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公開番号
2025111594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025069704,2022509570
出願日
2025-04-21,2020-08-13
発明の名称
WTRU支援型位置決め
出願人
インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
H04W
64/00 20090101AFI20250723BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】位置決め及び/又はサイドリンク通信と関連付けられたシステム、方法、及び手段を提供する
【解決手段】WTRUは、WTRU又はターゲットWTRUと関連付けられたパラメータを追跡し得る。パラメータは、位置決め及び/又はサイドリンク通信と関連付けられ得る。WTRUは、ターゲットWTRUへの参照信号の送信のための構成を受信し、1つ以上の構成されたサイドリンクリソース上で1つ以上の参照信号を送信し、それぞれのターゲットWTRUからそれぞれの測定報告を受信し、受信されたターゲットWTRUの測定値をネットワークエンティティに送るように構成され、受信された測定値の各々を送り、条件が満たされている場合、受信された測定値を送り、例えば、第1のターゲットWTRUからの第1の測定報告と関連付けられた第1の測定値が第1の閾値を超える場合、第1の測定値をネットワークエンティティに送り得る。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
測定無線送受信ユニット(WTRU)であって、
参照WTRUに関連付けられた位置決め構成情報を受信し、
基地局に関連付けられた第1のスロットタイミングを決定し、
前記参照WTRUに関連付けられた第2のスロットタイミングを決定し、
前記第1のスロットタイミングと前記第2のスロットタイミングとに基づいて参照信号時間差を決定し、
前記基地局を介して位置決めサーバに前記参照信号時間差を報告する
ように構成されたプロセッサ
を備えたことを特徴とする測定WTRU。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記基地局から同期信号を受信し、前記基地局に関連付けられた前記第1のスロットタイミングは、前記同期信号に基づいて決定される
ようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載の測定WTRU。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記参照WTRUから参照信号を受信し、前記参照WTRUに関連付けられた前記第2のスロットタイミングは、前記受信した同期信号に基づいて決定される
ようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載の測定WTRU。
【請求項4】
前記参照信号は、位置決め参照信号(PRS)であり、前記プロセッサは、
PRS構成情報を受信し、前記PRSは、前記PRS構成情報に基づいて受信される
ようにさらに構成されることを特徴とする請求項3に記載の測定WTRU。
【請求項5】
前記PRS構成情報は、前記PRSに関連付けられたスケジュールされたリソース、ガードリソース、または、前記PRSを受信することに関連付けられたビーム、のうちの1つまたは複数を示すことを特徴とする請求項4に記載の測定WTRU。
【請求項6】
前記位置決め構成情報は、サウンディング参照信号(SRS)パターン、SRSリソース、またはタイミングアドバンス(TA)値のうちの1つまたは複数を含むことを特徴とする請求項1に記載の測定WTRU。
【請求項7】
前記位置決め構成情報が前記TA値を含むという条件のもと、前記プロセッサは、
前記第2のスロットタイミングと前記TA値とに基づいて調整された第2のスロットタイミングを決定し、前記参照信号時間差は、前記調整された第2のスロットタイミングに基づいてさらに決定される
ようにさらに構成されることを特徴とする請求項6に記載の測定WTRU。
【請求項8】
前記参照信号時間差は、前記測定WTRUによって行われる計算に基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の測定WTRU。
【請求項9】
