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公開番号
2025116912
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011435
出願日
2024-01-30
発明の名称
電力供給システム、移動体及び電力供給システムの制御方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
H02J
9/06 20060101AFI20250804BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】エネルギの効率化にも寄与する電力供給システム、移動体及び電力供給システムの制御方法を提供する。
【解決手段】電力供給システム10は、第1電力変換装置14aから出力された電力を第1負荷装置16aに供給する第1電力供給回路12aと、第2電力変換装置14bから出力された電力を第2負荷装置16bに供給する第2電力供給回路12bと、第1電力供給回路と第2電力供給回路とを接続する第1接続回路18aと、を備え、第2電力変換装置から出力された電力を第1負荷装置に供給する場合、第2電力変換装置から出力される電力を低下させた後に、第1電力供給回路と第2電力供給回路と、を接続させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
三相交流電力を出力する第1発電装置と、
三相交流電力を出力する第2発電装置と、
平滑コンデンサを有し、前記第1発電装置から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第1電力変換装置と、
平滑コンデンサを有し、前記第2発電装置から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第2電力変換装置と、
前記第1電力変換装置から出力された前記直流電力を第1負荷装置に供給する第1電力供給回路と、
前記第2電力変換装置から出力された前記直流電力を第2負荷装置に供給する第2電力供給回路と、
前記第1電力供給回路に前記第1発電装置と並列に接続された第1蓄電装置と、
前記第2電力供給回路に前記第2発電装置と並列に接続された第2蓄電装置と、
前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを接続し得る第1接続装置が備えられた第1接続回路と、
前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを接続させる第1接続制御を前記第1接続装置に対して実行し得る制御装置と、
を備え、
前記第2電力変換装置から出力された前記直流電力を前記第1負荷装置に供給する場合、前記第2電力変換装置から出力される前記直流電力を低下させる第1電力低下制御が前記第2電力変換装置に対して実行された後に、前記制御装置は、前記第1接続制御を前記第1接続装置に対して実行する、電力供給システム。
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【請求項2】
請求項1に記載の電力供給システムにおいて、
前記第1電力低下制御が前記第2電力変換装置に対して実行されることにより、前記第2電力変換装置において前記第2発電装置の出力を短絡させる、電力供給システム。
【請求項3】
請求項1に記載の電力供給システムにおいて、
前記第2蓄電装置から前記第2電力供給回路への前記直流電力の供給を制限する逆流防止装置を更に備える、電力供給システム。
【請求項4】
請求項1に記載の電力供給システムにおいて、
前記第1接続制御が前記第1接続装置に対して実行された後に、前記第2電力変換装置に対する前記第1電力低下制御が終了する、電力供給システム。
【請求項5】
請求項4に記載の電力供給システムにおいて、
前記第1接続制御が前記第1接続装置に対して実行された後に、前記第1電力供給回路の電圧と前記第2電力供給回路の電圧との差分が予め決められた電圧閾値以下となった場合に、前記第2電力変換装置に対する前記第1電力低下制御が終了する、電力供給システム。
【請求項6】
請求項4に記載の電力供給システムにおいて、
前記第1接続制御を前記第1接続装置に対して実行した時点からの経過時間が予め決められた時間閾値以上となった場合に、前記第2電力変換装置に対する前記第1電力低下制御が終了する、電力供給システム。
【請求項7】
請求項1に記載の電力供給システムにおいて、
前記第1電力変換装置から出力された前記直流電力を第3負荷装置に供給する第3電力供給回路と、
前記第2電力変換装置から出力された前記直流電力を第4負荷装置に供給する第4電力供給回路と、
前記第3電力供給回路に前記第1発電装置と並列に接続された第3蓄電装置と、
前記第4電力供給回路に前記第2発電装置と並列に接続された第4蓄電装置と、
前記第3電力供給回路と前記第4電力供給回路とを接続し得る第2接続装置が備えられた第2接続回路と、
前記第1電力供給回路及び前記第1接続回路から前記第1発電装置を遮断し得る遮断装置と、
を更に備え、
前記制御装置は、前記第3電力供給回路と前記第4電力供給回路とを接続させる第2接続制御を前記第2接続装置に対して実行可能であり、
前記第1電力変換装置から前記第1負荷装置への前記直流電力の供給を中止する場合、前記第1電力供給回路及び前記第1接続回路から前記第1電力変換装置を遮断させる遮断制御が前記遮断装置に対して実行され、前記第1電力変換装置から出力される前記直流電力を低下させる第2電力低下制御が前記第1電力変換装置に対して実行された後に、前記制御装置は、前記第2接続制御を前記第2接続装置に対して実行する、電力供給システム。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の電力供給システムを有する、移動体。
【請求項9】
三相交流電力を出力する第1発電装置と、
三相交流電力を出力する第2発電装置と、
平滑コンデンサを有し、前記第1発電装置から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第1電力変換装置と、
