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公開番号2025109183
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024226820
出願日2024-12-23
発明の名称骨脆弱性の処置のための天然マトリックス混合物
出願人バイオ - セラピー、フィジオロジカル システムズ フォー ヘルス ソシエタ ペル アチオニ
代理人弁理士法人浅村特許事務所
主分類A61K 35/57 20150101AFI20250716BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】生理学的な作用機序を有する、骨脆弱性(bone fragility)の処置において治療効果又は有益な効果を発揮する、100%天然物質からなる新規な組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、間葉系幹細胞の挙動を修正し、骨の成長又はリモデリングを可能にする細胞集団間の正しいバランスを再確立することにより、正しい骨代謝を再確立することを可能にする、エマージング・プロパティを示す天然マトリックスからなる100%天然製品を提供する。天然製品は、例えば、トクサの花穂、アカシア、マルピギアの果実、サンゴの骨格、鳥類の卵殻、アガベの葉、セトラリアの茎、アガリクス、およびクエン酸カルシウムからなる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
以下からなる製品:
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103
75
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
以下からなる、請求項1に記載の製品:
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103
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【請求項3】
下記の処方A、処方B又は処方Cからなる、請求項1又は2に記載の製品:
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108
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【請求項4】
トクサがトキワマンサク(Equisetum Arvense)であり、及び/又はアカシアがアカシア・セネガル(Acacia senegal)であり、及び/又はマルピギアがマルピギア・プニキフォリア(Malpighia punctifolia)であり、及び/又はサンゴがカリブサンゴ(caribbean coral)であり、及び/又は鳥類がガルス・ガルス(Gallus gallus)であり、及び/又はセトラリア(Cetaria)がセトラリア・アイランディカ(Cetaria islandica)である、請求項1~3のいずれか一項に記載の製品。
【請求項5】
トクサがトキワマンサク(Equisetum Arvense)であり、アカシアがアカシア・セネガル(Acacia senegal)であり、マルピギアがマルピギア・プニキフォリア(Malpighia punctifolia)であり、サンゴがカリブサンゴ(caribbean coral)であり、鳥類がガルス・ガルス(Gallus gallus)であり、セトラリア(Cetaria)がセトラリア・アイランディカ(Cetaria islandica)である、請求項1~4のいずれかに記載の製品。
【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載の製品及び少なくとも1つの天然の担体を含む、組成物。
【請求項7】
経口用、局所用、直腸用、膣用、全身注射用又はマイクロニードル注射投与用に製剤化されている、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
凍結乾燥物、錠剤、軟質又は硬質のゼラチンカプセル、粉末、顆粒、充填小胞、充填リポソーム又は充填ナノ粒子の形態である、請求項1~5のいずれかに記載の製品、又は請求項6若しくは7に記載の組成物。
【請求項9】
骨脆弱状態(bone fragility condition)の処置における使用又は前記処置の補助における使用のための、前記処置を必要とする対象における、請求項1~5及び8のいずれかに記載の製品、又は請求項6~8のいずれかに記載の組成物。
【請求項10】
対象が、骨脆弱状態(bone fragility condition)を発症するリスクを有している、請求項9に記載の使用のための製品又は組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、(薬理学的ではなく)生理学的な作用機序を有する、骨脆弱性(bone fragility)の処置において治療効果又は有益な効果を発揮する、100%天然物質からなる新規な組成物に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【0002】