前記位置決め構成情報は、専用の無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して受信されることを特徴とする請求項1に記載の測定WTRU。
【請求項10】
参照無線送受信ユニット(WTRU)に関連付けられた位置決め構成情報を受信することと、
基地局に関連付けられた第1のスロットタイミングを決定することと、
前記参照WTRUに関連付けられた第2のスロットタイミングを決定することと、
前記第1のスロットタイミングと前記第2のスロットタイミングとに基づいて参照信号時間差を決定することと、
前記基地局を介して位置決めサーバに前記参照信号時間差を報告することと
を備えることを特徴とする方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2019年8月15日に出願された米国特許仮出願第62/887,215号の利益を主張するものであり、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 5,400 文字)
【背景技術】
【0002】
位置決めの目的は、WTRUの地理的位置を判定することであり得る。位置は、オペレータ、加入者、若しくは第三者のサービスプロバイダのための無線リソース管理、又は位置ベースのサービス及びアプリケーションなどの内部E-UTRAN機能をサポートするために使用され得る。これらのサービス及びアプリケーションの例としては、緊急コールサポート(例えば、EPSを介したIMS緊急コールをサポートするため、又はE-911規制要件を満たすための)、Google Maps、ターゲットを絞った広告などが挙げられ得る。
【発明の概要】
【0003】
本明細書では、位置決め及び/又はサイドリンク通信と関連付けられたシステム、方法、及び手段が開示される。アンカーWTRUなどの無線送信/受信ユニット(wireless transmit/receive unit、WTRU)は、WTRU又は他のWTRU(例えば、ターゲットWTRU)と関連付けられた1つ以上のパラメータを追跡し得る。1つ以上のパラメータは、位置決め及び/又はサイドリンク通信と関連付けられ得る。WTRUは、ターゲットWTRUへの参照信号(例えば、サイドリンク同期信号)の送信と関連付けられた構成を受信し得る。WTRUは、gNB、eNB、基地局、位置決めサーバなどのネットワークエンティティからの構成を受信し得る。構成は、以下のうちの1つ以上を示す、かつ/又は含み得る:それぞれのターゲットWTRUに対するそれぞれのターゲットWTRU識別子、サイドリンクリソース、1つ以上の閾値、送信電力、又は空間情報(例えば、送信ビーム情報、例えば、ビームの数、ビームIDなど)。WTRUは、サイドリンクリソースのうちの1つ以上で1つ以上の参照信号を送信し得る。WTRUは、それぞれのターゲットWTRUからそれぞれの測定報告を監視及び/又は受信し得る(例えば、ターゲットWTRUは、WTRUによって送信された参照信号を受信し、参照信号と関連付けられた測定値を用いて関連する測定報告をWTRUに送り得る)。WTRUは、受信されたターゲットWTRUの測定値をネットワークエンティティに送るように構成され得る。WTRUは、受信された測定値の各々を送り得、例えば、WTRUは、複数のターゲットWTRUからの測定値(例えば、それらの測定値は、例えば、本明細書に開示されるように閾値を超える)を含むグループ報告を送り得る。WTRUは、条件が満たされている場合、受信された測定値を送り得る。第1のターゲットWTRUからの第1の測定報告と関連付けられた第1の測定値が第1の閾値を超える場合、WTRUは、第1の測定値をネットワークエンティティに送り得る。第1のターゲットWTRUからの第1の測定報告と関連付けられた第1の測定値が第1の閾値を超えない場合、WTRUは、第1の測定値をネットワークエンティティに送らなくてもよい。WTRUは、第1の測定値が第1のターゲットWTRUと関連付けられた以前の値をある量だけ超える場合、第1の測定値が第1の閾値を超えると判定し得る。
【0004】
WTRUは、(例えば、ネットワークエンティティに対して)アンカーWTRUとしての機能を果たすことができないか、又はもはやその機能を果たすことができないことを示し得る。WTRUは、その位置が大きく変化していてターゲットWTRUを監視することができなくなり、かつ/又はWTRUは、ある閾値数のネットワークデバイス(例えば、gNB、eNB、基地局など)をリスニングすることができない可能性があると判定し得る。判定に基づいて、WTRUは、判定された条件が満たされていることを示す指示をネットワークエンティティに送り得る。WTRUは、指示を送ることに基づいて、アンカーWTRUとしてのその機能を停止し得る。WTRUは、(例えば、WTRUによって送られた指示に応答して)ネットワークエンティティからの指示を受信することに基づいて、アンカーWTRUとしてのその機能を停止し得る。
