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公開番号
2025137816
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-22
出願番号
2024034684
出願日
2024-03-07
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社三共
代理人
主分類
A63F
5/04 20060101AFI20250911BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】遊技制御マイクロコンピュータ及び価値制御マイクロコンピュータによるタイマ割込みのための設定に関して改良を施した遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】遊技の制御を行う主制御部161と、遊技者所有のクレジットの制御を行うメダル数制御部171と、を備え、主制御部161及びメダル数制御部171を構成するマイクロコンピュータは、それぞれ、第1タイマ回路TM1のタイムアップによる第1タイマ割込、第2タイマ回路TM2のタイムアップによる第2タイマ割込等により、割込を発生させることが可能な同一仕様のマイクロコンピュータであり、主制御部161を構成するマイクロコンピュータと、メダル数制御部171を構成するマイクロコンピュータと、はそれぞれ同じタイマ回路のタイムアップによりタイマ割込を発生させるように設定が共通化されている。
【選択図】図46
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技が可能な遊技機であって、
遊技の制御を行う遊技制御マイクロコンピュータと、
遊技者所有の遊技用価値の制御を行う価値制御マイクロコンピュータと、
を備え、
前記遊技制御マイクロコンピュータ及び前記価値制御マイクロコンピュータは、いずれも、供給されるクロック信号を間引いて計数可能な第1計数手段と、供給されるクロック信号を間引いて計数可能な第2計数手段と、前記第1計数手段の計数値が第1計数値設定アドレスの設定値に基づく所定数に達したとき、または前記第2計数手段の計数値が第2計数値設定アドレスの設定値に基づく所定数に達したときに割込を発生可能な割込手段と、を有する同一仕様のマイクロコンピュータであり、
前記遊技制御マイクロコンピュータは、前記第1計数値設定アドレスに値を設定し、前記第1計数手段を用いて前記割込手段により割込を発生させることが可能であり、
前記価値制御マイクロコンピュータは、前記第1計数値設定アドレスに値を設定し、前記第1計数手段を用いて前記割込手段により割込を発生させることが可能であり、
前記遊技制御マイクロコンピュータと前記価値制御マイクロコンピュータとで供給されるクロック信号の周波数は同一であり、
前記遊技制御マイクロコンピュータと前記価値制御マイクロコンピュータとで割込発生の時間間隔は異なり、
前記割込発生の時間間隔の設定において、前記遊技制御マイクロコンピュータと前記価値制御マイクロコンピュータとで前記計数手段におけるクロック信号の間引き率は同一であり、前記計数手段の計数値が到達することで前記割込手段が割込を発生させる前記所定数の値が異なる、遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技が可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 5,900 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の遊技機としては、遊技の制御を行う遊技制御用マイクロプロセッサを備え、遊技制御用マイクロプロセッサは、電力の供給が開始されるとタイマ割込みのための設定を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-103166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のような遊技機において、遊技制御用マイクロプロセッサによるタイマ割込みのための設定に関して改良の余地がある。
【0005】
本発明は、遊技制御用マイクロプロセッサによるタイマ割込みのための設定に関して改良を施した遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の遊技機は、
遊技が可能な遊技機であって、
遊技の制御を行う遊技制御マイクロコンピュータと、
遊技者所有の遊技用価値の制御を行う価値制御マイクロコンピュータと、
を備え、
前記遊技制御マイクロコンピュータ及び前記価値制御マイクロコンピュータは、いずれも、供給されるクロック信号を間引いて計数可能な第1計数手段と、供給されるクロック信号を間引いて計数可能な第2計数手段と、前記第1計数手段の計数値が第1計数値設定アドレスの設定値に基づく所定数に達したとき、または前記第2計数手段の計数値が第2計数値設定アドレスの設定値に基づく所定数に達したときに割込を発生可能な割込手段と、を有する同一仕様のマイクロコンピュータであり、
前記遊技制御マイクロコンピュータは、前記第1計数値設定アドレスに値を設定し、前記第1計数手段を用いて前記割込手段により割込を発生させることが可能であり、
