TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025121312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016690
出願日2024-02-06
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム
出願人NTTドコモビジネス株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250812BHJP(計算;計数)
要約【課題】宿泊施設向けのICTサービスを効率良く提供すること。
【解決手段】音声アシスタント装置は、音声を収集する音声入力部(例えば、マイクロホン)と、音声を出力する音声出力部(例えば、スピーカ)と、を有する。情報処理装置10は、解析部122と、出力制御装置125と、を有する。解析部122は、ホテルの客室に設置された音声アシスタント装置によって収集された音声を解析する。出力制御部125は、解析部122による解析結果に基づき、ホテルに備えられた共用施設又はサービスに対応するシステムに問い合わせ又は指示をするための信号を出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
宿泊施設の客室に設置された音声入力装置によって収集された音声を解析する解析部と、
前記解析部による解析結果に基づき、前記宿泊施設に備えられた共用施設又はサービスに対応するシステムに問い合わせ又は指示をするための信号を出力する出力制御部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記出力制御部は、前記解析部による解析結果に基づき、前記宿泊施設へのタクシーの配車予約を行うシステムに対し、前記音声によって指定された時間にタクシーの配車を指示するための信号を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記出力制御部は、前記解析部による解析結果に基づき、前記宿泊施設に備えられたエレベータを管理するシステムに対し、前記客室がある前記宿泊施設のフロアにエレベータを呼び出すための信号を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記出力制御部は、前記解析部による解析結果に基づき、前記宿泊施設に備えられたランドリールームを管理するシステムに対し、前記ランドリールームにおける洗濯機の空き状況を問い合わせるための信号を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記出力制御部は、前記解析部による解析結果に基づき、前記宿泊施設に備えられたレストランの予約を管理するシステムに対し、前記レストランの席の予約を指示するための信号を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、
宿泊施設の客室に設置された音声入力装置によって収集された音声を解析する解析工程と、
前記解析工程による解析結果に基づき、前記宿泊施設に備えられた共用施設又はサービスに対応するシステムに問い合わせ又は指示をするための信号を出力する出力制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項7】
宿泊施設の客室に設置された音声入力装置によって収集された音声を解析する解析ステップと、
前記解析ステップによる解析結果に基づき、前記宿泊施設に備えられた共用施設又はサービスに対応するシステムに問い合わせ又は指示をするための信号を出力する出力制御ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【請求項8】
宿泊施設の客室に設置された音声アシスタント装置と、ネットワークを介して前記音声アシスタント装置に接続された情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記音声アシスタント装置は、
音声の入力を受け付ける音声入力部と、
音声を出力する音声出力部と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記音声入力部に入力された音声を解析する解析部と、
前記解析部による解析結果に基づき、前記宿泊施設に備えられた共用施設又はサービスに対応するシステムに問い合わせ又は指示をするための信号を出力する出力制御部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム
に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ホテルの業務を効率化するためのICT(Information and Communication Technology)サービスが提案されている。例えば、宿泊客に宛てた電子的なメッセージがホテルに送られてきた場合、宿泊客がフロントを介さずにそのメッセージを取得する方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、スマートフォン及び客室に備えられたタブレット端末により、ホテルの従業員及び宿泊客によるオーダを支援する技術が知られている(例えば、非特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-290060号公報
【非特許文献】
【0004】
"Smart All in",株式会社 テクノサポートカンパニー [令和6年1月19日検索],インターネット<URL:https://tsc-soft.co.jp/wp-content/uploads/2019/08/SmartAllin_digitalecatalog.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術では、宿泊施設向けのICTサービスを効率良く提供できない場合がある。
【0006】
例えば、非特許文献1に記載の技術では、ユーザ(宿泊客又は従業員)は、スマートフォン及びタブレット端末を手で操作する必要があり、ユーザに操作負担が生じる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、宿泊施設の客室に設置された音声入力装置によって収集された音声を解析する解析部と、前記解析部による解析結果に基づき、前記宿泊施設に備えられた共用施設又はサービスに対応するシステムに問い合わせ又は指示をするための信号を出力する出力制御部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、宿泊施設向けのICTサービスを効率良く提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図3は、客室テーブルの一例を示す図である。
図4は、アシスタントテーブルの一例を示す図である。
図5は、ゲストテーブルの一例を示す図である。
図6は、デバイステーブルの一例を示す図である。
図7は、ファシリティテーブルの一例を示す図である。
図8は、タスクテーブルの一例を示す図である。
図9は、音声アシスタント装置の構成例を示す図である。
図10は、情報処理システムの動作を説明する図である。
図11は、第1の実施形態に係る情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
図12は、情報処理プログラムを実行するコンピュータの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態により限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許