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公開番号
2025115520
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010010
出願日
2024-01-26
発明の名称
表示方法、プロジェクターおよびプログラム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
H04N
5/74 20060101AFI20250731BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザビリティを向上させる。
【解決手段】表示方法は、第1投射画像および第2投射画像のそれぞれが投射可能な第1解像度を決定することと、第1投射画像および第2投射画像で構成される全体画像を規定するための複数の選択肢を表示することと、を含み、複数の選択肢のそれぞれは、全体画像の解像度を示す第2解像度、または、全体画像のアスペクト比の少なくとも一方を含み、複数の選択肢を表示することは、第1解像度に基づいて、複数の選択肢のうち、全体画像を規定する少なくとも1つのパラメーターの条件を満たす解像度およびアスペクト比に対応する選択肢の表示態様を他の選択肢の表示態様と異ならせることを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1プロジェクターから投射面に投射される第1投射画像の一部と第2プロジェクターから前記投射面に投射される第2投射画像の一部とを前記投射面上の重畳領域で重畳させる表示方法であって、
前記第1投射画像および前記第2投射画像のそれぞれが投射可能な第1解像度を決定することと、
前記第1投射画像および前記第2投射画像で構成される全体画像を規定するための複数の選択肢を表示することと、を含み、
前記複数の選択肢のそれぞれは、前記全体画像の解像度を示す第2解像度、または、前記全体画像のアスペクト比の少なくとも一方を含み、
前記複数の選択肢を表示することは、
前記第1解像度に基づいて、前記複数の選択肢のうち、前記全体画像を規定する少なくとも1つのパラメーターの条件を満たす解像度およびアスペクト比に対応する選択肢の表示態様を他の選択肢の表示態様と異ならせることを含む、
表示方法。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つのパラメーターは、前記第1投射画像と前記第2投射画像とが並ぶ方向である第1方向における前記第1投射画像の前記第1解像度に対する前記第1方向における前記重畳領域の解像度の比率である第1比率であり、
前記条件は、前記第1比率が第1範囲から外れることであり、
前記第1方向における前記重畳領域の解像度は、前記第1方向における前記第1投射画像の前記第1解像度と、前記第2投射画像の前記第1解像度と、前記第1方向と直交する第2方向における前記第1解像度と、前記全体画像のアスペクト比と、に基づいて算出される、
請求項1に記載の表示方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つのパラメーターは、前記第2方向における前記第1投射画像の前記第1解像度に対する前記第2方向における前記第2解像度の第2比率であり、
前記第2方向における前記第2解像度は、前記第1方向における前記第2解像度と前記アスペクト比とに基づいて算出され、
前記条件は、前記第2比率が0以上1未満であることである、
請求項2に記載の表示方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つのパラメーターは、
前記第1投射画像と前記第2投射画像とが並ぶ方向である第1方向における前記第1投射画像の前記第1解像度に対する前記第1方向における前記重畳領域の解像度の比率である第1比率と、
前記第1方向と直交する方向である第2方向における前記第1投射画像の前記第1解像度に対する前記第2方向における前記全体画像の前記第2解像度の第2比率と、を含み、
前記第1方向における前記重畳領域の解像度は、前記第1方向における前記第1投射画像の前記第1解像度と、前記第2投射画像の前記第1解像度と、前記第2方向における前記第1解像度と、前記全体画像のアスペクト比と、に基づいて算出され、
前記第2方向における前記第2解像度は、前記第1方向における前記第2解像度と前記アスペクト比とに基づいて算出され、
前記条件は、前記第2比率が0以上1未満であることである、
請求項1に記載の表示方法。
【請求項5】
前記複数の選択肢のうち、前記条件を満たす解像度およびアスペクト比に対応する選択肢を選択する操作を無効化することをさらに含む、
請求項1に記載の表示方法。
【請求項6】
前記第1プロジェクターと前記第2プロジェクターとを制御するコンピューターにより、前記第1プロジェクターの投射可能な解像度の最大数を示す第1情報と前記第2プロジェクターの投射可能な解像度の最大数を示す第2情報とのうちの一方または両方を取得すること、を更に含み、
前記第1投射画像の前記第1解像度は、前記第1情報に基づき決定され、
前記第2投射画像の前記第1解像度は、前記第2情報に基づき決定される、
請求項1に記載の表示方法。
【請求項7】
第1プロジェクターから投射面に投射される第1投射画像の一部と第2プロジェクターから前記投射面に投射される第2投射画像の一部とを前記投射面上の重畳領域で重畳させる際に前記第1プロジェクターとして用いるプロジェクターであって、
光学装置と、
前記光学装置の動作を制御する処理装置と、を備え、
前記処理装置は、
前記第1投射画像および前記第2投射画像のそれぞれが投射可能な第1解像度を決定することと、
前記第1投射画像および前記第2投射画像で構成される全体画像を規定するための複数の選択肢を表示することと、を実行し、
前記複数の選択肢のそれぞれは、前記全体画像の解像度を示す第2解像度、または、前記全体画像のアスペクト比の少なくとも一方を含み、
前記複数の選択肢を表示することは、
前記第1解像度に基づいて、前記複数の選択肢のうち、前記全体画像を規定する少なくとも1つのパラメーターの条件を満たす解像度およびアスペクト比に対応する選択肢の表示態様を他の選択肢の表示態様と異ならせることを含む、
プロジェクター。
【請求項8】
第1プロジェクターから投射面に投射される第1投射画像の一部と第2プロジェクターから前記投射面に投射される第2投射画像の一部とを前記投射面上の重畳領域で重畳させるためのプログラムであって、
前記第1投射画像および前記第2投射画像のそれぞれが投射可能な第1解像度を決定することと、
前記第1投射画像および前記第2投射画像で構成される全体画像を規定するための複数の選択肢を表示することと、をコンピューターに実行させ、