前記価値制御マイクロコンピュータは、前記第1計数値設定アドレスに値を設定し、前記第1計数手段を用いて前記割込手段により割込を発生させることが可能であり、
前記遊技制御マイクロコンピュータと前記価値制御マイクロコンピュータとで供給されるクロック信号の周波数は同一であり、
前記遊技制御マイクロコンピュータと前記価値制御マイクロコンピュータとで割込発生の時間間隔は異なり、
前記割込発生の時間間隔の設定において、前記遊技制御マイクロコンピュータと前記価値制御マイクロコンピュータとで前記計数手段におけるクロック信号の間引き率は同一であり、前記計数手段の計数値が到達することで前記割込手段が割込を発生させる前記所定数の値が異なる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技制御マイクロコンピュータ及び価値制御マイクロコンピュータは、いずれも、計数可能な第1計数手段と、計数可能な第2計数手段と、第1計数手段の計数値が第1計数値設定アドレスの設定値に基づく所定数に達したとき、または第2計数手段の計数値が第2計数値設定アドレスの設定値に基づく所定数に達したときに割込を発生可能な割込手段と、を有する同一仕様のマイクロコンピュータを用いる場合に、遊技制御マイクロコンピュータにおいても価値制御マイクロコンピュータにおいても、第1計数値設定アドレスに値を設定し、第1計数手段を用いて割込手段により割込を発生させることで、遊技制御マイクロコンピュータと価値制御マイクロコンピュータとでタイマ割込の設定を共通化できる。
さらに、遊技制御マイクロコンピュータと価値制御マイクロコンピュータとで割込発生の時間間隔が異なる構成において、割込発生の時間間隔の設定において、遊技制御マイクロコンピュータと価値制御マイクロコンピュータとで計数手段におけるクロック信号の間引き率は同一とし、計数手段の計数値が到達することで割込手段が割込を発生させる所定数の値のみ異なる値とすることで、割込発生の時間間隔に関する設定が確認しやすくなる。
【0007】
なお、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
カードユニット及びスロットマシンの正面図である。
カードユニット及びスロットマシンの内部構成を示すブロック図である。
遊技状態の遷移を説明するための図である。
スタートスイッチが操作されたときに主制御部が演出制御部に対して送信す る遊技開始時コマンドを示す図である。
第3停止時に主制御部が演出制御部に送信する遊技終了時コマンドを示すで ある。
主制御部がメダル数制御部へ送信するコマンドの種類を示す図である。
遊技機設置情報コマンドを説明する図である。
投入コマンドの構成を示す図である。
精算コマンドの構成を示す図である。
払出コマンドの構成を示す図である。
投入パルスコマンドの構成を示す図である。
払出パルスコマンドの構成を示す図である。
大当りコマンドの構成を示す図である。
遊技機不正コマンドの構成を示す図である。
エラーコマンドの構成を示す図である。
役比情報1コマンドの構成を示す図である。
役比情報2コマンドの構成を示す図である。
役物総払出コマンドの構成を示す図である。
連続役物総払出コマンドの構成を示す図である。
オーバーコマンドの構成を示す図である。
メダル数制御部が主制御部へ送信するコマンドの種類を示す図である。
投入応答コマンドの構成を示す図である。
精算応答コマンドの構成を示す図である。
払出応答コマンドの構成を示す図である。
オーバーフロー応答コマンドの構成を示す図である。
メダル数制御側情報コマンドの構成を示す図である。
主制御部とメダル数制御部間の通信の一例を示す図である。
メダル数制御側情報コマンドの通信を説明するための図である。
電源投入からの主制御部とメダル数制御部との間の通信の流れを示す図で ある。
賭数設定操作と精算操作について説明する図である。
払出枚数の表示制御を説明する図である。
主制御部が用いるメモリ領域を示す図である。
主制御部が用いる容量内RAM領域を示す図である。
主制御部が行う初期設定処理(主制御)の制御内容を説明する図である。
主制御部が行う容量外RAM初期化処理の制御内容を説明する図である。
主制御部が行う設定変更処理の制御内容を説明する図である。
主制御部が行うメイン処理(主制御)の制御内容を説明する図である。
主制御部が行うタイマ割込処理(主制御)の制御内容を説明する図である 。
主制御部が行う初期設定処理(メダル数制御)の制御内容を説明する図で ある。
主制御部が行うメイン処理(メダル数制御)の制御内容を説明する図であ る。
主制御部が行うタイマ割込処理(メダル数制御)の制御内容を説明する図 である。
主制御部及びメダル数制御部を構成するマイクロコンピュータの構成を示 すブロック図である。
シリアル通信回路の構成を示す図である。
主制御部とメダル数制御部との接続状況を示すブロック図である。
主制御部-メダル数制御部間のシリアル通信回路の設定、メダル数制御部 -カードユニット間のシリアル通信回路の設定を示す図である。
タイマ回路の構成を示す図である。
主制御部、メダル数制御部における割込設定及びタイマ回路の設定を示す 図である。
主制御部、メダル数制御部における内蔵レジスタの設定順を示す図である 。
主制御部、メダル数制御部における電源投入時の制御の流れを示す図であ る。
パチンコ遊技機及びカードユニットを示す正面図である。
パチンコ遊技機を示す背面図である。
パチンコ遊技機の要部を示す平面図である。
