TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025155910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2025023924
出願日
2025-02-18
発明の名称
ケーブル保持治具、ケーブル処理システムおよびケーブル処理方法
出願人
倉敷紡績株式会社
代理人
個人
主分類
B25J
19/00 20060101AFI20251002BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】多数のケーブルから、ロボットハンドで1本のケーブルを容易に把持可能とするケーブル保持治具を提供する。
【解決手段】複数のケーブルを保持するための治具であって、本体部11と、前記本体部に固定され、前記ケーブルを保持可能な複数の保持部15とを有し、前記保持部は、セットされた前記複数のケーブルを放射状に保持可能に配置されているケーブル保持治具10。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のケーブルを保持するための治具であって、
本体部と、
前記本体部に固定され、前記ケーブルを保持可能な複数の保持部とを有し、
前記保持部は、セットされた前記複数のケーブルを放射状に保持可能に配置されている、
ケーブル保持治具。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記保持部は、ケーブルセット領域にセットされた前記複数のケーブルを保持可能に配置されている、
ケーブル保持治具。
【請求項3】
前記保持部は、
前記ケーブルセット領域から放射状に延びる直線上に配置され、
前記ケーブルを前記ケーブルセット領域から放射状に外側に向かって延びるように保持する、
請求項2に記載のケーブル保持治具。
【請求項4】
前記保持部は、前記ケーブルセット領域を中心に含む所定の大きさの基準円に包含され、前記基準円の円周に沿って並ぶ、
請求項2に記載のケーブル保持治具。
【請求項5】
1つ以上の前記保持部が前記ケーブルを複数本保持可能である、
請求項1に記載のケーブル保持治具。
【請求項6】
前記本体部にケーブル保持ブロックが固定され、
前記ケーブル保持ブロックが複数の前記保持部を備える、
請求項1に記載のケーブル保持治具。
【請求項7】
前記複数の保持部は、各保持部に前記ケーブルを着脱するときの動線が互いに重ならないように設けられている、
請求項1に記載のケーブル保持治具。
【請求項8】
前記ケーブル保持治具は、前記保持部が保持した前記ケーブルをロボットハンドが前記保持部から取り出すために用いられる、
請求項1に記載のケーブル保持治具。
【請求項9】
請求項1~7のいずれかに記載されたケーブル保持治具と、
前記保持部が保持した前記ケーブルを前記保持部から取り出すロボットハンドとを有する、
ケーブル処理システム。
【請求項10】
請求項1~7のいずれかに記載されたケーブル保持治具を準備する工程と、
前記ケーブルを前記保持部に保持させる工程と、
前記保持部に保持されている前記ケーブルをロボットハンドで把持する把持工程と、
前記ロボットハンドを移動させて、把持した前記ケーブルを前記保持部から取り出す工程と、
を有するケーブル処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のケーブルから、ロボットハンドで1本のケーブルを把持する際に用いるケーブル保持治具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ロボットを用いてケーブルに対する各種処理を自動化することが行われている。例えば、ケーブルをロボットハンドで把持して、ケーブルに端子を装着したり、ケーブルの先端を端子に半田付けしたり、ケーブル先端に装着されたコネクタを相手方コネクタに接続したりすることが行われている。このとき、複数のケーブルが供給される場合は、ロボットハンドは供給された複数のケーブルからケーブルを1本ずつ把持して処理する必要がある。
【0003】