平滑コンデンサを有し、前記第2発電装置から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第2電力変換装置と、
前記第1電力変換装置から出力された前記直流電力を第1負荷装置に供給する第1電力供給回路と、
前記第2電力変換装置から出力された前記直流電力を第2負荷装置に供給する第2電力供給回路と、
前記第1電力供給回路に前記第1発電装置と並列に接続された第1蓄電装置と、
前記第2電力供給回路に前記第2発電装置と並列に接続された第2蓄電装置と、
前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを接続し得る第1接続装置が備えられた第1接続回路と、
を備える電力供給システムの制御方法であって、
前記第2電力変換装置から出力された前記直流電力を前記第1負荷装置に供給する場合、前記第2電力変換装置から出力される前記直流電力を低下させる第1電力低下制御が前記第2電力変換装置に対して実行された後に、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを接続させる第1接続制御を前記第1接続装置に対して実行する、電力供給システムの制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力供給システム、移動体及び電力供給システムの制御方法に関する。
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【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギの効率化に貢献する電動化技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
下記特許文献1には、航空機電気エネルギ供給ネットワーク(電力供給システム)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2022-529997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、電動化技術に関する技術においては、より良好な電力供給システム、より良好な電力供給システムを有する移動体、及び、より良好な電力供給システムの制御方法が待望される。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、三相交流電力を出力する第1発電装置と、三相交流電力を出力する第2発電装置と、平滑コンデンサを有し、前記第1発電装置から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第1電力変換装置と、平滑コンデンサを有し、前記第2発電装置から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第2電力変換装置と、前記第1電力変換装置から出力された前記直流電力を第1負荷装置に供給する第1電力供給回路と、前記第2電力変換装置から出力された前記直流電力を第2負荷装置に供給する第2電力供給回路と、前記第1電力供給回路に前記第1発電装置と並列に接続された第1蓄電装置と、前記第2電力供給回路に前記第2発電装置と並列に接続された第2蓄電装置と、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを接続し得る第1接続装置が備えられた第1接続回路と、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを接続させる第1接続制御を前記第1接続装置に対して実行し得る制御装置と、を備え、前記第2電力変換装置から出力された前記直流電力を前記第1負荷装置に供給する場合、前記第2電力変換装置から出力される前記直流電力を低下させる第1電力低下制御が前記第2電力変換装置に対して実行された後に、前記制御装置は、前記第1接続制御を前記第1接続装置に対して実行する、電力供給システムである。
【0008】
本開示の第2の態様は、第1の態様による電力供給システムを有する、移動体である。
【0009】
本開示の第3の態様は、三相交流電力を出力する第1発電装置と、三相交流電力を出力する第2発電装置と、平滑コンデンサを有し、前記第1発電装置から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第1電力変換装置と、平滑コンデンサを有し、前記第2発電装置から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第2電力変換装置と、前記第1電力変換装置から出力された前記直流電力を第1負荷装置に供給する第1電力供給回路と、前記第2電力変換装置から出力された前記直流電力を第2負荷装置に供給する第2電力供給回路と、前記第1電力供給回路に前記第1発電装置と並列に接続された第1蓄電装置と、前記第2電力供給回路に前記第2発電装置と並列に接続された第2蓄電装置と、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを接続し得る第1接続装置が備えられた第1接続回路と、を備える電力供給システムの制御方法であって、前記第2電力変換装置から出力された前記直流電力を前記第1負荷装置に供給する場合、前記第2電力変換装置から出力される前記直流電力を低下させる第1電力低下制御が前記第2電力変換装置に対して実行された後に、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを接続させる第1接続制御を前記第1接続装置に対して実行する、電力供給システムの制御方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、より良好な電力供給システム、より良好な電力供給システムを有する移動体、及び、より良好な電力供給システムの制御方法を提供できる。そして、延いてはエネルギの効率化にも寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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