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公開番号2025145549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045775
出願日2024-03-21
発明の名称搬送装置および熱処理装置
出願人ノリタケ株式会社
代理人個人,個人
主分類B65G 13/04 20060101AFI20250926BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ストッパおよび被搬送物の損傷を低減する。
【解決手段】搬送装置30は、複数の搬送ローラ40と、ストッパ50とを備えている。複数の搬送ローラ40は、搬送経路に沿って並べられている。ストッパ50は、複数の搬送ローラ40のうち、予め定められた位置の隣り合う搬送ローラ40a,40bの間から昇降する。ストッパ50は、軸51と、ローラ52と、昇降装置53とを備えている。軸51は、搬送ローラ40の軸方向に沿って延びている。ローラ52は、円筒状であり、軸51が挿通されている。昇降装置53は、軸51を昇降させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
搬送経路に沿って並べられた複数の搬送ローラと、
前記複数の搬送ローラのうち予め定められた位置の隣り合う搬送ローラの間から昇降するストッパと
を備え、
前記ストッパは、
前記搬送ローラの軸方向に沿って延びた軸と、
前記軸が挿通された円筒状のローラと、
前記軸を昇降させる昇降装置と
を備える、
搬送装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記ローラは、前記軸方向に沿って複数設けられている、請求項1に記載された搬送装置。
【請求項3】
前記ストッパは、前記ローラを前記軸方向の両端部から付勢するコイルばねをさらに備える、請求項1または2に記載された搬送装置。
【請求項4】
前記ストッパは、前記昇降装置に接続され、かつ、前記軸を支持する支持フレームをさらに備え、
前記支持フレームは、前記軸方向に沿って対向する一対の支持部を有し、
前記軸は、前記一対の支持部に架け渡されている、請求項1または2に記載された搬送装置。
【請求項5】
前記軸の両端部は、前記支持部を貫通しており、
前記軸の両端部のうち少なくともいずれか一方の端部には、前記ローラと同径の端部ローラが設けられている、請求項4に記載された搬送装置。
【請求項6】
前記ローラは、セラミック製である、請求項1または2に記載された搬送装置。
【請求項7】
被搬送物に収容された被処理物を加熱する加熱装置と、
前記加熱装置の搬出口に接続された搬送装置と
を備え、
前記搬送装置は、請求項1または2に記載された搬送装置である、
熱処理装置。
【請求項8】
前記加熱装置は、ローラハースキルンである、請求項7に記載された熱処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送装置および熱処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特開2022-151151号公報には、搬送ローラ上に置かれた複数の被搬送物を少なくとも3列の縦列状態でそれぞれ搬送するローラ式搬送装置が開示されている。同公報に開示されているローラ式搬送装置には、被搬送物をストッパに突き当てた後に幅寄せし、搬送方向に直交する方向に整列させる被搬送物整列装置が設けられている。かかるローラ式搬送装置では、搬送されてきた被搬送物を、例えば、置換室への収容に先立って搬送方向に直交する方向に整列させることができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-151151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
搬送されてきた被搬送物を停止させるストッパと、被搬送物とが接触することにより、ストッパおよび被搬送物が損傷する懸念がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ここで開示される搬送装置は、複数の搬送ローラと、ストッパとを備えている。複数の搬送ローラは、搬送経路に沿って並べられている。ストッパは、複数の搬送ローラのうち予め定められた位置の隣り合う搬送ローラの間から昇降する。ストッパは、軸と、ローラと、昇降装置とを備えている。軸は、搬送ローラの軸方向に沿って延びている。ローラは、円筒状であり、軸が挿通されている。昇降装置は、軸を昇降させる。かかる搬送装置では、ストッパおよび被搬送物の損傷が低減される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、熱処理装置10を示す模式図である。
図2は、搬送装置30の模式図である。
図3は、ストッパ50の模式図である。
図4は、幅寄せ装置60の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示における実施形態の1つについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚み等)は実際の寸法関係を反映するものではない。上、下、左、右、前、後の向きは、図中、U、D、L、R、F、Rrの矢印でそれぞれ表されている。ここで、上、下、左、右、前、後の向きは、説明の便宜上、定められているに過ぎず、特に言及されない限りにおいて本願発明を限定しない。
【0008】
図1は、熱処理装置10を示す模式図である。図中、被搬送物Aが搬送される方向は、矢印で示されている。図2は、搬送装置30の模式図である。図2では、上方から見た搬送装置30の平面図が模式的に示されている。図2では、ストッパ50によって整列する被搬送物Aの位置は、二点鎖線で示されている。図3は、ストッパ50の模式図である。図3では、前方から後方に向かって見たストッパ50が示されている。図3では、上昇している状態のストッパ50が示されており、下降している状態のストッパ50の位置は、二点鎖線で示されている。図3では、搬送ローラ40の図示は省略されている。図4は、幅寄せ装置60の模式図である。図4では、前方から後方に向かって見た幅寄せ装置60が示されている。図4では、幅寄せ時の当て板67および被搬送物Aが示されており、幅寄せ前の当て板67および被搬送物Aは、二点鎖線で示されている。また、図4では、被搬送物Aが持ち上げられる前の支持ローラ64は、二点鎖線で示されている。
【0009】
〈熱処理装置10〉
熱処理装置10は、図1に示されているように、加熱装置20と、搬送装置30と、置換室70とを備えている。熱処理装置10は、加熱容器Aに被処理物を収容した状態で搬送しつつ熱処理するための装置である。被処理物が収容された加熱容器Aは、適宜に被搬送物Aとも称される。
【0010】
この実施形態では、加熱容器Aは、匣鉢またはサヤとも称される箱型の容器が用いられている。加熱容器Aは、上部が開口している。加熱容器Aは、底板と、底板から上方に延びる側板とを有している。加熱容器Aの側板の上部には、窪みが形成されている。これによって、加熱容器Aが重ねられた場合にも、下方の加熱容器Aの内部は、熱処理装置10内の雰囲気にさらされる。
(【0011】以降は省略されています)

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