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公開番号2025147201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-06
出願番号2025131830,2023076904
出願日2025-08-06,2014-09-30
発明の名称撮像ユニットおよび撮像装置
出願人株式会社ニコン
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類H04N 25/77 20230101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約【課題】参照レベルとアナログ画像信号の信号レベルとを比較する差動コンパレータを有する撮像部において、光電変換部を高密度に設ける。
【解決手段】複数の光電変換部を含む画素部を有する撮像部と、撮像部から出力されるデジタル信号を処理する信号処理部と、撮像部に配置され、参照レベルと画素部において光電変換された電荷量に応じて生成される出力信号の信号レベルとを比較してデジタル信号を出力する差動コンパレータとを備える撮像ユニットを提供する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光を電荷に変換する第1光電変換部と、
光を電荷に変換する光電変換部であって行方向において前記第1光電変換部と並んで配置される第2光電変換部と、
前記第1光電変換部で変換された電荷を転送する第1転送トランジスタと、
前記第2光電変換部で変換された電荷を転送する第2転送トランジスタと、
前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく第1信号をデジタル信号に変換するための回路であって、前記第1転送トランジスタと電気的に接続される第1ゲートを有する第1トランジスタと、前記第1信号の信号値と比較するために用いられる信号が入力される第2ゲートを有する第2トランジスタとを含む比較部と
を備え、
前記第1ゲートと前記第2ゲートとは、前記行方向において前記第1転送トランジスタのゲートと前記第2転送トランジスタのゲートとの間に配置される、
撮像ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像ユニットおよび撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【0002】
従来、デジタルピクセルセンサチップ(Digital Pixel Sensor Chip)において、フォトダイオードを含むセンサ部、センサ部からの出力信号とランプ電圧とを比較する比較部、および、比較部からの出力を記録するメモリ部が設けられていた(例えば、非特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[非特許文献1] IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, VOL. 36, NO. 12, DECEMBER 2001,A 10000 Frames/s CMOS Digital Pixel Sensor,Stuart Kleinfelder,SukHwan Lim,Xinqiao Liu,and Abbas El Gamal,Fellow,IEEE
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述のデジタルピクセルセンサチップにおいては、各画素は、センサ部の他に、比較部とメモリ部とを有する。それゆえ、1つの画素は多数のトランジスタにより構成される。よって、デジタルピクセルセンサチップにおいて、画素を高密度に設けることは困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、複数の光電変換部を含む画素部を有する撮像部と、撮像部から出力されるデジタル信号を処理する信号処理部と、撮像部に配置され、参照レベルと、画素部において光電変換された電荷量に応じて生成される出力信号の信号レベルとを比較してデジタル信号を出力する差動コンパレータと、を備える撮像ユニットを提供する。
【0005】
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
一眼レフカメラ400の断面図である。
撮像ユニット200の構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態における、撮像ユニット200の画素部11および信号処理回路22の回路模式図である。
撮像ユニット200の動作を説明するタイムチャート図である。
画素部11の素子レイアウトを示す図である。
画素部11における、光電変換部31および光電変換部33とマイクロレンズ50との位置関係を示す図である。
画素部11における、光電変換部31および光電変換部33とマイクロレンズ50との位置関係の変形例を示す図である。
第2の実施形態における、撮像ユニット300の画素部12および信号処理回路22の回路模式図である。
第2の実施形態における、撮像ユニット300の動作を説明するタイムチャート図である。
第3の実施形態における、撮像ユニット310の画素部13および信号処理回路22の回路模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0008】
図1は、一眼レフカメラ400の断面図である。撮像装置の一例としての一眼レフカメラ400は、撮像ユニット200、レンズユニット500およびカメラボディ600を備える。カメラボディ600には、レンズユニット500が装着される。レンズユニット500は、その鏡筒内に、光軸410に沿って配列された光学系を備え、入射する被写体光束をカメラボディ600の撮像ユニット200へ導く。
【0009】
本例においては、撮像装置として一眼レフカメラ400を例に説明するが、カメラボディ600を撮像装置と捉えてもよい。また、撮像装置は、ミラーユニットを備えるレンズ交換式カメラに限らず、ミラーユニットを持たないレンズ交換式カメラ、ミラーユニットの有無に関わらずレンズ一体式カメラであってもよい。また、本例において光軸410に沿って被写体光束が進む方向を第3方向とする。第3方向に対して垂直であって、かつ、互いに垂直な方向を、第1方向および第2方向とする。
【0010】
カメラボディ600には、レンズマウント550が結合される。カメラボディ600は、ボディマウント660よりも第3方向の側にミラー672を備える。ミラー672は、レンズユニット500から第3方向に入射する被写体光束に対して傾けて設けられる斜設位置と、被写体光束から退避する退避位置との間で回転可能であるように軸に固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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