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公開番号
2025150791
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051870
出願日
2024-03-27
発明の名称
入出場管理システム、入出場管理方法、及び入出場管理プログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/40 20240101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】利用者が利用対象を利用するための利用チケットの利用履歴を正確に管理することが可能な入出場管理システム、入出場管理方法、及び入出場管理プログラムを提供すること。
【解決手段】入出場処理部114は、利用者が鉄道を利用するための乗車チケットが入場駅で入場処理された場合に入場記録を乗車チケットに対応付け、乗車チケットが出場駅で出場処理された場合に出場記録を乗車チケットに対応付ける。取得処理部115は、入場記録及び出場記録のいずれかの記録情報が登録されなかった場合において、所定駅に予め配置された事後登録用コードC2によって記録情報が乗車チケットに対応付けて事後登録された場合に、事後登録が行われた所定駅を示す事後登録位置を取得する。履歴登録処理部116は、記録情報が事後登録された乗車チケットのチケットIDと、事後登録が行われた所定駅とを対応付けて登録する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者が利用対象を利用するための利用チケットが前記利用対象の入場位置で入場処理された場合に入場記録を前記利用チケットに対応付け、前記利用チケットが前記利用対象の出場位置で出場処理された場合に出場記録を前記利用チケットに対応付ける入出場処理部と、
前記入場記録及び前記出場記録のいずれかの記録情報が登録されなかった場合において、前記利用対象の所定位置に予め配置された事後登録媒体によって前記記録情報が前記利用チケットに対応付けて事後登録された場合に、前記事後登録が行われた前記所定位置を示す事後登録位置を取得する取得処理部と、
前記記録情報が事後登録された前記利用チケットの識別情報と、前記事後登録が行われた前記所定位置を示す前記事後登録位置とを対応付けて登録する登録処理部と、
を備える入出場管理システム。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記利用チケットは、前記利用者の利用者端末に登録され、前記入場位置及び前記出場位置のそれぞれで読取可能な電子チケットであり、
前記取得処理部は、前記利用者端末が前記事後登録媒体を読み取った場合に前記事後登録位置を取得する、
請求項1に記載の入出場管理システム。
【請求項3】
前記利用対象は鉄道であり、
前記入場位置は入場駅であり、前記出場位置は出場駅であり、
前記利用チケットは、出発駅及び到着駅が予め登録され、前記入場処理及び前記出場処理を実行可能な自動改札機が読み取り可能な情報コード乗車券であり、
前記事後登録媒体は、前記出発駅又は前記到着駅と、前記事後登録媒体が配置される所定駅とが予め登録され、前記利用者端末が読み取り可能な情報コードである、
請求項2に記載の入出場管理システム。
【請求項4】
前記情報コードは、前記出発駅に配置され、かつ前記出発駅が予め登録されており、
前記取得処理部は、前記出発駅で前記入場記録が登録されなかった場合において、前記利用者端末が前記情報コードを読み取ることによって前記出発駅の前記入場記録が前記情報コード乗車券に対応付けて事後登録された場合に、前記出発駅の識別情報を取得し、
前記登録処理部は、前記情報コード乗車券の識別情報と、前記入場記録及び前記事後登録位置のそれぞれに対応する前記出発駅の識別情報とを対応付けて登録する、
請求項3に記載の入出場管理システム。
【請求項5】
前記情報コードは、前記到着駅に配置され、かつ前記出発駅が予め登録されており、
前記取得処理部は、前記出発駅で前記入場記録が登録されなかった場合において、前記利用者端末が前記情報コードを読み取ることによって前記出発駅の前記入場記録が前記情報コード乗車券に対応付けて事後登録された場合に、前記出発駅及び前記到着駅のそれぞれの識別情報を取得し、
前記登録処理部は、前記情報コード乗車券の識別情報と、前記入場記録に対応する前記出発駅の識別情報と、前記事後登録位置に対応する前記到着駅の識別情報とを対応付けて登録する、
請求項3に記載の入出場管理システム。
【請求項6】
前記情報コードは、前記到着駅に配置され、かつ前記到着駅が予め登録されており、
前記取得処理部は、前記到着駅で前記出場記録が登録されなかった場合において、前記利用者端末が前記情報コードを読み取ることによって前記到着駅の前記出場記録が前記情報コード乗車券に対応付けて事後登録された場合に、前記到着駅の識別情報を取得し、
前記登録処理部は、前記情報コード乗車券の識別情報と、前記入場記録及び前記事後登録位置のそれぞれに対応する前記到着駅の識別情報とを対応付けて登録する、
請求項3に記載の入出場管理システム。
【請求項7】
前記情報コードは、前記出発駅に配置され、かつ前記到着駅が予め登録されており、
前記取得処理部は、前記到着駅で前記出場記録が登録されなかった場合において、前記利用者端末が前記情報コードを読み取ることによって前記到着駅の前記出場記録が前記情報コード乗車券に対応付けて事後登録された場合に、前記出発駅及び前記到着駅のそれぞれの識別情報を取得し、
前記登録処理部は、前記情報コード乗車券の識別情報と、前記出場記録に対応する前記到着駅の識別情報と、前記事後登録位置に対応する前記出発駅の識別情報とを対応付けて登録する、
請求項3に記載の入出場管理システム。
【請求項8】
前記利用対象は鉄道であり、
前記入場位置は入場駅であり、前記出場位置は出場駅であり、
前記利用チケットは、出発駅及び到着駅が予め登録され、前記入場処理及び前記出場処理を実行可能な自動改札機が読み取り可能な情報コード乗車券であり、
前記事後登録媒体は、前記事後登録媒体が配置される所定駅が予め登録され、前記利用者端末が読み取り可能な情報コードである、
請求項2に記載の入出場管理システム。
【請求項9】
前記情報コードは、前記出発駅に配置され、かつ前記出発駅が予め登録されており、