特許文献1には、柔軟で形状が定まらない複数の線状物の3次元形状を計測し、そのうちの1本を他の線状物と干渉しないでロボットハンドで把持可能かを判定して、把持する装置が開示されている。そして、実施形態では、ワイヤーハーネスを構成する複数の電線(ケーブル)から1本をロボットハンドで把持する方法が説明されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/098074号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された方法では、ケーブルの数が増えて、他のケーブルと干渉せずに把持可能なケーブルが見つからないと、ワイヤーハーネス全体を動かすなどしてケーブル同士の位置関係を変化させてから、把持するケーブルの選択をやり直す必要があった。そして、ケーブルの数が非常に多くなると、ケーブルの密度が高くなり、把持可能なケーブルが見つからないことがあった。特に、多芯ケーブルやワイヤーハーネスのように、複数のケーブルが束ねられて先端部だけがばらけた状態で供給される場合は、先端部のケーブルの密度がより高くなるので、把持可能なケーブルが見つからないことがあった。
【0006】
本発明は、上記を考慮してなされたものであり、多数のケーブルが供給された場合、特に多数のケーブルが束状で供給された場合にも、ロボットハンドで1本のケーブルを容易に把持可能とするケーブル保持治具を提供することを目的とする。また、併せて、かかるケーブル保持治具を含むケーブル処理システム、およびかかるケーブル保持治具を用いたケーブル処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のケーブル保持治具は、複数のケーブルを保持するための治具であって、本体部と、前記本体部に固定され、前記ケーブルを保持可能な複数の保持部とを有し、前記保持部は、セットされた前記複数のケーブルを放射状に保持可能に配置されている 。
【0008】
この構成によれば、複数のケーブルを保持部に保持させることができる。さらに、複数のケーブルの先端部は放射状に広がり、ケーブル先端部同士の間隔が確保されるので、個々のケーブルをロボットハンドで容易に把持できる。
【0009】
好ましくは、前記保持部は、ケーブルセット領域にセットされた前記複数のケーブルを保持可能に配置されている。
【0010】
好ましくは、上記ケーブルセット領域を有するケーブル保持治具の前記保持部は、前記ケーブルセット領域から放射状に延びる直線上に配置され、前記ケーブルを前記ケーブルセット領域から放射状に外側に向かって延びるように保持する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
倉敷紡績株式会社
外構ユニット
11日前
倉敷紡績株式会社
線状物の3次元計測方法
17日前
倉敷紡績株式会社
セメント系造形物の製造方法
11日前
倉敷紡績株式会社
セメント系造形物の製造方法
11日前
倉敷紡績株式会社
ハンドおよびコネクタ接続方法
1か月前
倉敷紡績株式会社
詰め物用糸及びこれを含む中綿構造体
17日前
倉敷紡績株式会社
繊維強化無機成形体、及びその製造方法
10日前
倉敷紡績株式会社
清涼性混紡紡績糸及びこれを用いた清涼性生地
2か月前
倉敷紡績株式会社
機能性混紡紡績糸及びこれを用いた機能性生地
2か月前
倉敷紡績株式会社
線状物保持ブロック、線状物保持治具および装置
6日前
倉敷紡績株式会社
ケーブル保持治具、ケーブル処理システムおよびケーブル処理方法
6日前
倉敷紡績株式会社
セルロース系グラフト繊維、これを含む繊維構造体及びその製造方法
1か月前
倉敷紡績株式会社
コネクタ接続システム、リード線制御装置、コネクタ接続方法およびリード線移動方法
1か月前
個人
フラワーホッチキス。
6日前
株式会社三協システム
製函機
1か月前
川崎重工業株式会社
ロボット
19日前
株式会社三協システム
移載装置
1か月前
株式会社竹中工務店
補助セット
18日前
株式会社不二越
ロボット
18日前
川崎重工業株式会社
ハンド
10日前
SMC株式会社
着脱装置
1か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
10日前
トヨタ自動車株式会社
ロボット
13日前
株式会社不二越
移動ロボットシステム
21日前
本田技研工業株式会社
装置
24日前
株式会社不二越
エッジ仕上げ装置
1か月前
川崎重工業株式会社
塗装システム
10日前
株式会社不二越
ロボットシステム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
軌道生成装置
13日前
株式会社不二越
垂直多関節ロボット
1か月前
シンフォニアテクノロジー株式会社
搬送装置
21日前
ライオン株式会社
移載システム
1か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
10日前
アネックスツール株式会社
ドライバービット
17日前
大和ハウス工業株式会社
ねじ回転工具
1か月前
川崎重工業株式会社
ワーク搬送ロボット
10日前
続きを見る
他の特許を見る