【0005】
WTRUは、関連するターゲットWTRUによる測定及び/若しくは報告、並びに/又はWTRUによる監視及び/若しくは報告の速度及び/若しくは周期性の変化を示す指示を(例えば、ネットワークエンティティに)送るかどうかを判定するように構成され得る。指示(例えば、ネットワークエンティティへの要求)は、ターゲットWTRUによる測定及び/若しくは報告の速度並びに/又は周期性の変化が必要であり、かつ/あるいはWTRUによる監視及び/若しくは報告の速度並びに/又は周期性の変化が必要であることを示し得る(例えば、変化したパラメータは、測定、報告、及び/又は監視と称され得る)。ネットワークエンティティは、WTRUに、(例えば、WTRUからの指示を受信することに応答して)測定、報告、及び/若しくは監視の速度並びに/又は周期性を変化させるための指示を送り得る。WTRUは、そのような指示を、測定、報告、及び/若しくは監視の速度並びに/又は周期性を変化させていることを通知として送り得る。WTRUは、ターゲットWTRUとの通信を介して測定及び/又は報告を変化させ得る。WTRUは、ターゲットWTRUと関連付けられた1つ以上の測定値がどれだけ変化しているかに基づいて、測定、報告、及び/若しくは監視の速度並びに/又は周期性を変化させるための決定を行い得る。WTRUは、WTRUが、ターゲットWTRUと関連付けられた1つ以上の測定値がある数の期間にわたって第1の量を超えて変化していないと判定する場合、測定、報告、及び/若しくは監視の速度又は周期性を減少させるための指示を送り得る。WTRUは、WTRUが、ターゲットWTRUと関連付けられた1つ以上の測定値がある数の期間にわたって第2の量を超えて変化していると判定する場合、測定、報告、及び/若しくは監視の速度又は周期性を増加させるための指示を送り得る。WTRUは、WTRUの位置が閾値よりも多く変化しているかどうかに基づいて、測定、報告、及び/若しくは監視の速度並びに/又は周期性を変化させるための決定を行い得る。例えば、WTRUの位置が閾値よりも多く変化している場合、WTRUは、ネットワークエンティティに指示を送って、測定、報告、及び/若しくは監視の速度又は周期性を増加させ得る。
【0006】
測定用WTRUは、以下のうちの1つ以上を実施し得、これは、近隣支援型WRTUの位置決めをサポートし得る。測定用WTRUは、位置決め構成を受信し得る。位置決め構成は、サウンディング参照信号(sounding reference signal、SRS)パターン及び参照WTRUのためのSRS送信のリソース配分の指示を含み得る。測定用WTRUは、参照WTRUのタイミングアドバンスの指示を(例えば、構成の一部として)受信し得る。測定用WTRUは、例えば、ネットワークノード(例えば、サービング基地局(base station、BS))の一次同期信号/二次同期信号(primary synchronization signal/secondary synchronization signal、PSS/SSS)送信を検出することによって、ダウンリンクスロットタイミングを判定し得る。測定用WTRUは、参照WTRUからのSRS送信を検出することによって、参照WTRUのアップリンクスロットタイミングを判定し得る。測定用WTRUが参照WTRUのタイミングアドバンス値で構成されている場合、測定用WTRUは、測定されたアップリンクスロットタイミングをタイミングアドバンスに合わせて調整し得る。測定用WTRUは、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間の参照信号時間差(reference signal time difference、RSTD)を判定し得る。測定用WTRUは、例えば、物理的又は論理的ネットワークエンティティであり得る位置決めサーバ(例えば、E-SMLC、SUPL SLP、LMFなど)にRSTD測定値を報告し得る。
【0007】
