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公開番号
2025112836
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007333
出願日
2024-01-22
発明の名称
サーバ装置、および医薬品の在庫管理方法
出願人
株式会社カケハシ
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20250725BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】医療機関ごとの実情に応じて医薬品の在庫管理の柔軟性を高める。
【解決手段】通信インタフェース121は、医療機関により使用されるクライアント装置11から医薬品の処方量を示す処方実績情報を受け付ける。プロセッサ122は、前記処方実績情報に基づいて前記医療機関における前記医薬品の処方量の傾向を少なくとも曜日単位で示す処方傾向情報を取得し、前記医療機関における前記医薬品の適正在庫量を規定する基準値を当該処方傾向情報に基づいて少なくとも曜日単位で変更可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
医療機関により使用されるクライアント装置から医薬品の処方量を示す処方実績情報を受け付けるインタフェースと、
前記処方実績情報に基づいて前記医療機関における前記医薬品の処方量の傾向を少なくとも曜日単位で示す処方傾向情報を取得し、前記医療機関における前記医薬品の適正在庫量を規定する基準値を当該処方傾向情報に基づいて少なくとも曜日単位で変更可能であるプロセッサと、
を備えている、
サーバ装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、前記医療機関における祝日、長期休暇、週数、月数、および季節の少なくとも一つに基づく前記処方量の変動を示すスケジュール情報に基づいて、前記基準値を変更可能である、
請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記基準値に基づいて前記医薬品の購入発注を促す情報を前記クライアント装置に通知させる、
請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項4】
医療機関により使用されるクライアント装置と当該医療機関から遠隔した場所に設置されるサーバ装置により実行される医薬品の在庫管理方法であって、
前記医薬品の処方量を示す処方実績情報を前記クライアント装置から前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置において、前記処方実績情報に基づいて前記医療機関における前記医薬品の処方量の傾向を少なくとも曜日単位で示す処方傾向情報を取得し、
前記医療機関における前記医薬品の適正在庫量を規定する基準値を当該処方傾向情報に基づいて少なくとも曜日単位で変更する、
医薬品の在庫管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、医療機関から遠隔した場所に設置されるサーバ装置に関連する。本開示は、当該医療機関により使用されるクライアント装置と当該サーバ装置により実行される医薬品の在庫管理方法にも関連する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
医療機関においては、卸業者に対して医薬品の購入発注がなされるにあたり、当該医療機関における適正な在庫量の維持が考慮されている。例えば特許文献1は、患者が再来する可能性に応じて発注内容を変更する技術を開示している。具体的には、ある医薬品の処方を受けるために患者が再来する可能性が高い場合、当該医薬品の購入量を増やす変更がなされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-097557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
医療機関ごとの実情に応じて、医薬品の在庫管理の柔軟性を高めることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示により提供される一態様例は、サーバ装置であって、
医療機関により使用されるクライアント装置から医薬品の処方量を示す処方実績情報を受け付けるインタフェースと、
前記処方実績情報に基づいて前記医療機関における前記医薬品の処方量の傾向を少なくとも曜日単位で示す処方傾向情報を取得し、前記医療機関における前記医薬品の適正在庫量を規定する基準値を当該処方傾向情報に基づいて少なくとも曜日単位で変更可能であるプロセッサと、
を備えている。
【0006】
本開示により提供される一態様例は、医療機関により使用されるクライアント装置と当該医療機関から遠隔した場所に設置されるサーバ装置により実行される医薬品の在庫管理方法であって、
前記医薬品の処方量を示す処方実績情報を前記クライアント装置から前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置において、前記処方実績情報に基づいて前記医療機関における前記医薬品の処方量の傾向を少なくとも曜日単位で示す処方傾向情報を取得し、
前記医療機関における前記医薬品の適正在庫量を規定する基準値を当該処方傾向情報に基づいて少なくとも曜日単位で変更する。
【0007】
例えば複数の診療科を擁する医院の場合、診療科ごとに休診日が異なるなどの理由により、医薬品の処方量が曜日単位で大きく変動することがありうる。上記の各態様例に係る構成によれば、医薬品の処方量の傾向を曜日単位で示す処方傾向情報が取得され、当該医薬品の適正在庫量を規定する基準値が当該処方傾向情報に基づいて曜日単位で変更可能である。これにより、上記のような病院の患者に医薬品を処方する医療機関であっても、当該医薬品の適正在庫量を維持するためになされる購入発注のタイミングを柔軟に早めたり遅らせたりできる。したがって、医療機関の実情に応じて医薬品の在庫管理の柔軟性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る在庫管理システムの構成を例示している。
図1のクライアント装置とサーバ装置の機能構成を例示している。
図1の在庫管理システムにより実行される処理の流れの一例を示している。
在庫管理の考え方を説明する図である。
図1のサーバ装置により取得される処方傾向情報を例示している。
図1の在庫管理システムにより実行される処理の流れの別例を示している。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例を以下詳細に説明する。以下の説明において参照される各図面では、例示される各要素を認識可能な大きさとするために、必要に応じてその縮尺を変更している。
【0010】
図1は、一実施形態に係る在庫管理システム10の構成を例示している。在庫管理システム10は、クライアント装置11とサーバ装置12を含んでいる。クライアント装置11は、医療機関20により使用される。クライアント装置11は、特定の場所に設置される据置型の装置であってもよいし、ユーザによる携帯が可能な可搬型の装置であってもよい。サーバ装置12は、医療機関20から遠隔した場所に設置される。
(【0011】以降は省略されています)
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