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公開番号2025142834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2024042418
出願日2024-03-18
発明の名称蓄電装置及び当該蓄電装置の車両搭載構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 50/289 20210101AFI20250924BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】蓄電装置の内部のメンテナンス性の向上に寄与する蓄電装置を実現する。
【解決手段】本開示に係る蓄電装置(1)は、複数の電池セル(11)を含む電池モジュール(2)と、電池モジュール(2)の少なくとも一部を収容するケース(3)と、電池モジュール(2)とケース(3)との間に位置する装置構成部材と、装置構成部材と電池モジュール(2)とを接着する接着部材と、を備える蓄電装置であって、蓄電装置(1)の内部に配置される第1の部分と、蓄電装置(1)の外部に配置される第2の部分と、を含む線材(7)を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電池セルを含む電池モジュールと、
前記電池モジュールの少なくとも一部を収容するケースと、
前記電池モジュールと前記ケースとの間に位置する装置構成部材と、
前記装置構成部材と前記電池モジュールとを接着する接着部材と、
を備える蓄電装置であって、
前記蓄電装置の内部に配置される第1の部分と、前記蓄電装置の外部に配置される第2の部分と、を含む線材を有する、蓄電装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記線材は、絶縁性を有する、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記線材の第1の部分は、前記電池モジュールと前記装置構成部材とが対向する方向から見て、前記電池モジュールと重なる位置に配置されている部分を含む、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記線材の第1の部分は、前記電池モジュールと前記装置構成部材とが対向する方向から見て、前記電池モジュールと重なる位置に固定されている部分を含む、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記線材の第1部分は、前記接着部材と接触する部分を含む、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記線材の第1の部分は、前記電池モジュールと前記装置構成部材とが対向する方向から見て、湾曲する、請求項1から5のいずれか1項に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記線材は、前記接着部材の内部に配置されている、請求項6に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記装置構成部材は、面圧分散部材であって、
前記接着部材は、前記面圧分散部材と前記ケースとを接合する第1の接着部材と、前記面圧分散部材と前記電池モジュールとを接合する第2の接着部材と、を備え、
前記線材は、前記第1の接着部材の内部に配置されている、請求項7に記載の蓄電装置。
【請求項9】
隣接する前記電池セルの間に配置され、前記面圧分散部材から荷重が伝達される荷重受け部材を備える、請求項8に記載の蓄電装置。
【請求項10】
前記面圧分散部材は、隣接する前記電池セルの間に配置されるように突出し、前記荷重受け部材を押圧するリブを備える、請求項9に記載の蓄電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置及び当該蓄電装置の車両搭載構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1の蓄電装置は、左右のロッカとフロントクロスメンバとリアクロスメンバとフロアパンと底部とでケースを形成し、ケースの内部がセンタトンネルと中間クロスメンバとで仕切られた小空間に電池モジュールが収容された構成である。このとき、特許文献1の蓄電装置は、フロアパンが車両のフロアパネルを兼ねた構成である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-202946号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、特許文献1に記載のような蓄電装置において、上方からの電池セルへの入力を分散するために当該電池セルとアッパーケースとの間に面圧分散部材を配置し、接着部材によって固定した場合、蓄電装置の内部のメンテナンス性が悪くなる。
【0005】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、蓄電装置の内部のメンテナンス性の向上に寄与する蓄電装置及び当該蓄電装置の車両搭載構造を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る蓄電装置は、
複数の電池セルを含む電池モジュールと、
前記電池モジュールの少なくとも一部を収容するケースと、
前記電池モジュールと前記ケースとの間に位置する装置構成部材と、
前記装置構成部材と前記電池モジュールとを接着する接着部材と、
を備える蓄電装置であって、
前記蓄電装置の内部に配置される第1の部分と、前記蓄電装置の外部に配置される第2の部分と、を含む線材を有する。
【0007】
上述の蓄電装置において、前記線材は、絶縁性を有することが好ましい。
【0008】
上述の蓄電装置において、前記線材の第1の部分は、前記電池モジュールと前記装置構成部材とが対向する方向から見て、前記電池モジュールと重なる位置に配置されている部分を含むことが好ましい。
【0009】
上述の蓄電装置において、前記線材の第1の部分は、前記電池モジュールと前記装置構成部材とが対向する方向から見て、前記電池モジュールと重なる位置に固定されている部分を含むことが好ましい。
【0010】
上述の蓄電装置において、前記線材の第1部分は、前記接着部材と接触する部分を含むことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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