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公開番号2025154893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024058152
出願日2024-03-29
発明の名称水性分散組成物
出願人住友精化株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類C08L 67/00 20060101AFI20251002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】粘度が比較的高いポリエステルブロック共重合体水性分散組成物を提供すること。
【解決手段】(A)ポリエステルブロック共重合体、
(B)(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含む重合体、
(C)界面活性剤、並びに
(D)水性媒体、
を含む水性分散組成物であって、
前記(B)重合体が、以下の条件下で測定した角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)が10~1000Paの重合体である、
水性分散組成物。
[測定条件:(B)重合体を1.0質量%含有する中和度70%の中和水溶液につき、液温25℃、レオメーターの周波数を1Hzに設定したひずみ分散での貯蔵弾性率の測定により、後の周波数分散でのひずみを0.1%または1%に決定し、当該ひずみ条件下で角周波数0.1~300rad/sに変化させて得られた周波数分散での貯蔵弾性率の測定を行い、角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)を求める]
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)ポリエステルブロック共重合体、
(B)(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含む重合体、
(C)界面活性剤、並びに
(D)水性媒体、
を含む水性分散組成物であって、
前記(B)重合体が、以下の条件下で測定した角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)が10~1000Paの重合体である、
水性分散組成物。
[測定条件:(B)重合体を1.0質量%含有する中和度70%の中和水溶液につき、液温25℃、レオメーターの周波数を1Hzに設定したひずみ分散での貯蔵弾性率の測定により、後の周波数分散でのひずみを0.1%または1%に決定し、当該ひずみの条件下で角周波数0.1~300rad/sに変化させて得られた周波数分散での貯蔵弾性率の測定を行い、角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)を求める]
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
(A)ポリエステルブロック共重合体、
(B)(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含む重合体、
(C)界面活性剤、並びに
(D)水性媒体、
を含む水性分散組成物であって、
以下の条件下で測定した角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)が10~300Paである、水性分散組成物。
[測定条件:液温25℃、レオメーターの周波数を1Hzに設定したひずみ分散での貯蔵弾性率の測定により、後の周波数分散でのひずみを0.1%または1%に決定し、当該ひずみの条件下で角周波数0.1~300rad/sに変化させて得られた周波数分散での貯蔵弾性率の測定を行い、角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)を求める]
【請求項3】
(A)ポリエステルブロック共重合体が、ハードセグメント(a1)およびソフトセグメント(a2)を含み、
前記ハードセグメント(a1)が、テレフタル酸および/またはジメチルテレフタレート由来の構成単位と1,4-ブタンジオール由来の構成単位とを含むポリブチレンテレフタレート構造、ならびに、イソフタル酸および/またはジメチルイソフタレート由来の構成単位と1,4-ブタンジオール由来の構成単位とを含むポリブチレンイソフタレート構造からなる群より選択される少なくとも1種を含むセグメントである、
請求項1又は2に記載の水性分散組成物。
【請求項4】
前記ソフトセグメント(a2)が、脂肪族ポリエーテル構造および/または脂肪族ポリエステル構造を含むセグメントである、
請求項3に記載の水性分散組成物。
【請求項5】
(C)界面活性剤が、エチレンオキシド/プロピレンオキシド共重合体を含有する、請求項1又は2に記載の水性分散組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、重合体の水性分散組成物等に関し、より詳細には、ポリエステルブロック共重合体を含む、水性分散組成物に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
ポリエステルブロック共重合体は、例えば、コーティング剤、粘接着剤、バインダー、熱融着剤、エマルジョン等の改質剤、および繊維の収束剤等、様々な用途で用いられる。ここで挙げた用途に用いられる場合には、特に水性分散組成物として用いられることが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭58-052366号公報
特開平09-227118号公報
特開平08-253570号公報
国際公開第2016/068206号
特開2018-135417号公報
国際公開第2008/020520号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ポリエステルブロック共重合体の水性分散組成物は、比較的粘度が低いため、基材上に好適な樹脂組成物(成形品)が形成されないことがある。
本開示の一側面は、粘度が比較的高い、ポリエステルブロック共重合体の水性分散組成物を提供することを、発明の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面は例えば以下の項に記載の主題を包含する。
項1.
