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公開番号
2025147845
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024048304
出願日
2024-03-25
発明の名称
編地及び繊維製品
出願人
グンゼ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D04B
1/18 20060101AFI20250930BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約
【課題】洗濯品位、生地伸び及びフィット感の各々が比較的良好な編地及び繊維製品を提供する。
【解決手段】編地は、セルロース系繊維と弾性糸とを含んで編成される。弾性糸の繊度は、20dtex以上、45dtex以下である。セルロース系繊維の混率は、75%以上、92%以下である。弾性糸の混率は、8%以上、25%以下である。ウェール方向における度目とセルロース系繊維のループ長との積は、5.1cm/0.5インチ以下である。ウェール方向における度目と弾性糸のループ長との積は、2.8cm/0.5インチ以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
セルロース系繊維と弾性糸とを含んで編成され、
前記弾性糸の繊度が、20dtex以上、45dtex以下であり、
前記セルロース系繊維の混率が、75%以上、92%以下であり、
前記弾性糸の混率が、8%以上、25%以下であり、
ウェール方向における度目と前記セルロース系繊維のループ長との積が、5.1cm/0.5インチ以下であり、
ウェール方向における度目と前記弾性糸のループ長との積が、2.8cm/0.5インチ以下である、編地。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記セルロース系繊維が、綿糸又はレーヨン糸であり、
前記弾性糸が、ポリウレタン糸である、請求項1に記載の編地。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の編地によって構成される、繊維製品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、編地及び繊維製品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許第7226703号公報(特許文献1)は、編地を開示する。この編地は、セルロース系繊維と弾性糸とを含んで編成されている。この編地においては、弾性糸がセルロース系繊維に融着している。これにより、この編地には、ほつれ止め機能が付与されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7226703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されているような編地においては、弾性糸がセルロース系繊維に融着しており、弾性糸とセルロース系繊維との位置関係がある程度固定されているため、編地がセルロース系繊維のみで編成されている場合と比較して、洗濯を経た後の編地の収縮が抑制される。しかしながら、このような編地においては、条件次第で、生地伸び及びフィット感の少なくとも一方がユーザの要求を満たさない可能性があった。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、洗濯品位、生地伸び及びフィット感の各々が比較的良好な編地及び繊維製品を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある局面に従う編地は、セルロース系繊維と弾性糸とを含んで編成される。弾性糸の繊度は、20dtex以上、45dtex以下である。セルロース系繊維の混率は、75%以上、92%以下である。弾性糸の混率は、8%以上、25%以下である。ウェール方向における度目とセルロース系繊維のループ長との積は、5.1cm/0.5インチ以下である。ウェール方向における度目と弾性糸のループ長との積は、2.8cm/0.5インチ以下である。
【0007】
これらの条件が満たされる場合に、編地において、洗濯品位、生地伸び及びフィット感の各々が比較的良好になることを本発明者(ら)は見出した。本発明に従う編地によれば、これらの条件が満たされるため、洗濯品位、生地伸び及びフィット感の各々を比較的良好にすることができる。
【0008】
上記編地においては、セルロース系繊維が綿糸又はレーヨン糸であってもよく、弾性糸がポリウレタン糸であってもよい。
【0009】
本発明の他の局面に従う繊維製品は、上記編地によって構成される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、洗濯品位、生地伸び及びフィット感の各々が比較的良好な編地及び繊維製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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