ネットワークにより開始されるWTRUグループの位置決め技術が提供され得る。以下のうちの1つ以上が適用され得る。WTRU(例えば、アンカーWTRU)は、PRS送信及び報告構成、例えば、サイドリンクリソース、周期性、ターゲットWTRU ID、閾値などのうちの1つ以上を受信し得る。アンカーWTRUは、構成されたリソース上のPRSを、例えば、サイドリンクチャネルを使用して1つ以上のターゲットWTRUに向けて送信し得る。アンカーWTRUは、例えば、1つ以上のターゲットWTRUからのサイドリンクチャネルを使用して、構成されたリソース上の位置決め測定報告(例えば、RSTD)を収集し得る。(例えば、以前の測定値に対する)ターゲットWTRUの測定値の変化が第1の閾値を超える場合、アンカーWTRUは、測定値を位置決めサーバに報告し得る。(例えば、以前の測定値に対する)測定値の変化が第2の閾値を超える場合、アンカーWTRUは、測定及び報告の速度を増加させるための再構成要求を位置決めサーバに送り得る。(例えば、以前の測定値に対する)測定値の変化が、ある特定の(例えば、構成された)数の期間にわたって第3の閾値よりも小さい場合、アンカーWTRUは、測定及び報告の速度を減少させるための再構成要求を位置決めサーバに送り得る。アンカーWTRUが指定された数のBSでダウンリンク測定を実施することができない場合、アンカーWTRUは、位置決めサーバへの通知をトリガし得る。
【0008】
自律型WTRUグループの位置決め技術が提供され得る。以下のうちの1つ以上が適用され得る。カバレッジ外WTRUは、カバレッジ内WTRU又は他のカバレッジ外WTRUから受信された参照信号(reference signal、RS)に対する位置決め測定を実施し得る。カバレッジ外WTRUは、カバレッジ外WTRUの測定結果(例えば、到着角(angle of arrival、AOA)、Rx-Tx時間差、RSRPなど)を含む報告を参照カバレッジ内又はカバレッジ外WTRUに(例えば、事前構成されたサイドリンクリソースを使用して)送り得る。カバレッジ外WTRUは、事前構成されたサイドリンクリソース上で、1つ以上の他のカバレッジ外WTRUからの測定報告を監視し得る。カバレッジ外WTRUは、参照WTRUへのカバレッジ外WTRU報告における他のカバレッジ外WTRUの測定結果を含み得る。カバレッジ外WTRUは、カバレッジ外WTRU自らの参照(例えば、位置、時間など)に関して他のWTRUの測定結果を導出し、導出された値を使用して、測定値を参照WTRUに送り得る。
【0009】
WTRUは、アイドル状態において位置決め測定(例えば、OTDOA、A-GNSS、E-CIDなど)を実施するように構成され得る。以下のうちの1つ以上が適用され得る。WTRUは、1つ以上のWTRUの専用サイドリンクリソースの構成を受信して、位置決め測定を位置決めサーバに中継し得る。構成は、以下のうちの1つ以上を含み得る:サイドリンク対応WTRUのリスト、構成されたサイドリンクWTRUのDRXサイクルのリスト、最大位置決め測定報告遅延、閾値、遅延低減係数値など。WTRUは、構成されたリソース上で位置決め測定を実施し得る。位置決め測定値が、(例えば、閾値よりも大きいある値だけ)以前に報告された位置決め測定値とは異なる場合、WTRUは、構成された低減係数値だけ最大位置決め測定遅延を低減し得る。WTRUは、位置決め測定値を送るために、以下のうちの1つ以上を実施し得る。サイドリンクリソースのうちの1つ以上を使用した合計報告遅延が最大位置決め測定報告遅延よりも小さい場合、WTRUは、構成された専用サイドリンクリソースのうちの1つを使用して位置決め測定値を送り得る。サイドリンク対応WTRUの構成されたリストが、合計報告遅延が最大位置決め測定報告遅延よりも小さいという条件を満たすことができない場合、WTRUは、共通のサイドリンクリソースプールからのリソースを使用して位置決め測定報告を送ることを決定し得る。WTRUは、共通のリソースプールを使用して合計報告遅延の要件を満たし得るサイドリンクWTRUのうちの1つを選択し得る。サイドリンク対応WTRUの構成されたリスト内のサイドリンクWTRUが、共通のリソースプールを使用した合計報告遅延が低減された最大位置決め測定報告遅延よりも小さいという条件を満たす場合、WTRUは、例えば、最初に接続状態に遷移することによって、位置決め測定報告を送ることを決定し得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
更に、図中の同様の参照番号は、同様の要素を示す。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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