外枠及び遊技機用枠を示す斜視図である。
遊技機用枠の下部を示す斜視図である。
遊技球の循環経路を示す概略正面図である。
パチンコ遊技機及びカードユニットの構成を示すブロック図である。
パチンコ遊技機の構成を示すブロック図である。
主制御基板が行う遊技制御メイン処理の制御内容を説明する図である。
主制御基板が行う遊技制御用タイマ割込処理の制御内容を説明する図であ る。
枠制御基板が用いるメモリ領域を示す図である。
枠制御基板が用いるROM領域を示す図である。
枠制御基板が行う使用領域内プログラムと使用領域外プログラムの構成を 示す図である。
枠制御基板が行う制御内容の概要を説明する図である。
枠制御基板が行う電源投入時処理の制御内容を説明する図である。
枠制御基板が行うメインループ処理の制御内容を説明する図である。
枠制御基板が行うタイマ割込制御処理の制御内容を説明する図である。
枠制御基板が行う減算機構制御処理の制御内容を説明する図である。
電源投入からの主制御基板と枠制御基板との間の通信の流れを示す図であ る。
主制御基板と枠制御基板とカードユニットとの間の通信の流れを示す図で ある。
主制御基板と枠制御基板との間で送受信されるコマンドの一覧を示す図で ある。
遊技機情報応答と発射許可信号との関係を示す図である。
遊技機設置情報通知と遊技機設置情報応答の構成を示す図である。
遊技機情報通知の構成を示す図である。
遊技機情報通知の構成を示す図である。
遊技機情報応答の構成を示す図である。
主制御基板と枠制御基板との接続状況を示すブロック図である。
主制御基板-枠制御部基板のシリアル通信回路の設定、枠制御基板-カー ドユニット間のシリアル通信回路の設定を示す図である。
主制御基板、枠制御基板における割込設定及びタイマ回路の設定を示す図 である。
主制御基板、枠制基板部における内蔵レジスタの設定順を示す図である。
主制御基板、枠制御基板における電源投入時の制御の流れを示す図である 。
主制御基板、枠制御基板における電源投入時の制御の流れを示す図である 。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
【0010】
[形態1]
形態1-1の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(スロットマシン2/パチンコ遊技機1002)であって、
遊技の制御を行う遊技制御マイクロコンピュータ(主制御部161/主制御用マイクロコンピュータ1160)と、
遊技者所有の遊技用価値(クレジット/遊技球)の制御を行う価値制御マイクロコンピュータ(メダル数制御部171/枠制御用マイクロコンピュータ1170)と、
を備え、
前記価値制御マイクロコンピュータ(メダル数制御部171/枠制御用マイクロコンピュータ1170)は、外部接続機器(カードユニット3/カードユニット1003)と通信可能に接続可能であり、
前記遊技制御マイクロコンピュータ(主制御部161/主制御用マイクロコンピュータ1160)及び前記価値制御マイクロコンピュータ(メダル数制御部171/枠制御用マイクロコンピュータ1170)は、いずれも第1アドレス(FF27h)が割り当てられた記憶領域(データレジスタ)にデータを受信する第1シリアル通信回路(第1シリアル通信回路SR1)と、第2アドレス(FF2Bh)が割り当てられた記憶領域(データレジスタ)にデータを受信する第2シリアル通信回路(第2シリアル通信回路SR2)と、を有する同一仕様のマイクロコンピュータであり、
前記遊技制御マイクロコンピュータ(主制御部161/主制御用マイクロコンピュータ1160)は、前記第1シリアル通信回路(第1シリアル通信回路SR1)を用いて前記価値制御マイクロコンピュータ(メダル数制御部171/枠制御用マイクロコンピュータ1170)との通信を行い、
前記価値制御マイクロコンピュータ(メダル数制御部171/枠制御用マイクロコンピュータ1170)は、前記第2シリアル通信回路(第2シリアル通信回路SR2)を用いて前記遊技制御マイクロコンピュータ(主制御部161/主制御用マイクロコンピュータ1160)との通信を行い、前記第1シリアル通信回路(第1シリアル通信回路SR1)を用いて前記外部接続機器(カードユニット3/カードユニット1003)との通信を行う
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技制御マイクロコンピュータ及び価値制御マイクロコンピュータとして、いずれも第1アドレスが割り当てられた記憶領域にデータを受信する第1シリアル通信回路と、第2アドレスが割り当てられた記憶領域にデータを受信する第2シリアル通信回路と、を有する同一仕様のマイクロコンピュータを用いるとともに、遊技制御マイクロコンピュータが価値制御マイクロコンピュータと通信を行う際に用いるシリアル通信回路と、価値制御マイクロコンピュータが遊技制御マイクロコンピュータと通信を行う際に用いるシリアル通信回路と、が異なるため、遊技制御マイクロコンピュータ及び価値制御マイクロコンピュータとして同一仕様のマイクロコンピュータを用いる場合でも、遊技制御マイクロコンピュータで実行するプログラムと、価値制御マイクロコンピュータで実行するプログラムと、の混同を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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