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公開番号
2025135448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033299
出願日
2024-03-05
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250910BHJP(計算;計数)
要約
【課題】機能の実行に用いる設定情報のデータ量を抑えること、かつ、多様な機能の実行への利用を可能とすることを目的とする。
【解決手段】情報処理装置と機能実行装置と管理装置を有する情報処理システムであって、前記管理装置は、機能の設定に対応するコードを生成するコード生成部と、前記コードを送信する送信部と、を備え、前記情報処理装置は、前記コードを受信する受信部と、前記コードを表示するコード表示部と、を備え、前記機能実行装置は、前記コード表示部が表示した前記コードを読み取るコード読取部と、前記機能を実行する機能実行部を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザが操作する情報処理装置と、所定の設定で機能を実行する機能実行装置と、前記情報処理装置及び前記機能実行装置と通信可能な管理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記管理装置は、
前記設定に対応するコードを生成するコード生成部と、
前記コードを送信する送信部と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記コードを受信する受信部と、
前記コードを表示するコード表示部と、を備え、
前記機能実行装置は、
前記コード表示部が表示した前記コードを読み取るコード読取部と、
前記機能を実行する機能実行部と、を備え、
前記機能実行部は、前記コード読取部が読み取ったコードに対応する設定に基づいて前記機能を実行する、
情報処理システム。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
ユーザが操作する情報処理装置と、所定の設定で機能を実行する機能実行装置と、前記情報処理装置及び前記機能実行装置と通信可能な管理装置を有する情報処理システムであって、
前記管理装置は、
前記設定に対応する値を送信する送信部を備え、
前記情報処理装置は、
前記設定に対応する値を受信する受信部と、
前記設定に対応するコードを生成するコード生成部と、
前記コードを表示するコード表示部と、を備え、
前記機能実行装置は、
前記コード表示部が表示した前記コードを読み取るコード読取部と、
前記機能を実行する機能実行部と、を備え、
前記機能実行部は、前記コード読取部が読み取ったコードに対応する設定に基づいて前記機能を実行する、
情報処理システム。
【請求項3】
前記管理装置は、
前記機能に用いられる全ての設定の情報と各設定に対応するコードを記憶する記憶部をさらに備え、
前記機能実行装置は、
前記全ての設定の情報と各設定に対応するコードを記憶する記憶部をさらに備える、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記管理装置は、
前記機能に用いられる全ての設定の情報と各設定に対応するコードを記憶する記憶部をさらに備え、
前記情報処理装置は、
前記受信部が受信したコードと前記コードに対応する設定を記憶する記憶部をさらに備え、
前記機能実行装置は、
前記全ての設定の情報と各設定に対応するコードを記憶する記憶部をさらに備える、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記機能は複数のバージョンを有し、
前記管理装置は、
前前記複数のバージョンのそれぞれに用いられる全ての設定と各設定に対応するコードをバージョン毎に記憶する記憶部をさらに備え、
前記機能実行装置は、
前記複数のバージョンのそれぞれに用いられる全ての設定と各設定に対応するコードをバージョン毎に記憶する記憶部をさらに備え、
前記コード生成部は、前記バージョンと前記設定に対応するコードを生成し、
前記機能実行装置は、前記コードに対応するバージョン及び設定に基づいて前記機能を実行する、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記機能実行装置は、
前記設定に対応するコードを生成するコード生成部と、
前記コードを表示するコード表示部と、をさらに備え、
前記情報処理装置は、
前記機能実行装置のコード表示部が表示した前記コードを読み取るコード読取部と、
前記コード読取部が読み取った前記コードに対応する値を送信する送信部と、
前記設定と前記設定に対応するコードを記憶する記憶部と、をさらに備え、
前記管理装置は、
前記情報処理装置の送信部が送信した値を受信する受信部をさらに備え、
前記管理装置は、前記値に対応する設定の情報を送信し、
前記情報処理装置は、前記管理装置が送信した設定と前記情報処理装置の前記コード読取部が読み取ったコードを記憶する、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記コードには、前記機能に用いられる全ての設定の各々に対してそれぞれ異なる値が割り当てられている、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記コードは、2次元コードを含む、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記機能実行装置は、画像形成装置である、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項10】
