
【0008】
針ガードは、近位アームおよび2つのアームを含むことができる。2つのアームは、針ガードを側面から見ると、使用準備完了位置および作動位置または保護位置において互いに交差することができる。
【0009】
バルブおよびバルブオープナは、カテーテルハブ内部の内側に配置することができる。
【0010】
第二フレームは、複数の雄型戻り止め(detent)を含むことができ、各戻り止めは、遠位方向を指す先端を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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