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公開番号2025147016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2025129601,2024165074
出願日2025-08-01,2022-12-02
発明の名称カメラ連動照明制御システム
出願人株式会社遠藤照明
代理人
主分類H05B 47/11 20200101AFI20250926BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】対象物に応じて照明装置を取り換えることなく、照明光を対象物に適した色度とすること。
【解決手段】カメラ110、カメラ・照明制御装置130及び対象物照明装置160を備えたカメラ連動照明制御システム100であって、カメラ110によって撮影された画像より、各画素のR値、G値、B値に基づき、それらの平均値であるRave、Gave、Bave、標準偏差値であるRsd、Gsd、Bsdを算出し、対象物照明装置160は、これらの値に応じた相関色温度CCTの照明光を照射する。
【選択図】図12

特許請求の範囲【請求項1】
カメラ、画像認識機能を備える装置、照明制御装置及び対象物照明装置を備えたカメラ連動照明制御システムであって、
前記カメラによって対象物を撮影し、
前記画像認識機能を備える装置は、前記カメラによって撮影された原画像又は前記原画像から前記対象物の領域を切り出した対象領域画像より、前記原画像又は前記対象領域画像における各画素の赤色の値であるR値、各画素の緑色の値であるG値、各画素の青色の値であるB値に基づき、前記R値の平均値、前記G値の平均値、前記B値の平均値、前記R値の標準偏差値、前記G値の標準偏差値及び前記B値の標準偏差値を算出し、
前記照明制御装置は、前記R値の平均値、前記G値の平均値、前記B値の平均値、前記R値の標準偏差値、前記G値の標準偏差値及び前記B値の標準偏差値に応じた相関色温度を設定し、
前記対象物照明装置は、前記相関色温度の照明光を前記対象物に照射する、
カメラ連動照明制御システム。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記相関色温度は、前記R値の平均値、前記G値の平均値、前記B値の平均値、前記R値の標準偏差値、前記G値の標準偏差値、前記B値の標準偏差値にそれぞれ係数を掛けて足し合わせた値に応じた値である、
請求項1記載のカメラ連動照明制御システム。
【請求項3】
カメラ、画像認識機能を備える装置、照明制御装置及び対象物照明装置を備えたカメラ連動照明制御システムであって、
前記カメラによって対象物を撮影し、
前記画像認識機能を備える装置は、前記カメラによって撮影された原画像又は前記原画像から前記対象物の領域を切り出した対象領域画像より、前記原画像又は前記対象領域画像における各画素の赤色の値であるR値、各画素の緑色の値であるG値、各画素の青色の値であるB値に基づき、前記R値、前記G値及び前記B値の平均値を算出し、
前記照明制御装置は、前記R値の平均値、前記G値の平均値及び前記B値の平均値にそれぞれ係数を掛けた値に応じた相関色温度を設定し、
前記R値の平均値に掛ける前記係数はマイナスの値、前記G値の平均値に掛ける前記係数はプラスの値であり、
前記対象物照明装置は、前記相関色温度の照明光を前記対象物に照射する、
カメラ連動照明制御システム。
【請求項4】
前記B値の平均値に掛ける前記係数はマイナスの値である、
請求項3記載のカメラ連動照明制御システム。
【請求項5】
前記照明制御装置は、前記相関色温度に連動して色偏差を変化させ、
前記対象物照明装置は、前記相関色温度及び前記色偏差の照明光を前記対象物に照射する、
請求項1又は3記載のカメラ連動照明制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラと照明装置を備えたカメラ連動照明制御システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
照明装置とカメラを連動させて、カメラで撮像した画像情報に基づいて照明装置の制御を行うシステムが提案されている。特許文献1には、カメラ及び画像処理部を人位置検知手段として用い、人の位置に対応する照明装置を点灯するように照明制御を行うシステムが提案されている。
【0003】
特許文献2には、肉類を鮮やかに見せる照明装置が記載されている。
【0004】
特許文献3には、照明対象物である料理の種類に対応づけられた発光態様データに基づいて発光部が駆動される照明システムが記載されている。
【0005】
特許文献4には、青色光と赤色光と緑色光とのスペクトル成分が所定の比率で混合された暖色系の第1の光源と、青色光と赤色光と緑色光とのスペクトル成分が第1の光源とは異なる比率で混合された高色温度の第2の光源と、青色光のスペクトル成分のみを有する第3の光源を用いて、食材ごとに最適な光を照射することができる照明装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-007123号公報
特開2013-127855号公報
特開2013-077387号公報
特許5507148号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
例えばスーパーマーケットでは、展示されている商品に最も適した照明を行うことが望ましく、商品の種類に応じて照明光の色を最適化した照明装置は市販されている。しかし、例えば果物売り場では、春の果物の販売を中止して夏の果物を並べたり、売れ行きに応じて展示される場所を広げる必要がある。その際に、照明装置も取り換える必要があるという課題があった。
【0008】
そこで、本発明は、対象物に応じて照明装置を取り換えることなく、照明光を対象物に適した色度とすることができる、カメラ連動照明制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、カメラ、画像認識機能を備える装置、照明制御装置及び対象物照明装置を備えたカメラ連動照明制御システムであって、
前記カメラによって対象物を撮影し、
前記画像認識機能を備える装置は、前記カメラによって撮影された原画像又は前記原画像から前記対象物の領域を切り出した対象領域画像より、前記原画像又は前記対象領域画像における各画素の赤色の値であるR値、各画素の緑色の値であるG値、各画素の青色の値であるB値に基づき、前記R値の平均値、前記G値の平均値、前記B値の平均値、前記R値の標準偏差値、前記G値の標準偏差値及び前記B値の標準偏差値を算出し、
前記照明制御装置は、前記R値の平均値、前記G値の平均値、前記B値の平均値、前記R値の標準偏差値、前記G値の標準偏差値及び前記B値の標準偏差値に応じた相関色温度を設定し、
前記対象物照明装置は、前記相関色温度の照明光を前記対象物に照射する、
カメラ連動照明制御システムである。
【0010】
本発明において、前記相関色温度は、前記R値の平均値、前記G値の平均値、前記B値の平均値、前記R値の標準偏差値、前記G値の標準偏差値、前記B値の標準偏差値にそれぞれ係数を掛けて足し合わせた値に応じた値であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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