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公開番号
2025116100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025088574,2021098153
出願日
2025-05-28,2021-06-11
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
パラマウントベッド株式会社
代理人
弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
主分類
G16H
80/00 20180101AFI20250731BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】暗黙知を適切に活用可能な情報処理装置及び情報処理方法等の提供。
【解決手段】 情報処理装置は、介助において利用される情報であって、介助者に対して出力される出力情報と、前記出力情報を出力するための入力情報とが対応付けられた情報を含むノウハウ情報の登録要求を受け付ける処理部と、登録要求に基づいて、ノウハウ情報を記憶する記憶部と、を含み、処理部は、被介助者の状態を表す状態情報の変化と、被介助者の介助に使用されたノウハウ情報とを対応付けた対応付け情報に基づいて、ノウハウ情報の重要度を判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被介助者の生活環境に配置されたセンサの出力データに基づいて、要支援または要介護度を判定する認定調査員による調査項目で記載される、身体機能、生活機能、認知機能および精神行動障害に関する前記被介助者の状態を評価する処理部と、
前記被介助者に対する介助に利用されるノウハウ情報を記憶する記憶部と、
を含み、
前記処理部は、
前記被介助者の状態に基づき、前記被介助者の状態に対応するノウハウ情報を提供する情報処理装置。
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【請求項2】
前記身体機能は、麻痺の有無、拘縮の有無、寝返り、起き上がり、座位保持、両足での立位保持、歩行、立ち上がり、および片足での立位の少なくとも1つの機能を含み、
前記生活機能は、移乗、移動、嚥下、食事摂取、排尿、および排便の少なくとも1つの機能を含み、
前記認知機能は、生年月日をいう、自分の名前を言う、今の季節の理解、および場所の理解の少なくとも1つの機能を含み、
前記精神行動障害は、感情が不安定、昼夜逆転、同じ話をする、大声をだす、落ち着きなし、収集癖、および物忘れの少なくとも1つの機能を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、
第1タイミングで取得した被介助者の状態と前記第1タイミングと異なる第2タイミングで取得した前記被介助者の状態との変化と、前記第1タイミングと前記第2タイミングの間において前記被介助者の介助に使用された前記ノウハウ情報とを対応付けた対応付け情報を取得し、
前記処理部は、
前記第1タイミングと前記第2タイミングの間での前記被介助者の状態の改善度合いが高い場合の前記ノウハウ情報の重要度が、前記被介助者の状態の改善度合いが低い場合の前記ノウハウ情報の重要度に比べて高くなるように、前記ノウハウ情報の重要度を判定する、
請求項2に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法等に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、介助者が被介助者の介助を行う場面において利用されるシステムが知られている。特許文献1には、居住空間にセンサを配置し、当該センサにより取得された検知情報の時間変化に基づいて、居住空間に居住する居住者の状態に関する提供情報を生成する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-18760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
暗黙知を適切に活用可能な情報処理装置及び情報処理方法等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、被介助者の生活環境に配置されたセンサの出力データに基づいて、要支援または要介護度を判定する認定調査員による調査項目で記載される、身体機能、生活機能、認知機能および精神行動障害に関する前記被介助者の状態を評価する処理部と、前記被介助者に対する介助に利用されるノウハウ情報を記憶する記憶部と、を含み、前記処理部は、前記被介助者の状態に基づき、前記被介助者の状態に対応するノウハウ情報を提供する情報処理装置に関係する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態の情報処理装置を含む情報処理システムの例。