(A)ポリエステルブロック共重合体、
(B)(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含む重合体、
(C)界面活性剤、並びに
(D)水性媒体、
を含む水性分散組成物であって、
前記(B)重合体が、以下の条件下で測定した角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)が10~1000Paの重合体である、
水性分散組成物。
[測定条件:(B)重合体を1.0質量%含有する中和度70%の中和水溶液につき、液温25℃、レオメーターの周波数を1Hzに設定したひずみ分散での貯蔵弾性率の測定により、後の周波数分散でのひずみを0.1%または1%に決定し、当該ひずみの条件下で角周波数0.1~300rad/sに変化させて得られた周波数分散での貯蔵弾性率の測定を行い、角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)を求める]
項2.
(A)ポリエステルブロック共重合体、
(B)(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含む重合体、
(C)界面活性剤、並びに
(D)水性媒体、
を含む水性分散組成物であって、
以下の条件下で測定した角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)が10~300Paである、水性分散組成物(好ましくは、項1に記載の水性分散組成物)。
[測定条件:液温25℃、レオメーターの周波数を1Hzに設定したひずみ分散での貯蔵弾性率の測定により、後の周波数分散でのひずみを0.1%または1%に決定し、当該ひずみの条件下で角周波数0.1~300rad/sに変化させて得られた周波数分散での貯蔵弾性率の測定を行い、角周波数0.1rad/sでの貯蔵弾性率(G’)を求める]
項3.
(A)ポリエステルブロック共重合体が、ハードセグメント(a1)およびソフトセグメント(a2)を含み、
前記ハードセグメント(a1)が、テレフタル酸および/またはジメチルテレフタレート由来の構成単位と1,4-ブタンジオール由来の構成単位とを含むポリブチレンテレフタレート構造、ならびに、イソフタル酸および/またはジメチルイソフタレート由来の構成単位と1,4-ブタンジオール由来の構成単位とを含むポリブチレンイソフタレート構造からなる群より選択される少なくとも1種を含むセグメントである、
項1又は2に記載の水性分散組成物。
項4.
前記ソフトセグメント(a2)が、脂肪族ポリエーテル構造および/または脂肪族ポリエステル構造を含むセグメントである、
項3に記載の水性分散組成物。
項5.
(C)界面活性剤が、エチレンオキシド/プロピレンオキシド共重合体を含有する、項1~4のいずれかに記載の水性分散組成物。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一側面によれば、粘度が比較的高い、ポリエステルブロック共重合体の水性分散組成物が提供される。当該水性分散組成物であれば、液体を吸収し得る基材(例えば、基布)に適用された場合であっても、液体の吸収が抑制されて基材上に留まり、好適な樹脂組成物(成形品)が形成され得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
溶液もしくは分散体の周波数分散0.1rad/sのG’値(貯蔵弾性率)を測定する際の条件として、ひずみ値として0.1%または1%のいずれを用いるかを決定するための概要図を示す(実施例で用いるサンプルの測定結果とは関係が無い概念図である。)。1Hzにおけるひずみ分散測定において得られた線形領域の範囲にひずみ1%を含んでいれば1%、ひずみ0.1%を含んでおり1%は含んでいなければ0.1%、を選択することを示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示に包含される各実施形態について、さらに詳細に説明する。本開示は、(A)ポリエステルブロック共重合体と、(B)(メタ)アクリル酸由来の構成単位を含む重合体と、(C)界面活性剤と、(D)水性媒体と、を含む水性分散組成物等を好ましく包含するが、これらに限定されるものではなく、本開示は本明細書に開示され当業者が認識できる全てを包含する。
【0009】
本開示に包含される当該水性分散組成物を、本開示の水性分散組成物ということがある。
【0010】
(A)ポリエステルブロック共重合体は、特に限定されないが、例えば、ハードセグメント(a1)とソフトセグメント(a2)とを有するブロック共重合体であってよい。ハードセグメント(a1)としては、例えば芳香族ポリエステル構造を有するセグメントであってよい。ソフトセグメント(a2)としては、例えば脂肪族ポリエーテル構造および/または脂肪族ポリエステル構造を有するセグメントであってよい。(A)ポリエステルブロック共重合体はポリエステルエラストマーであることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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