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公開番号
2025122370
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017788
出願日
2024-02-08
発明の名称
ライセンス管理装置およびライセンス管理システム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G06F
21/10 20130101AFI20250814BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 印刷機器に適用するライセンスの管理が容易になるライセンス管理装置およびライセンス管理システムを提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、ライセンス管理装置は、第1通信インターフェースと、第2通信インターフェースと、メモリと、プロセッサと、を有する。第1通信インターフェースは、管理サーバと通信する。第2通信インターフェースは、管理サーバが発行するライセンスによって使用制限が解除される特定機能を備える印刷機器と通信する。メモリは、第1通信インターフェースにより取得する管理サーバが発行したライセンスを格納するライセンス管理テーブルを記憶する。プロセッサは、第2通信インターフェースにより通信する印刷機器からの要求に応じてライセンス管理テーブルに格納されるライセンスを印刷機器へ供与する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
管理サーバと通信する第1通信インターフェースと、
前記管理サーバが発行するライセンスによって使用制限が解除される特定機能を備える印刷機器と通信する第2通信インターフェースと、
前記第1通信インターフェースにより取得する前記管理サーバが発行したライセンスを格納するライセンス管理テーブルを記憶するメモリと、
前記第2通信インターフェースにより通信する前記印刷機器からの要求に応じて前記ライセンス管理テーブルに格納されるライセンスを前記印刷機器へ供与するプロセッサと、
を有するライセンス管理装置。
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【請求項2】
前記プロセッサは、前記要求の送信元となる前記印刷機器が復号可能な暗号鍵によって暗号化したライセンスを前記印刷機器へ送信する、
請求項1に記載のライセンス管理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記印刷機器において供与したライセンスの使用が無効となった場合に当該ライセンス分を供与可能なライセンスとして前記ライセンス管理テーブルに格納する、
請求項1又は2の何れか1項に記載のライセンス管理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記印刷機器に供与するライセンスに有効期限を設定する、
請求項1又は2の何れか1項に記載のライセンス管理装置。
【請求項5】
ライセンス管理装置と印刷機器とを有するライセンス管理システムにおいて、
前記ライセンス管理装置は、
管理サーバと通信する第1通信インターフェースと、
前記印刷機器と通信する第2通信インターフェースと、
前記第1通信インターフェースにより取得する前記管理サーバが発行したライセンスを格納するライセンス管理テーブルを記憶するメモリと、
前記第2通信インターフェースにより通信する前記印刷機器からの要求に応じて前記ライセンス管理テーブルに格納されるライセンスを前記印刷機器へ供与するプロセッサと、を有し、
前記印刷機器は、
使用制限が設定される特定機能を備える印字機構と、
前記ライセンス管理装置と通信する第3通信インターフェースと、
前記第3通信インターフェースにより前記ライセンス管理装置から取得する前記管理サーバが発行した前記ライセンスに基づいて前記印字機構における前記特定機能の使用制限を解除する第2プロセッサと、を有する、
ライセンス管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ライセンス管理装置およびライセンス管理システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ラベルプリンタなどのプリンタ(印刷機器)には、ライセンスを購入することにより特定の機能が使用可能となるようなものがある。例えば、ラベルプリンタに用いられるサーマルプリンタは、ドット解像度が異なるサーマルヘッドが適用可能なものがある。この場合、サーマルプリンタは、ライセンス購入によって高解像度での印字機能を有効とするような運用が可能となる。また、プリンタは、解像度変換に関して使用制限をかけて、ライセンス購入により解像度変換の制限を解除するようにすることもある。
【0003】
しかしながら、上記のようなプリンタは、特定の機能を使用するために個々のユーザがライセンスを購入する必要が生じるという問題がある。このため、従来のプリンタは、ライセンスが設定される機能への変更が容易に実施できず、結果としてライセンス購入が躊躇されてしまうことが多くなるという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-25616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、印刷機器に適用するライセンスの管理が容易になるライセンス管理装置およびライセンス管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、ライセンス管理装置は、第1通信インターフェースと、第2通信インターフェースと、メモリと、プロセッサと、を有する。第1通信インターフェースは、管理サーバと通信する。第2通信インターフェースは、管理サーバが発行するライセンスによって使用制限が解除される特定機能を備える印刷機器と通信する。メモリは、第1通信インターフェースにより取得する管理サーバが発行したライセンスを格納するライセンス管理テーブルを記憶する。プロセッサは、第2通信インターフェースにより通信する印刷機器からの要求に応じてライセンス管理テーブルに格納されるライセンスを印刷機器へ供与する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係るライセンス管理装置を含む画像形成装置としてのデジタル複合機を有するライセンス管理システムとしての画像形成システムの構成例を示す図である。
図2は、実施形態に係るライセンス管理装置を含む画像形成装置としてのデジタル複合機の構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係るライセンス管理システムとしての画像形成システムにおける印刷機器としてのラベルプリンタの構成例を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係るライセンス管理システムとしての画像形成システムにおける管理サーバの構成例を示すブロック図である。
図5は、実施形態に係るライセンス管理システムとしての画像形成システムにおける管理サーバによるライセンスの発行処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
図6は、実施形態に係るライセンス管理装置としてのデジタル複合機によるライセンスの取得処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
図7は、実施形態に係るライセンス管理装置としてのデジタル複合機によるライセンスの管理処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
図8は、実施形態に係るライセンス管理システムとしての画像形成システムにおける印刷機器としてのラベルプリンタの動作例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、実施形態に係るライセンス管理装置を含む画像形成装置としてのデジタル複合機3を有するライセンス管理システムとしての画像形成システム1の構成について説明する。
図1は、実施形態に係るライセンス管理システムとしての画像形成システム1の構成例を示す図である。
画像形成システム(ライセンス管理システム)1は、デジタル複合機(MFP;Multi-Functional Peripheral)3、印刷機器としてのラベルプリンタ5(5A、5B、5C)、および、管理サーバ7および課金サーバ8を有する。
【0009】
デジタル複合機3は、ライセンス管理装置を含む画像形成装置の一例である。ライセンス管理装置としてのデジタル複合機3は、印刷機器としてのラベルプリンタ5に適用可能なライセンスを管理する。ライセンス管理装置を含む画像形成装置としてのデジタル複合機3は、例えば、ワークエリアなどに設置される。
【0010】
デジタル複合機3は、例えば、システム制御部21、操作パネル22、プリンタ23およびスキャナ24などを有する(図2参照)。このような構成のデジタル複合機3において、システム制御部21がライセンス管理装置として動作とする。ライセンス管理装置としてのデジタル複合機3は、印刷機器としての各ラベルプリンタ5(5A、5B、5C)と通信する機能とネットワークを介して管理サーバ7と通信する機能とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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