サーバシステムの構成例。
端末装置の構成例。
ノウハウ情報の登録処理の流れを説明する図。
ノウハウ情報の例。
ノウハウ情報にデバイス等を対応付ける処理の流れを説明する図。
正解データのタグ付けの際に表示される画面例。
登録情報の例。
登録情報の例。
検索処理の流れを説明する図。
リスト情報の例。
ノウハウ情報を使用する処理の流れを説明する図。
第1類似度判定処理の説明図。
第1類似度判定処理の説明図。
状態情報を決定するための調査項目の例。
状態情報を決定するための調査項目の例。
状態情報の変化と使用されたノウハウ情報に基づいて重要度を判定する処理の説明図。
重要度に基づいて推奨ノウハウ情報を提示するユーザページの例。
ニューラルネットワークの構成例。
ニューラルネットワークの入出力の例。
学習処理を説明するフローチャート。
推論処理を説明するフローチャート。
複数の調査項目における評価結果を推定する場合のニューラルネットワークの入出力の例。
食事介助で用いられるノウハウ情報の例。
排泄介助で用いられるノウハウ情報の例。
移乗・移動介助で用いられるノウハウ情報の例。
調査項目ごとの入力データの例。
調査項目ごとの入力データの例。
調査項目ごとの入力データの例。
調査項目ごとの入力データの例。
調査項目ごとの入力データの例。
センシングデータが不足するか否かの判定処理を説明する図。
センシングデータが不足する場合の提案内容と、センシングデータが取得される項目の例。
ノウハウ情報と複数のデバイスとの対応付けの例。
ノウハウ情報に基づいて推奨されるサプライヤを特定する処理の説明図。
推奨されるサプライヤを提示する画面の例。
所与のユーザに関する情報を提示する画面の例。
看取りケアに関する出力情報を提示する画面の例。
介護ソフトウェア上で出力情報に関するマークを提示する画面の例。
介護ソフトウェア上で看取りケアに関する出力情報を提示する画面の例。
食事介助を行う場合のシステム構成例。
第1端末装置に表示される画面例。
出力情報に関するオブジェクトの他の例。
第2端末装置に表示される通知画面の例。
第2端末装置に表示されるステータス画面の例。
所与のユーザに関する情報を提示する画面の例。
適切なデバイスデータ(入力情報)を取得するためのる情報の例。
転倒に関する介助を行う場合のシステム構成例。
第3端末装置に表示される画面例。
第4端末装置に表示される通知画面の例。
第4端末装置に表示される通知画面の例。
第4端末装置に表示されるステータス画面の例。
第4端末装置に表示される詳細画面の例。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本実施形態について図面を参照しつつ説明する。図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本開示の必須構成要件であるとは限らない。
【0008】
1.システム構成例
図1は、本実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システム10の構成例である。
本実施形態に係る情報処理システム10は、例えば介護施設において、介護職員の“勘”や“暗黙知”によって行われる作業について、当該“勘”や“暗黙知”をデジタル化することによって、介護職員の熟練度によらず適切な介助を行えるように、介護職員に情報を提供するものである。以下、説明を簡略化するため、“勘”や“暗黙知”を単に暗黙知とも表記する。また以下では介護施設や病院等において、介助に関する暗黙知を蓄積、利用する手法について説明するが、本実施形態はこれに限定されない。例えば施設外で介護が行われる訪問介護で、ヘルパーの介助に関する暗黙知を蓄積、利用してもよい。さらに本実施形態の手法は、熟練者等の暗黙知を、他のユーザに提供するものであり、学校、工場、企業等、暗黙知が用いられる場面に広く適用可能である。
【0009】
図1に示す情報処理システム10は、サーバシステム100と、端末装置200と、ヘッドセット300を含む。図1では、端末装置200として端末装置200-1及び端末装置200-2の2つを図示し、ヘッドセット300としてヘッドセット300-1及びヘッドセット300-2を図示している。ただし、情報処理システム10の構成は図1に限定されず、一部を省略する、他の構成を追加する等の種々の変形実施が可能である。例えば端末装置200及びヘッドセット300の数は3以上であってもよい。ヘッドセット300を使用せずに端末装置200の音入力部や音出力部で代用してもよい。また、構成の省略や追加等の変形実施が可能である点は、後述する図2や図3等においても同様である。
【0010】
以下、複数の端末装置200を互いに区別する必要が無い場合、単に端末装置200と表記する。同様に複数のヘッドセット300を互いに区別する必要が無い場合、単にヘッドセット300と表記する。
(【0011】以降は省略されています)
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