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公開番号
2025133395
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031314
出願日
2024-03-01
発明の名称
車両用灯具
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F21S
43/241 20180101AFI20250904BHJP(照明)
要約
【課題】灯体内に配置された1つの灯具ユニットを用いて、アウターレンズの正面側と外周縁部との異なる位置にある発光領域の各々を発光させることを可能とした車両用灯具を提供する。
【解決手段】ハウジング2とアウターレンズ3とにより構成される灯体4の内側に、灯具ユニット5が配置された車両用灯具1であって、灯具ユニット5は、光源6と、導光体7とを備え、導光体7により導光された光Lの一部L1,L3をアウターレンズ3の正面側に向けて出射することによって、第1の発光領域E1を発光させると共に、導光体7により導光された光Lの一部L2,L4をアウターレンズ3の外周縁部3a,3bに向けて出射することによって、第2の発光領域E2を発光させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
前面が開口したハウジングと、前記ハウジングの開口を覆うアウターレンズとにより構成される灯体の内側に、灯具ユニットが配置された車両用灯具であって、
前記灯具ユニットにより照射される光の一部を前記アウターレンズの正面側から出射することによって発光する第1の発光領域と、前記灯具ユニットにより照射される光の一部を前記アウターレンズの外周縁部から出射することによって発光する第2の発光領域とを含み、
前記灯具ユニットは、光源と、前記光源から出射された光を導光させる導光体とを備え、
前記導光体により導光された光の一部を前記アウターレンズの正面側に向けて出射することによって、前記第1の発光領域を発光させると共に、
前記導光体により導光された光の一部を前記アウターレンズの外周縁部に向けて出射することによって、前記第2の発光領域を発光させることを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記導光体は、前記光源と対向する側に位置して、前記光源から出射された光が入射する入射部と、
前記アウターレンズの正面側と対向する側に位置して、前記アウターレンズの正面側に向けて光を出射する第1の出射部と、
前記アウターレンズの外周縁部と対向する側に位置して、前記アウターレンズの外周縁部に向けて光を出射する第2の出射部とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記アウターレンズは、前記第1の出射部と対向する側に位置して、前記第1の出射部から出射された光が入射する第1のレンズ入射面と、
前記第1のレンズ入射面とは反対側に位置して、前記第1のレンズ入射面から入射した光を出射する第1のレンズ出射面と、
前記第2の出射部と対向する側に位置して、前記第2の出射部から出射された光が入射する第2のレンズ入射面と、
前記第2のレンズ入射面とは反対側に位置して、前記第2のレンズ入射面から入射した光を出射する第2のレンズ出射面とを有することを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記アウターレンズは、前記第2のレンズ出射面とは異なる位置に第3のレンズ出射面を有し、
前記第2のレンズ入射面から入射した光の一部を前記第3のレンズ出射面に向けて導光させた後、前記第3のレンズ出射面から出射することによって、前記第2のレンズ出射面とは異なる位置の前記第2の発光領域を発光させることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記アウターレンズの背面側に位置する遮光部材を備え、
前記遮光部材は、前記第1の発光領域に対応して開口した開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、車両に搭載される車両用灯具は、前面が開口したハウジングと、ハウジングの開口を覆うアウターレンズとにより構成される灯体の内側に灯具ユニットを配置し、この灯具ユニットにより照射される光をアウターレンズの正面側から出射することによって発光する構成を有している。
【0003】
一方、下記特許文献1には、光源から出射された光を導光させる導光体としてアウターレンズを用い、このアウターレンズの端部において十分な発光を行う構成が開示されている(例えば、下記特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-198154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述した特許文献1に記載の発明では、アウターレンズの端部を含む全体を発光させることで、互いに隣り合う2つの車両用灯具の発光領域が一体的に発光するように視認させることを目的としている。
【0006】
したがって、特許文献1に記載の発明では、アウターレンズの端部を含む全体を発光させる構成のため、灯体内に配置された1つの灯具ユニットを用いて、アウターレンズの正面側と外周縁部との異なる位置にある発光領域の各々を発光させる構成とはなっていない。
【0007】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、灯体内に配置された1つの灯具ユニットを用いて、アウターレンズの正面側と外周縁部との異なる位置にある発光領域の各々を発光させることを可能とした車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 前面が開口したハウジングと、前記ハウジングの開口を覆うアウターレンズとにより構成される灯体の内側に、灯具ユニットが配置された車両用灯具であって、
前記灯具ユニットにより照射される光の一部を前記アウターレンズの正面側から出射することによって発光する第1の発光領域と、前記灯具ユニットにより照射される光の一部を前記アウターレンズの外周縁部から出射することによって発光する第2の発光領域とを含み、
前記灯具ユニットは、光源と、前記光源から出射された光を導光させる導光体とを備え、
前記導光体により導光された光の一部を前記アウターレンズの正面側に向けて出射することによって、前記第1の発光領域を発光させると共に、
前記導光体により導光された光の一部を前記アウターレンズの外周縁部に向けて出射することによって、前記第2の発光領域を発光させることを特徴とする車両用灯具。
〔2〕 前記導光体は、前記光源と対向する側に位置して、前記光源から出射された光が入射する入射部と、
前記アウターレンズの正面側と対向する側に位置して、前記アウターレンズの正面側に向けて光を出射する第1の出射部と、
前記アウターレンズの外周縁部と対向する側に位置して、前記アウターレンズの外周縁部に向けて光を出射する第2の出射部とを有することを特徴とする前記〔1〕に記載の車両用灯具。
〔3〕 前記アウターレンズは、前記第1の出射部と対向する側に位置して、前記第1の出射部から出射された光が入射する第1のレンズ入射面と、
前記第1のレンズ入射面とは反対側に位置して、前記第1のレンズ入射面から入射した光を出射する第1のレンズ出射面と、
前記第2の出射部と対向する側に位置して、前記第2の出射部から出射された光が入射する第2のレンズ入射面と、
前記第2のレンズ入射面とは反対側に位置して、前記第2のレンズ入射面から入射した光を出射する第2のレンズ出射面とを有することを特徴とする前記〔2〕に記載の車両用灯具。
〔4〕 前記アウターレンズは、前記第2のレンズ出射面とは異なる位置に第3のレンズ出射面を有し、
前記第2のレンズ入射面から入射した光の一部を前記第3のレンズ出射面に向けて導光させた後、前記第3のレンズ出射面から出射することによって、前記第2のレンズ出射面とは異なる位置の前記第2の発光領域を発光させることを特徴とする前記〔3〕に記載の車両用灯具。
〔5〕 前記アウターレンズの背面側に位置する遮光部材を備え、
前記遮光部材は、前記第1の発光領域に対応して開口した開口部を有することを特徴とする前記〔1〕に記載の車両用灯具。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、本発明によれば、灯体内に配置された1つの灯具ユニットを用いて、アウターレンズの正面側と外周縁部との異なる位置にある発光領域の各々を発光させることを可能とした車両用灯具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る車両用灯具を備えた車両を正面側から見た斜視図である。
図1中に示す線分A-Aによる車両用灯具の断面図である。
図2中に示す囲み部分Bを拡大した車両用灯具の断面図である。
図2中に示す囲み部分Cを拡大した車両用灯具の断面図である。
インナーレンズの変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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