前記取得処理部は、前記出発駅で前記入場記録が登録されなかった場合において、前記利用者端末が前記情報コードを読み取ることによって前記出発駅の前記入場記録が前記情報コード乗車券に対応付けて事後登録された場合に、前記出発駅の識別情報を取得し、
前記登録処理部は、前記情報コード乗車券の識別情報と、前記事後登録位置に対応する前記出発駅の識別情報とを対応付けて登録する、
請求項8に記載の入出場管理システム。
【請求項10】
前記情報コードは、前記到着駅に配置され、かつ前記出発駅が予め登録されており、
前記取得処理部は、前記出発駅で前記入場記録が登録されなかった場合において、前記利用者端末が前記情報コードを読み取ることによって前記出発駅の前記入場記録が前記情報コード乗車券に対応付けて事後登録された場合に、前記到着駅の識別情報を取得し、
前記登録処理部は、前記情報コード乗車券の識別情報と、前記事後登録位置に対応する前記到着駅の識別情報とを対応付けて登録する、
請求項8に記載の入出場管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の施設で使用可能なチケットを管理する入出場管理システム、入出場管理方法、及び入出場管理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、施設で使用可能なチケット(電子チケット)をユーザー端末において取得するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。前記システムによれば、ユーザーは、所望の場所でチケットを取得及び発券し、発券したチケットを目的の施設で使用することが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-128950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前記チケットを鉄道の乗車券として利用する場合、以下の問題が生じる。例えば、出発駅及び到着駅が決められた乗車チケット(例えば二次元コードの乗車券)を購入した利用者が、出発駅で自動改札機の故障などの原因で自動改札機を通らずに入場した場合、到着駅で出場する際に、到着駅の駅係員が乗車チケットに出発駅の入場記録を事後的に付与する処理を行う。また、前記利用者が、出発駅で自動改札機を通らずに入場した後、その出発駅の駅係員が乗車チケットに出発駅の入場記録を事後的に付与する処理を行う場合もある。
【0005】
これら両ケースとも、前記乗車チケットに事後的に入場記録を付与することによって、前記乗車チケットの利用履歴、例えば入場駅及び出場駅の情報、入場駅の入場記録が事後的に付与(事後登録)されたこと、事後登録の処理日時など、を取得及び管理することが可能になる。しかし、両ケースについて、前記事後登録の処理が出発駅で行われたのか、到着駅で行われたのかを区別することができない。このように、前記乗車チケットの利用履歴を正確に管理することが困難である。
【0006】
なお、上記問題は、鉄道の乗車チケットに限らず、入場処理及び出場処理を要する各種の利用対象(バス、飛行機、施設など)の利用チケットにおいても同様に生じ得る。
【0007】
本発明の目的は、利用者が利用対象を利用するための利用チケットの利用履歴を正確に管理することが可能な入出場管理システム、入出場管理方法、及び入出場管理プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る入出場管理システムは、入出場処理部と取得処理部と登録処理部とを備える。前記入出場処理部は、利用者が利用対象を利用するための利用チケットが前記利用対象の入場位置で入場処理された場合に入場記録を前記利用チケットに対応付け、前記利用チケットが前記利用対象の出場位置で出場処理された場合に出場記録を前記利用チケットに対応付ける。前記取得処理部は、前記入場記録及び前記出場記録のいずれかの記録情報が登録されなかった場合において、前記利用対象の所定位置に予め配置された事後登録媒体によって前記記録情報が前記利用チケットに対応付けて事後登録された場合に、前記事後登録が行われた前記所定位置を示す事後登録位置を取得する。前記登録処理部は、前記記録情報が事後登録された前記利用チケットの識別情報と、前記事後登録が行われた前記所定位置を示す前記事後登録位置とを対応付けて登録する。
【0009】
本発明に係る入出場管理方法は、利用者が利用対象を利用するための利用チケットが前記利用対象の入場位置で入場処理された場合に入場記録を前記利用チケットに対応付け、前記利用チケットが前記利用対象の出場位置で出場処理された場合に出場記録を前記利用チケットに対応付けることと、前記入場記録及び前記出場記録のいずれかの記録情報が登録されなかった場合において、前記利用対象の所定位置に予め配置された事後登録媒体によって前記記録情報が前記利用チケットに対応付けて事後登録された場合に、前記事後登録が行われた前記所定位置を示す事後登録位置を取得することと、前記記録情報が事後登録された前記利用チケットの識別情報と、前記事後登録が行われた前記所定位置を示す前記事後登録位置とを対応付けて登録することと、を一又は複数のプロセッサーが実行する入出場管理方法である。
【0010】
本発明に係る入出場管理プログラムは、利用者が利用対象を利用するための利用チケットが前記利用対象の入場位置で入場処理された場合に入場記録を前記利用チケットに対応付け、前記利用チケットが前記利用対象の出場位置で出場処理された場合に出場記録を前記利用チケットに対応付けることと、前記入場記録及び前記出場記録のいずれかの記録情報が登録されなかった場合において、前記利用対象の所定位置に予め配置された事後登録媒体によって前記記録情報が前記利用チケットに対応付けて事後登録された場合に、前記事後登録が行われた前記所定位置を示す事後登録位置を取得することと、前記記録情報が事後登録された前記利用チケットの識別情報と、前記事後登録が行われた前記所定位置を示す前記事後登録位置とを対応付けて登録することと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるための入出場管理プログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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