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公開番号2025110009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024003684
出願日2024-01-15
発明の名称ワイヤハーネスの配索構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/30 20060101AFI20250718BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】嵌合作業の作業性を向上させることができるワイヤハーネスの配索構造を提供する。
【解決手段】ワイヤハーネスの配索構造1は、バスバ110とコネクタ130とを接続する検出線W1を含むワイヤハーネス2と、プロテクタ3と、を備え、ワイヤハーネスは、プロテクタによって保護される被保護部4と、第一露出部51と、第二露出部52と、を有し、第一露出部は、プロテクタからバスバに向けて突出しており、第二露出部は、プロテクタからコネクタに向けて突出しており、プロテクタは、第一露出部および第二露出部を並べて延在させるように被保護部を収容し、かつ第一露出部と第二露出部との間隔を変化させることが可能なように構成される。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
バスバとコネクタとを接続する検出線を含むワイヤハーネスと、
プロテクタと、
を備え、
前記ワイヤハーネスは、前記プロテクタによって保護される被保護部と、第一露出部と、第二露出部と、を有し、
前記第一露出部は、前記プロテクタから前記バスバに向けて突出しており、
前記第二露出部は、前記プロテクタから前記コネクタに向けて突出しており、
前記プロテクタは、前記第一露出部および前記第二露出部を並べて延在させるように前記被保護部を収容し、かつ前記第一露出部と前記第二露出部との間隔を変化させることが可能なように構成される
ことを特徴とするワイヤハーネスの配索構造。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記プロテクタは、前記被保護部における前記第一露出部とつながる部分を収容する第一プロテクタと、前記被保護部における前記第二露出部とつながる部分を収容する第二プロテクタと、ガイド部材と、を有し、
前記ガイド部材は、前記第一露出部と前記第二露出部とが並ぶ並び方向において前記第一プロテクタと前記第二プロテクタとが相対移動可能なように、前記第一プロテクタおよび前記第二プロテクタを案内する
請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項3】
前記プロテクタは、前記被保護部における前記第一露出部とつながる部分を収容する第一プロテクタと、前記被保護部における前記第二露出部とつながる部分を収容する第二プロテクタと、収容部と、を有し、
前記収容部は、前記第一露出部と前記第二露出部とが並ぶ並び方向における前記第一プロテクタと前記第二プロテクタとの相対移動を許容するように、前記第一プロテクタおよび前記第二プロテクタを収容する
請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項4】
前記プロテクタは、前記被保護部を収容する収容空間を有し、
前記プロテクタは、前記第一露出部と前記第二露出部との間隔の変化に追従するように前記被保護部が前記収容空間において変形することを許容する
請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスの配索構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスに接続されたコネクタを相手コネクタに接続する技術がある。特許文献1には、配線パターンが設けられたフレキシブル基板から構成される回路体と、回路体に取り付けられるコネクタとを備えるコネクタ付き回路体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-021595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤハーネスに接続されたコネクタを相手コネクタに嵌合させる作業の作業性を向上できることが望ましい。例えば、ワイヤハーネスをプロテクタによって保護する構成において、ワイヤハーネスの形状の変化や配索経路の変化が許容されれば、嵌合作業の作業性が向上可能である。
【0005】
本発明の目的は、嵌合作業の作業性を向上させることができるワイヤハーネスの配索構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のワイヤハーネスの配索構造は、バスバとコネクタとを接続する検出線を含むワイヤハーネスと、プロテクタと、を備え、前記ワイヤハーネスは、前記プロテクタによって保護される被保護部と、第一露出部と、第二露出部と、を有し、前記第一露出部は、前記プロテクタから前記バスバに向けて突出しており、前記第二露出部は、前記プロテクタから前記コネクタに向けて突出しており、前記プロテクタは、前記第一露出部および前記第二露出部を並べて延在させるように前記被保護部を収容し、かつ前記第一露出部と前記第二露出部との間隔を変化させることが可能なように構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスの配索構造において、プロテクタは、ワイヤハーネスの第一露出部および第二露出部を並べて延在させるように被保護部を収容し、かつ第一露出部と第二露出部との間隔を変化させることが可能なように構成される。本発明に係るワイヤハーネスの配索構造によれば、嵌合作業の作業性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の分解斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の平面図である。
図3は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の斜視図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の分解斜視図である。
図5は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の分解斜視図である。
図6は、折り曲げ部の変形について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図6を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、ワイヤハーネスの配索構造に関する。図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の分解斜視図、図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の平面図、図3は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の斜視図、図4および図5は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の分解斜視図、図6は、折り曲げ部の変形について説明する図である。
(【0011】以降は省略されています)

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