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公開番号2025155410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024059230
出願日2024-04-01
発明の名称電池パック構造体
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20251006BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】シートフレームの部品サイズを低減できる電池パック構造体を得る。
【解決手段】車両のフロアに固定された電池パック20と、車両前後方向に延在し、電池パック20の上壁22Uに接触した状態で配置されたシートレール16と、電池パック20の前壁22F及び後壁22Bとシートレール16の前部及び後部とをそれぞれ連結した前後一対のシートフレーム18と、を備えた電池パック構造体10とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両のフロアに固定された電池パックと、
車両前後方向に延在し、前記電池パックの上壁に接触した状態で配置されたシートレールと、
前記電池パックの前壁及び後壁と前記シートレールの前部及び後部とをそれぞれ連結した前後一対のシートフレームと、
を備えた電池パック構造体。
続きを表示（約 94 文字）【請求項２】
前記前後一対のシートフレームの下部は、それぞれ前記電池パックの前壁及び後壁の車両上下方向中央部から上側に取り付けられている請求項１に記載の電池パック構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電池パック構造体に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
フロアパネル上に設置されたメインバッテリを跨ぐように、シート支持フレームが配置されたバッテリ搭載構造は、従来から知られている（例えば、特許文献１参照）。このシート支持フレームは、シートレール、前側シートレッグ、後側シートレッグで構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－０１７０９５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、このような構成であると、シートレールとバッテリ（電池パック）の上壁との間に隙間（部品隙）が生じてしまうため、シートレッグ（シートフレーム）の部品サイズが大きくなってしまう。
【０００５】
そこで、本発明は、シートフレームの部品サイズを低減できる電池パック構造体を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の目的を達成するために、本発明に係る第１の態様の電池パック構造体は、車両のフロアに固定された電池パックと、車両前後方向に延在し、前記電池パックの上壁に接触した状態で配置されたシートレールと、前記電池パックの前壁及び後壁と前記シートレールの前部及び後部とをそれぞれ連結した前後一対のシートフレームと、を備えている。
【０００７】
第１の態様の発明によれば、車両のフロアに固定された電池パックの上壁に、車両前後方向に延在するシートレールが接触した状態で配置され、そのシートレールの前部及び後部と電池パックの前壁及び後壁とがそれぞれ前後一対のシートフレームで連結されている。したがって、シートレールと電池パックの上壁との間に隙間が生じず、シートフレームの部品サイズが低減される。
【０００８】
また、本発明に係る第２の態様の電池パック構造体は、第１の態様の電池パック構造体であって、前記前後一対のシートフレームの下部は、それぞれ前記電池パックの前壁及び後壁の車両上下方向中央部から上側に取り付けられている。
【０００９】
第２の態様の発明によれば、前後一対のシートフレームの下部が、それぞれ電池パックの前壁及び後壁の車両上下方向中央部から上側に取り付けられている。したがって、シートフレームの車両上下方向に沿った長さを短くすることができ、シートフレームの部品サイズがより一層低減される。
【発明の効果】
【００１０】
以上のように、本発明によれば、シートフレームの部品サイズを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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