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公開番号2025128412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2025107685,2024568652
出願日2025-06-25,2024-06-28
発明の名称蓄電デバイス、蓋体、蓄電デバイスの製造方法
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人
主分類H01M 50/167 20210101AFI20250826BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】密封性が高い蓄電デバイス、この蓄電デバイスに用いられる蓋体、および、この
蓄電デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】蓄電デバイスは、電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備える。前記外装体は、前記電極体を包む外装フィルムと、前記外装フィルムとともに前記電極体を封止する蓋体と、を有する。前記蓋体は、被覆体と、金属材料によって構成され、前記被覆体と接合される蓋本体と、を有し、前記外装体は、前記被覆体と前記蓋本体とによって前記外装フィルムが挟まれた封止部を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
電極体と、
前記電極体を封止する外装体と、を備え、
前記外装体は、
前記電極体を包む外装フィルムと、
前記外装フィルムとともに前記電極体を封止する蓋体と、を有し、
前記蓋体は、
被覆体と、
前記被覆体と接合される蓋本体と、を有し、
前記外装体は、前記被覆体と前記蓋本体とによって前記外装フィルムが挟まれた封止部を有する
蓄電デバイス。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記封止部は、前記被覆体と前記蓋本体とがかしめられたかしめ部を有する
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項3】
前記被覆体は、第1本体部、および、前記第1本体部から突出する第1突出部を有し、
前記蓋本体は、第2本体部、および、前記第2本体部から突出する第2突出部を有し、
前記封止部は、前記第1突出部および前記第2突出部に前記外装フィルムが挟まれた状態で折り曲げられることによって構成される
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項4】
前記被覆体と前記蓋本体との間に配置される密着補助部材を有する
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電デバイス。
【請求項5】
電極体と、
前記電極体を封止する外装体と、を備え、
前記外装体は、
前記電極体を包む外装フィルムと、
前記外装フィルムとともに前記電極体を封止する蓋体と、
前記外装フィルムと前記蓋体とがかしめられることによって封止された封止部と、を有する
蓄電デバイス。
【請求項6】
蓄電デバイスの外装体として用いられる蓋体であって、
被覆体と、
金属材料によって構成され、前記被覆体と接合される蓋本体と、を有し、
前記被覆体と前記蓋本体との間に前記外装体を構成する外装フィルムを挟むように構成される
蓋体。
【請求項7】
蓄電デバイスの製造方法であって、
前記蓄電デバイスは、
電極体と、
前記電極体を封止する外装体と、を備え、
前記外装体は、
前記電極体を包む外装フィルムと、
前記外装フィルムとともに前記電極体を封止する蓋体と、を有し、
前記蓋体は、
被覆体と、
前記被覆体と接合される蓋本体と、を有し、
前記蓄電デバイスの製造方法は、
前記被覆体と前記蓋本体とによって前記外装フィルムが挟まれた封止部を形成する工程を含む
蓄電デバイスの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電デバイス、蓋体、および、蓄電デバイスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、蓄電デバイスの一例を開示している。この蓄電デバイスは、電極体と、電極体を封止する外装体と、を備える。外装体は、電極体を包む外装フィルムと、外装フィルムと接合される蓋体と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-123686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記蓄電デバイスでは、外装フィルムと蓋体との接合強度が低い場合、外装フィルムが蓋体から剥離するおそれがある。外装フィルムが蓋体から剥離した場合、蓄電デバイスの密封性が低下する。
【0005】
本発明は、密封性が高い蓄電デバイス、この蓄電デバイスに用いられる蓋体、および、この蓄電デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1観点に係る蓄電デバイスは、電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備え、前記外装体は、前記電極体を包む外装フィルムと、前記外装フィルムとともに前記電極体を封止する蓋体と、を有し、前記蓋体は、被覆体と、前記被覆体と接合される蓋本体と、を有し、前記外装体は、前記被覆体と前記蓋本体とによって前記外装フィルムが挟まれた封止部を有する。
【0007】
本発明の第2観点に係る蓄電デバイスは、第1観点に係る蓄電デバイスであって、前記封止部は、前記被覆体と前記蓋本体とがかしめられたかしめ部を有する。
【0008】
本発明の第3観点に係る蓄電デバイスは、第1観点または第2観点に係る蓄電デバイスであって、前記被覆体は、第1本体部、および、前記第1本体部から突出する第1突出部を有し、前記蓋本体は、第2本体部、および、前記第2本体部から突出する第2突出部を有し、前記封止部は、前記第1突出部および前記第2突出部に前記外装フィルムが挟まれた状態で折り曲げられることによって構成される。
【0009】
本発明の第4観点に係る蓄電デバイスは、第1観点~第3観点のいずれか1つに係る蓄電デバイスであって、前記被覆体と前記蓋本体との間に配置される密着補助部材を有する。
【0010】
本発明の第5観点に係る蓄電デバイスは、電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備え、前記外装体は、前記電極体を包む外装フィルムと、前記外装フィルムとともに前記電極体を封止する蓋体と、前記外装フィルムと前記蓋体とがかしめられることによって封止された封止部と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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