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公開番号2025149966
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2025063784
出願日2025-04-08
発明の名称端末、無線通信方法及び基地局
出願人株式会社NTTドコモ
代理人インフォート弁理士法人
主分類H04W 16/28 20090101AFI20251001BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ビーム/TCI状態が更新される場合であっても通信品質の劣化を抑制すること。
【解決手段】本開示の一態様による端末は、スケジューリングリクエストの送信条件に関する情報と、transmission configuration indication(TCI)状態を指示する情報と、を受信する受信部と、前記TCI状態を指示する情報に基づいて上りリンクに適用するTCI状態を更新する場合、前記送信条件に関する情報と、時間領域オフセットと周波数領域オフセット又は前記時間領域オフセットと直交カバーコード(Orthogonal Cover Code(OCC)オフセットと、に基づいてスケジューリングリクエストの送信を制御する制御部と、を有する端末。
【選択図】図7


特許請求の範囲【請求項1】
スケジューリングリクエストの送信条件に関する情報と、transmission configuration indication(TCI)状態を指示する情報と、を受信する受信部と、
前記TCI状態を指示する情報に基づいて上りリンクに適用するTCI状態を更新する場合、前記送信条件に関する情報と、時間領域オフセットと周波数領域オフセット又は前記時間領域オフセットと直交カバーコード(Orthogonal Cover Code(OCC)オフセットと、に基づいてスケジューリングリクエストの送信を制御する制御部と、を有する端末。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記時間領域オフセット、前記周波数領域オフセット、及び前記直交カバーコードオフセットの少なくとも一つは、TCI状態に関連付けられて設定される請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記時間領域オフセット、前記周波数領域オフセット、及び前記直交カバーコードオフセットの少なくとも一つは、前記TCI状態に関する上位レイヤパラメータに含まれる請求項1に記載の端末。
【請求項4】
前記スケジューリングリクエストに適用されるTCI状態に対して前記時間領域オフセット、前記周波数領域オフセット及び前記直交カバーコードオフセットが設定されない場合、前記制御部は、前記送信条件に関する情報に基づいて前記スケジューリングリクエストの送信を制御する請求項1に記載の端末。
【請求項5】
スケジューリングリクエストの送信条件に関する情報と、transmission configuration indication(TCI)状態を指示する情報と、を受信するステップと、
前記TCI状態を指示する情報に基づいて上りリンクに適用するTCI状態を更新する場合、前記送信条件に関する情報と、時間領域オフセットと周波数領域オフセット又は前記時間領域オフセットと直交カバーコード(Orthogonal Cover Code(OCC)オフセットと、に基づいてスケジューリングリクエストの送信を制御するステップと、を有する端末の無線通信方法。
【請求項6】
スケジューリングリクエストの送信条件に関する情報と、transmission configuration indication(TCI)状態を指示する情報と、を送信する送信部と、
前記TCI状態を指示する情報に基づいて上りリンクに適用するTCI状態を更新する場合、前記送信条件に関する情報と、時間領域オフセットと周波数領域オフセット又は前記時間領域オフセットと直交カバーコード(Orthogonal Cover Code(OCC)オフセットと、に基づいてスケジューリングリクエストの受信を制御する制御部と、を有する基地局。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、次世代移動通信システムにおける端末、無線通信方法及び基地局に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてLong Term Evolution(LTE)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTE(Third Generation Partnership Project(3GPP(登録商標)) Release(Rel.)8、9)の更なる大容量、高度化などを目的として、LTE-Advanced(3GPP Rel.10-14)が仕様化された。
【0003】
LTEの後継システム(例えば、5th generation mobile communication system(5G)、5G+(plus)、6th generation mobile communication system(6G)、New Radio(NR)、3GPP Rel.15以降などともいう)も検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS 36.300 V8.12.0 “Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 8)”、2010年4月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
将来の無線通信システム(例えば、NR)において、ユーザ端末(端末、user terminal、User Equipment(UE))は、疑似コロケーション(Quasi-Co-Location(QCL))に関する情報(QCL想定/Transmission Configuration Indication(TCI)状態/空間関係)に基づいて、送受信処理を制御することが検討されている。
【0006】
例えば、Rel.17以降において、複数種類の信号(チャネル/参照信号)に適用可能なTCI状態(統一TCI状態)が利用される。当該統一TCI状態は、UE毎に動的に更新されることも想定される。
【0007】
しかしながら、ビーム/TCI状態の動的な更新がサポートされる場合について検討が明確でないケースがある。この検討が十分でなければ、通信が適切に行われず、通信品質が劣化するおそれがある。
【0008】
そこで、本開示は、ビーム/TCI状態が更新される場合であっても通信品質の劣化を抑制することができる端末、無線通信方法及び基地局を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る端末はスケジューリングリクエストの送信条件に関する情報と、transmission configuration indication(TCI)状態を指示する情報と、を受信する受信部と、前記TCI状態を指示する情報に基づいて上りリンクに適用するTCI状態を更新する場合、前記送信条件に関する情報と、時間領域オフセットと周波数領域オフセット又は前記時間領域オフセットと直交カバーコード(Orthogonal Cover Code(OCC)オフセットと、に基づいてスケジューリングリクエストの送信を制御する制御部と、を有する端末。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、ビーム/TCI状態が更新される場合であっても通信品質の劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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