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公開番号2025151325
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024052685
出願日2024-03-28
発明の名称ポリエステル樹脂組成物、成形品、および車両用衝撃吸収部材
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08L 69/00 20060101AFI20251002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】欧州ELV規制に対応可能なPCRプラスチックをリサイクル原料としており、かつ高い靭性や耐加水分解性を有するポリエステル樹脂組成物を得ること。
【解決手段】
(A)ポリブチレンテレフタレート5~75重量部および(B)ポリカーボネート25~95重量部を配合してなるポリエステル樹脂組成物であり、前記(B)ポリカーボネートの25~100重量%が(C)リサイクルポリカーボネートであって、(A)ポリブチレンテレフタレートと(B)ポリカーボネートが相分離構造を形成しており、構造周期が0.01~1μmであるポリエステル樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)ポリブチレンテレフタレート5~75重量部および(B)ポリカーボネート25~95重量部を配合してなるポリエステル樹脂組成物であり、前記(B)ポリカーボネートの25~100重量%が(C)リサイクルポリカーボネートであって、(A)ポリブチレンテレフタレートと(B)ポリカーボネートが相分離構造を形成しており、構造周期が0.01~1μmであるポリエステル樹脂組成物。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
(A)ポリブチレンテレフタレートおよび(B)ポリカーボネートの合計100重量部に対して、更に(D)リン系安定剤を0.005~0.5重量部配合してなる請求項1に記載のポリエステル樹脂組成物。
【請求項3】
(A)ポリブチレンテレフタレートおよび(B)ポリカーボネートの合計100重量部に対して、更に(E)ヒンダードフェノール系酸化防止剤を0.01~1.0重量部配合してなる請求項1または2に記載のポリエステル樹脂組成物。
【請求項4】
(A)ポリブチレンテレフタレートおよび(B)ポリカーボネートの合計100重量部に対して、更に(F)硫黄系酸化防止剤を0.01~1.0重量部配合してなる請求項1または2に記載のポリエステル樹脂組成物。
【請求項5】
請求項1または2に記載のポリエステル樹脂組成物を成形してなる成形品。
【請求項6】
請求項1または2に記載のポリエステル樹脂組成物を成形してなる車両用衝撃吸収部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、靭性、および耐加水分解性に優れるポリエステル樹脂組成物、ならびに成形品、および車両用衝撃吸収部材に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ポリブチレンテレフタレート(以下、PBTと略記することがある)は、電気特性、耐薬品性、耐熱性、寸法安定性などに優れているため、各種の電気・電子機器部品、自動車、列車、電車などの車両用内外装部品、その他の一般工業製品製造用材料として、広く使用されている。
【0003】
また、ドアハンドルや車両用衝撃吸収部材のような高い靭性や衝撃吸収性を必要とする自動車部品においては、ポリカーボネート等の非晶性樹脂とのアロイが使用されることが多い。結晶性樹脂であるPBTと非晶性樹脂であるポリカーボネートとのアロイを用いることにより、車両用衝撃吸収部材に必要な高い衝撃強度を発現できる。
【0004】
しかしながら、これら従来の樹脂製部品では、鉄やアルミニウムといった金属部品と違いリサイクル原料を使用することに制限があった。このため、欧州委員会が発表した自動車設計・廃車(End-of-Life Vehicles:ELV)管理での持続可能性要件に関する規則案では、2030年までに車両搭載されるプラスチックの25%以上をPCR(ポストコンシューマーリサイクル:市場で使用済みの製品を回収、再生資源化すること)プラスチックを使用することが求められている。更に、PCRプラスチックの内25%(全体の6.25%)が廃車由来プラスチック材を使用することが求められており、リサイクル原料を使用した樹脂製部品が求められている。
【0005】
特許文献1には、耐湿熱性と耐衝撃性に優れた成形品を得ることのできる熱可塑性樹脂組成物が記載されており、特に、自動車衝撃吸収部材への適用についても開示されている。
【0006】
一方、特許文献2には、リサイクル原料を使用した環境負荷に対応した樹脂組成物であって、レーザー溶着および/またはレーザーマーキングが可能な樹脂組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2014-189729号公報
特開2023-114412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、PCRプラスチックは市場で使用されている際に物性の劣化が進行する。そのため、これらの従来技術では、PCRプラスチックをリサイクル原料として用いた樹脂組成物の物性が低下してしまうという課題があった。
【0009】
そこで本発明の目的は、前記のような従来技術における問題点に着目し、欧州ELV規制に対応可能なPCRプラスチックをリサイクル原料としており、かつ高い靭性や耐加水分解性を有するポリエステル樹脂組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明は次の構成からなる。
(1)(A)ポリブチレンテレフタレート5~75重量部および(B)ポリカーボネート25~95重量部を配合してなるポリエステル樹脂組成物であり、前記(B)ポリカーボネートの25~100重量%が(C)リサイクルポリカーボネートであって、(A)ポリブチレンテレフタレートと(B)ポリカーボネートが相分離構造を形成しており、構造周期が0.01~1μmであるポリエステル樹脂組成物。
(2)(A)ポリブチレンテレフタレートおよび(B)ポリカーボネートの合計100重量部に対して、更に(D)リン系安定剤を0.005~0.5重量部配合してなる(1)に記載のポリエステル樹脂組成物。
(3)(A)ポリブチレンテレフタレートおよび(B)ポリカーボネートの合計100重量部に対して、更に(E)ヒンダードフェノール系酸化防止剤を0.01~1.0重量部配合してなる(1)または(2)に記載のポリエステル樹脂組成物。
(4)(A)ポリブチレンテレフタレートおよび(B)ポリカーボネートの合計100重量部に対して、更に(F)硫黄系酸化防止剤を0.01~1.0重量部配合してなる(1)~(3)のいずれかに記載のポリエステル樹脂組成物。
(5)(1)~(4)のいずれかに記載のポリエステル樹脂組成物を成形してなる成形品。
(6)(1)~(4)のいずれかに記載のポリエステル樹脂組成物を成形してなる車両用衝撃吸収部材。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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