前記複数の選択肢のそれぞれは、前記全体画像の解像度を示す第2解像度、または、前記全体画像のアスペクト比の少なくとも一方を含み、
前記複数の選択肢を表示することは、
前記第1解像度に基づいて、前記複数の選択肢のうち、前記全体画像を規定する少なくとも1つのパラメーターの条件を満たす解像度およびアスペクト比に対応する選択肢の表示態様を他の選択肢の表示態様と異ならせることを含む、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示方法、プロジェクターおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、各投影装置から、投影画面に適した画像の画素数と、投影画面の重畳領域の画素数を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記投影画面の画素数と前記重畳領域の画素数とから前記統合画面の画素数を算出する算出手段と、を有する投影システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-117631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、各投影装置の画素数に応じて、統合画面の画素数が変化する。しかし、特許文献1に記載の技術では、単に統合画面の画素数を算出するだけであったので、統合画面がどのような性質を有するのかユーザーは直感的に把握し難いという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る表示方法は、第1プロジェクターから投射面に投射される第1投射画像の一部と第2プロジェクターから前記投射面に投射される第2投射画像の一部とを前記投射面上の重畳領域で重畳させる表示方法であって、前記第1投射画像および前記第2投射画像のそれぞれが投射可能な第1解像度を決定することと、前記第1投射画像および前記第2投射画像で構成される全体画像を規定するための複数の選択肢を表示することと、を含み、前記複数の選択肢のそれぞれは、前記全体画像の解像度を示す第2解像度、または、前記全体画像のアスペクト比の少なくとも一方を含み、前記複数の選択肢を表示することは、前記第1解像度に基づいて、前記複数の選択肢のうち、前記全体画像を規定する少なくとも1つのパラメーターの条件を満たす解像度およびアスペクト比に対応する選択肢の表示態様を他の選択肢の表示態様と異ならせることを含む。
【0006】
本開示の一態様に係るプロジェクターは、第1プロジェクターから投射面に投射される第1投射画像の一部と第2プロジェクターから前記投射面に投射される第2投射画像の一部とを前記投射面上の重畳領域で重畳させる際に前記第1プロジェクターとして用いるプロジェクターであって、光学装置と、前記光学装置の動作を制御する処理装置と、を備え、前記処理装置は、前記第1投射画像および前記第2投射画像のそれぞれが投射可能な第1解像度を決定することと、前記第1投射画像および前記第2投射画像で構成される全体画像を規定するための複数の選択肢を表示することと、を実行し、前記複数の選択肢のそれぞれは、前記全体画像の解像度を示す第2解像度、または、前記全体画像のアスペクト比の少なくとも一方を含み、前記複数の選択肢を表示することは、前記第1解像度に基づいて、前記複数の選択肢のうち、前記全体画像を規定する少なくとも1つのパラメーターの条件を満たす解像度およびアスペクト比に対応する選択肢の表示態様を他の選択肢の表示態様と異ならせることを含む。
【0007】
本開示の一態様に係るプログラムは、第1プロジェクターから投射面に投射される第1投射画像の一部と第2プロジェクターから前記投射面に投射される第2投射画像の一部とを前記投射面上の重畳領域で重畳させるためのプログラムであって、前記第1投射画像および前記第2投射画像のそれぞれが投射可能な第1解像度を決定することと、前記第1投射画像および前記第2投射画像で構成される全体画像を規定するための複数の選択肢を表示することと、をコンピューターに実行させ、前記複数の選択肢のそれぞれは、前記全体画像の解像度を示す第2解像度、または、前記全体画像のアスペクト比の少なくとも一方を含み、前記複数の選択肢を表示することは、前記第1解像度に基づいて、前記複数の選択肢のうち、前記全体画像を規定する少なくとも1つのパラメーターの条件を満たす解像度およびアスペクト比に対応する選択肢の表示態様を他の選択肢の表示態様と異ならせることを含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る表示方法に用いるシステムの概略を示す図である。
第1実施形態に係るプロジェクターのブロック図である。
第1実施形態に係る表示方法の流れを示すフローチャートである。
設定用画像の一例を示す図である。
設定用画像に対する選択操作を説明するための図である。
解像度の設定後の設定用画像を説明するための図である。
全体画像の解像度およびアスペクト比の組の設定を説明するための図である。
全体画像の解像度およびアスペクト比の組の複数の選択肢の表示例を示す図である。
全体画像の解像度およびアスペクト比と変調器の解像度およびアスペクト比との関係を説明するための図である。
全体画像の解像度およびアスペクト比の組の一例を説明するための図である。
全体画像の解像度およびアスペクト比の組の一例を説明するための図である。
全体画像の解像度およびアスペクト比の組の複数の選択肢の他の表示例を示す図である。
全体画像の解像度およびアスペクト比の組の一例を説明するための図である。
全体画像の解像度およびアスペクト比の組の一例を説明するための図である。
全体画像の解像度およびアスペクト比の組の一例を説明するための図である。
第2実施形態に係る表示方法に用いる端末装置のブロック図である。
第2実施形態に係る表示方法の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本開示に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示している部分もある。また、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
【0010】
1.第1実施形態
1-1.マルチプロジェクションシステムの概要
図1は、第1実施形態に係る表示方法に用いるシステム100の概略を示す図である。システム100は、第1投射画像G1および第2投射画像G2で構成される全体画像GGを投射面SCに投射するマルチプロジェクションシステムである。
(【0011】以降は省略されています)
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