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公開番号
2025128237
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2025093055,2021556986
出願日
2025-06-04,2020-03-13
発明の名称
喫煙代用システム
出願人
インペリアル、タバコ、リミテッド
,
IMPERIAL TOBACCO LTD.
代理人
個人
主分類
A24F
40/50 20200101AFI20250826BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】非燃焼加熱式デバイスを含む喫煙代用システム、および前記デバイスを異なる動作モードで動作させる方法に関する。
【解決手段】非燃焼加熱式デバイスが、所定の事象の発生を検出したこと、および/または所定のユーザ入力を受け取ったことに基づいて、ロック動作モードからアンロック動作モードへ切り換わるように構成され、非燃焼加熱式デバイスの加熱器が、前記ロック動作モード中に無効にされ、前記アンロック動作モード中に有効にされるように構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の事象の発生を検出したこと、および/または所定のユーザ入力を受け取ったことに基づいて、ロック動作モードからアンロック動作モードへ切り換わるように構成された非燃焼加熱式(HNB)デバイスであって、前記非燃焼加熱式デバイスの加熱器が、前記ロック動作モード中に無効にされ、前記アンロック動作モード中に有効にされるように構成される、非燃焼加熱式(HNB)デバイス。
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【請求項2】
前記デバイスを前記ロック動作モードから前記アンロック動作モードへ切り換え、前記アンロック動作モードで前記加熱器を有効にするように構成されたコントローラをさらに含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記コントローラが、前記アンロック動作モードに入ったときに前記加熱器を活動化するように構成されている、請求項2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記コントローラが、前記アンロック動作モード中にユーザ入力を受け取ったときに前記加熱器を活動化するように構成されている、請求項2に記載のデバイス。
【請求項5】
前記所定のユーザ入力を受け取ったことに基づいて前記ロック動作モードから前記アンロック動作モードに切り換わるように構成されている、請求項2から4のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項6】
前記加熱器を活動化させるための前記ユーザ入力が、前記ロック動作モードから前記アンロック動作モードへの切り換わりのための前記所定のユーザ入力とは異なる、請求項4に従属する請求項5に記載のデバイス。
【請求項7】
前記加熱器を活動化させるための前記ユーザ入力が、前記ロック動作モードから前記アンロック動作モードへの切り換わりのための前記所定のユーザ入力とは異なるユーザインターフェースで与えられる、請求項6に記載のデバイス。
【請求項8】
前記加熱器を活動化させるための前記ユーザ入力が、前記ロック動作モードから前記アンロック動作モードへの切り換わりのための前記所定のユーザ入力と同じユーザインターフェースで与えられる、請求項6に記載のデバイス。
【請求項9】
前記所定のユーザ入力が、前記デバイスのユーザインターフェースでの所定のユーザ押下シーケンスを含む、請求項5から8のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項10】
第2の所定のユーザ入力を受け取ったことに基づいて前記アンロック動作モードから前記ロック動作モードへ切り換わるように構成されており、前記第2の所定のユーザ入力は、前記ロック動作モードから前記アンロック動作モードへの切り換わりのための前記所定のユーザ入力とは異なる、請求項5から9のいずれか一項に記載のデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[1]本発明は、喫煙代用システムに関し、それだけには限らないが詳細には、非燃焼加熱式デバイスを含む喫煙代用システム、および前記デバイスを異なる動作モードで動作させる方法に関する。
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【背景技術】
【0002】
[2]タバコの喫煙は、喫煙者を、潜在的に有害な物質にさらすものと一般的にみなされている。タバコが燃えること、および/またはタバコの燃焼によって引き起こされる熱、ならびにタバコの煙それ自体における燃えたタバコの成分を通して、著しい量の潜在的に有害な物質が生成されると一般的に考えられている。
【0003】
[3]シガレットなどの従来の可燃性喫煙物品は、通常、ラッパーによって取り囲まれたタバコの細片を含む円柱状のタバコロッドを含み、通常は、巻かれたタバコロッドと当接関係で軸方向に位置合わせされた円柱状フィルタも含む。フィルタは、通常、プラグラップによって外接された濾過材料を含む。巻かれたタバコロッドおよびフィルタは、フィルタの長さ全体および巻かれたタバコロッドの隣接部分に外接する巻かれた帯状のチップペーパーによって一緒にまとめられる。このタイプの従来のシガレットは、フィルタとは反対の位置にある端部に火をつけて、タバコロッドを燃やすことによって使用される。喫煙者は、シガレットの口側端またはフィルタ端で吸い込むことによって、自身の口の中に主流煙を受け入れる。
【0004】
[4]タバコなどの有機材料の燃焼は、タールおよび他の潜在的に有害な副産物を生み出すことが知られている。タバコの喫煙を回避するために、さまざまな喫煙代用システム(または「代用喫煙システム」)が提案されている。
【0005】
[5]そのような喫煙代用システムは、喫煙をやめ、ニコチンへの依存を克服することを望む人々に向けたニコチン置換療法の一部を形成することができる。
【0006】
[6]喫煙代用システムは、エアロゾル(「蒸気」とも呼ばれる)を生み出すことによって、ユーザが喫煙の行為をシミュレートするのを可能にする電子システムを含み、エアロゾルは、口を通って肺の中に吸い込まれ(吸入され)、次いで吐き出される。吸入されたエアロゾルは、通常、従来の喫煙に関連付けられた匂いおよび健康リスクのない、または匂いおよび健康リスクがより少ない、ニコチンおよび/または風味付けを有している。
【0007】
[7]一般に、喫煙代用システムは、従来の喫煙および可燃性タバコ製品で体験したものと同様の体験および満足感をユーザに提供しながら、喫煙の習慣的行為の代用を提供することを意図している。いくつかの喫煙代用システムは、喫煙代用物品(「消耗品」とも呼ばれる)を使用し、そのような喫煙代用物品は、従来のシガレットに似せて設計されており、一端にマウスピースのついた円柱状の形である。
【0008】
[8]喫煙代用システムの人気および使用は、過去数年間で急速に成長している。もともとはタバコの喫煙をやめたいと望む常習的な喫煙者を支援する補助として市販化されたものの、消費者は、喫煙代用システムを、望ましいライフスタイルの付属品としてますます見るようになっている。
【0009】
[9]いくつかの異なるカテゴリの喫煙代用システムが存在し、その各々が、異なる喫煙代用アプローチを利用する。
【0010】
[10]喫煙代用システムのための1つのアプローチが、いわゆる加熱式タバコ(「HT」)アプローチであり、このアプローチでは、タバコ(「eリキッド」ではない)は、加熱され、または加温されて蒸気を放出する。HTは、「非燃焼加熱式」(「HNB」)としても知られている。タバコは、葉タバコであっても再構成タバコであってもよい。蒸気は、ニコチンおよび/または風味付けを含有することができる。HTアプローチにおいて、その意図は、タバコが燃やされずに加熱され、すなわちタバコが燃焼を受けないことである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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