本発明は、とくに、バランスのとれた生理学的状態からの逸脱を防止するための、又は骨脆弱性領域における生理学的状態を回復するための、治療目的又は有益な目的のための最終製品を作製するための、特定のプロセス及び方法によって適切に処理されたネイティブなマトリックスの排他的選択及び使用に関する。そのような製品の製造プロセスの全ての段階は、ワンヘルス(One Health)の原則(これは、人間の健康、動物の健康、及び環境の健康の相互関連性を認識する原理である)の庇護の下にあり、したがって、人工的な力又は物質の使用を許容しない。
【0003】
実際、本発明の分野では、基本的な要件は、最終製品、すなわち1つ又は2つ以上の天然マトリックスを含むか又はそれからなる製品が、自然知能(nature intelligence)、すなわち製品の各構成要素が属する生物のドメインのインプリントを維持しなければならず、それによって、自然であろうと人工であろうと、それ自体を他のネットワークと相互に連関し認識することができるネットワーク、すなわち、人工構成成分との相互作用によってある程度の人工性を獲得した本来は自然のネットワークを維持することができる。この相互の連関(interconnection)は、各相互作用する生物系において活性である事象のネットワークにおけるあらゆる外乱をリバランスするための基本であると考えられる。特定された全てのマトリックスは、それ自体が発明を表すような生物物理的仕様を提示する。
【0004】
本発明の製品の最終マトリックスのネットワークの形成に寄与する、製品に含まれるネイティブな天然マトリックスそれぞれの各ネットワークは、REACH(化学物質の登録、評価、認可及び制限)の定義によるUVCB物質(すなわち、未知又は可変組成の物質、複合体反応製品、又は生物学的材料)として定義することができるが、それは、その自己集合特性に従って処理された製品であるため、小分子化学プロトコルに基づいて決定も検証もすることができないからである。
【0005】
各ネットワークは、最終製品のマトリックス内及び製品によって受容生物に及ぼされる生理学的作用内の接続の確立によって特徴付けられる。製品の生産についてのバリデーションは、生理学的活性プロファイルの保存と、分光法(NIR及び他の技術)、分光光度法(標的及び非標的メタボロミクス)、並びに紙又はX線結晶学(フラクタル測定)を含む複数の生物物理学的分析システムを使用して生成されたマトリックス自体の記述子との間の関連に基づく確率モデルを使用して実行及び確認することができる。有用ではあるが、物質に含まれる個々の物質の従来の分子化学的定義は、その全体的な有効性及び品質を表すものではないため、この種の製品を検証するために使用することは不可能である。
【0006】
投与を意図したマトリックスの選択は、動物、植物及び鉱物界のアップデートされた特定の現在の分類学的基準に従って検証されなければならない。自然の物理現象と組み合わせて使用する場合、音響効果(音楽又は他の形態)及び量子的性質のものを含む波動粒子の分野の効果を考慮して、臨機応変に作用と有効性との間の関係を検証する必要がある。
【0007】
現在の技術水準では、完全に説明された作用機構を概説することは必ずしも可能ではないが、生物物理学レベルで既に検証されている、それぞれのネットワークの相互の連関における作用及び反応を検証することは可能であると考えられる。
【0008】
本発明は、新しい実体又は製品、及びシステムとして、特定の代謝状態における生理学的機能を常に連続的な変換状態にある生体において、リバランス、活性化又は制限することができるものを選択すること及び提供することを、目的とする。
【0009】
このようにして考えられた調製物は、他の全ての系を管理及び管理する単一の系と考えられる精神神経内分泌免疫系をリバランスすることができる。
【0010】
本発明は、医療分野における錬金術の技術を超える新しい最先端技術に貢献し、その始まりは16世紀の初期に遡ることができ、製品及びプロセスをすでに述べた概念的なワンヘルス(One Health)の目標に戻す。本発明は、主に他の生物に対するそれらの効果及び活性を検証するという概念に基づいて、検証することができる実体の構成を保証するために、既存の規則を認識し、又は新しい規則を見つける、人工技術及び自然に物質を自己集合させるものの新たな変化(declination)を提案する。後者は、連続的に変化する生きている存在(living beings)であり、規定された間隔内でそれらの生理学的状態の評価を必要とし、これは、今日では個別化医療に含まれる概念である。本発明は、理論的作用機序の効果を実証可能に検証することができる知識のセットとして理解される、科学の概念に適合する。今日において、これらの方法は、人間が生成した(人工)知能と自然との間の相互の連関を損なうリスクがあるようなペースで技術革新が進む状況において、あらゆる形態の生命(life)の間の相互の関係(interconnections)の確立に適用される。
(【0011】以降は省略されています)

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