ユーザが操作する情報処理装置と、所定の設定で機能を実行する機能実行装置と、前記情報処理装置及び前記機能実行装置と通信可能な管理装置と、において用いられる情報処理方法であって、
前記管理装置が前記設定に対応するコードを生成するコード生成ステップと、
前記管理装置が前記コードを送信する送信ステップと、
前記情報処理装置が前記コードを受信する受信ステップと、
前記情報処理装置が前記コードを表示するコード表示ステップと、
前記機能実行装置が表示された前記コードを読み取るコード読取ステップと、
前記機能実行装置が前記機能を実行する機能実行ステップと、
を有し、
前記機能実行ステップは、前記コード読取ステップが読み取ったコードに対応する設定に基づいて前記機能を実行する、
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷用のデータをスマートフォン等からサーバ等の取得先にアップロードし、複合機等の画像形成装置がこれを取得先からダウンロードして印刷できるようにするクラウドプリントサービスが利用されている。
【0003】
特許文献1には、ユーザがスマートフォンの画面に取得先情報、印刷設定情報を含む印刷情報をあらわしたQRコード(登録商標)を表示し、複合機がこれを読み取って解析し、QRコードにエンコードされていた印刷データの取得情報と印刷設定上表を含む印刷情報を解読し、印刷設定情報に従って、印刷枚数、用紙サイズ等の設定を行う技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術によれば、印刷設定情報のデータ量が大きいために、回線速度が遅いネットワークではダウンロードに時間がかかる、ユーザ毎に印刷設定情報を記憶する場合はサーバの記憶容量を圧迫するという問題があった。また、サービス対象が印刷機能に限定されているため、印刷以外の機能も含む多様な機能を実行するためのサービスに利用することが出来ないという課題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、機能の実行に用いる設定情報のデータ量を抑えること、かつ、多様な機能の実行への利用を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ユーザが操作する情報処理装置と、所定の設定で機能を実行する機能実行装置と、前記情報処理装置及び前記機能実行装置と通信可能な管理装置と、を有する情報処理システムであって、前記管理装置は、前記設定に対応するコードを生成するコード生成部と、前記コードを送信する送信部と、を備え、前記情報処理装置は、前記コードを受信する受信部と、前記コードを表示するコード表示部と、を備え、前記機能実行装置は、前記コード表示部が表示した前記コードを読み取るコード読取部と、前記機能を実行する機能実行部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、機能の実行に用いる設定情報のデータ量を抑えること、かつ、多様な機能の実行への利用を可能とすることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図2は、管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、情報処理装置のハードウェア構成の他の一例を示す図である。
図4は、機能実行装置のハードウェア構成の他の一例を示す図である。
図5は、情報処理システムを構成する各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図6は、設定とIDの対応を示すテーブルの一例を示す図である。
図7は、第1の実施の形態に係る機能実行の手順を示すフローチャートである。
図8は、第2の実施の形態に係る情報処理システムを構成する各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図9は、第2の実施の形態に係る機能実行の手順を示すシーケンス図である。
図10は、第3の実施の形態に係る情報処理システムを構成する各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図11は、第3の実施の形態に係る機能実行の手順を示すシーケンス図である。
図12は、第4の実施の形態に係る情報処理システムを構成する各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図13は、バージョンリストと、各バージョンにおける全ての設定情報とそのIDのセットの一例を示す図である。
図14は、第4の実施の形態に係る機能実行の手順を示すシーケンス図である。
図15は、第5の実施の形態に係る情報処理システムを構成する各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図16は、第5の実施の形態に係る機能実行の手順を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。本実施形態の情報処理システム1は、ユーザ2が利用する情報処理装置20、MFP(Multi-Function Peripheral/Printer)やファクシミリ等の機能実行装置30、及びインターネット等の通信ネットワーク40を介して接続された管理装置10で構成されている。各装置の詳細について以下に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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