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公開番号2025146985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2025127468,2021108011
出願日2025-07-30,2021-06-29
発明の名称超音波診断装置、出力方法、及びプログラム
出願人国立大学法人 岡山大学,キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類A61B 8/14 20060101AFI20250926BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】疾患の見落としを低減することである。
【解決手段】実施形態に係る超音波診断装置は、推定部と、判定部と、出力制御部とを備える。推定部は、超音波画像データを用いて計測された計測値に基づいて、健康状態を推定する。判定部は、推定された前記健康状態に基づいて、前記健康状態の診断に用いられる追加検査を判定する。出力制御部は、前記健康状態及び前記追加検査を表す情報を出力する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
超音波画像データを用いて計測された計測値に基づいて、健康状態を推定する推定部と、
推定された前記健康状態に基づいて、前記健康状態の診断に用いられる追加検査を判定する判定部と、
前記健康状態及び前記追加検査を表す情報を出力する出力制御部と、
を備える、超音波診断装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記判定部は、更に、前記超音波画像データを撮像した現在の撮像モードに基づいて、前記追加検査を判定する、
請求項1に記載の超音波診断装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記追加検査の候補が複数存在する場合に、当該複数の追加検査の候補それぞれの優先度を判定し、
前記出力制御部は、前記複数の追加検査の候補それぞれの優先度と、前記複数の追加検査とを表す情報を出力する、
請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記複数の追加検査の候補それぞれの優先度を、現在の撮像モードと同一の撮像モードで実施される追加検査であるか否かに基づいて判定する、
請求項3に記載の超音波診断装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記複数の追加検査の候補それぞれの優先度を、Bモードで実施される追加検査であるか否かに基づいて判定する、
請求項3又は4に記載の超音波診断装置。
【請求項6】
前記追加検査の撮像モードと現在の撮像モードとが異なる場合に、撮像モードを切り替える切替部を更に備える、
請求項1~5のいずれか一つに記載の超音波診断装置。
【請求項7】
前記推定部は、更に、前記超音波画像データとは異なる非画像情報に基づいて、前記健康状態を推定する、
請求項1~6のいずれか一つに記載の超音波診断装置。
【請求項8】
超音波画像データを用いて計測された計測値に基づいて、健康状態を推定し、
推定された前記健康状態に基づいて、前記健康状態の診断に用いられる追加検査を判定し、
前記健康状態及び前記追加検査を表す情報を出力する
ことを含む、出力方法。
【請求項9】
超音波画像データを用いて計測された計測値に基づいて、健康状態を推定し、
推定された前記健康状態に基づいて、前記健康状態の診断に用いられる追加検査を判定し、
前記健康状態及び前記追加検査を表す情報を出力する
各処理をコンピュータに実行させる、出力プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、超音波診断装置、出力方法、及び出力プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
超音波診断装置は、圧電振動子から発生する超音波を生体内に照射し、生体内で反射した超音波を受信することで、生体内の状態を画像化(撮像)する装置である。超音波診断装置による撮像はリアルタイム性、非侵襲性を備えるため、様々な疾患の検査において広く利用されている。
【0003】
超音波診断装置では、撮像方式が異なる複数の撮像モード(「スキャンモード」、「撮影モード」等とも呼ばれる)が利用されている。撮像モードとしては、Bモード画像データを撮像するBモード、Mモード画像データを撮像するMモード、カラードプラ画像データを撮像するカラードプラモード、パルス波(Pulse Wave:PW)ドプラ法によりドプラ波形データを撮像するPWドプラモード、連続波(Continuous Wave:CW)ドプラ法によりドプラ波形データを撮像するCWドプラモード、及びエラストグラフィにより生体組織の硬さを表す硬さ画像を撮像するエラストモード等、様々な撮像モードが存在する。これらの撮像モードは、検査目的に応じて使い分けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-000517号公報
特開2001-061836号公報
特開2015-116331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、疾患の見落としを低減することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る超音波診断装置は、推定部と、判定部と、出力制御部とを備える。推定部は、超音波画像データを用いて計測された計測値に基づいて、健康状態を推定する。判定部は、推定された前記健康状態に基づいて、前記健康状態の診断に用いられる追加検査を判定する。出力制御部は、前記健康状態及び前記追加検査を表す情報を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る超音波診断装置の構成例を示す図である。
図2は、実施形態に係る超音波診断装置における処理手順を示すフローチャートである。
図3は、実施形態に係る超音波画像データの表示例を示す図である。
図4は、実施形態に係る推定機能の処理を説明するための図である。
図5は、実施形態に係る判定機能の処理を説明するための図である。
図6は、実施形態に係る表示画面の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る追加検査後の表示画面の一例を示す図である。
図8は、実施形態の適用例に係る超音波診断装置における処理手順を示すフローチャートである。
図9は、実施形態の適用例に係る超音波診断装置における処理手順を示すフローチャートである。
図10は、実施形態の適用例に係る超音波診断装置における処理手順を示すフローチャートである。
図11は、実施形態の適用例に係る入力画面の一例を示す図である。
図12は、実施形態の適用例に係る入力画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、実施形態に係る超音波診断装置、出力方法、及び出力プログラムを説明する。なお、実施形態は、以下の実施形態に限られるものではない。また、一つの実施形態に記載した内容は、原則として他の実施形態にも同様に適用可能である。
【0009】
(実施形態)
図1を用いて、実施形態に係る超音波診断装置1の構成例を説明する。図1は、実施形態に係る超音波診断装置1の構成例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る超音波診断装置1は、装置本体100と、超音波プローブ101と、入力インタフェース102と、ディスプレイ103とを有する。超音波プローブ101、入力インタフェース102、及びディスプレイ103は、装置本体100に接続される。なお、被検体Pは、超音波診断装置1の構成に含まれない。
【0010】
超音波プローブ101は、複数の振動子(例えば、圧電振動子)を有し、これら複数の振動子は、後述する装置本体100が有する送受信回路110から供給される駆動信号に基づき超音波を発生する。また、超音波プローブ101が有する複数の振動子は、被検体Pからの反射波を受信して電気信号に変換する。また、超音波プローブ101は、振動子に設けられる整合層と、振動子から後方への超音波の伝播を防止するバッキング材等を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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