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公開番号
2025108683
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2025069929,2023148575
出願日
2025-04-21,2019-03-26
発明の名称
動画圧縮装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
藤央弁理士法人
主分類
H04N
19/132 20140101AFI20250715BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】異なる撮像条件が混在する動画データを区分けして圧縮する動画圧縮装置、電子機器および動画圧縮プログラムを提供する。
【解決手段】被写体を撮像する複数の撮像領域を有し、撮像領域毎に撮像条件が設定可能な撮像素子から出力された複数のフレームを圧縮する動画圧縮装置であって、制御部502は、第1フレームレートが設定された第1撮像領域及び第2フレームレートが設定された第2撮像領域から出力された複数の第1フレーム711を取得するとともに、第2撮像領域から出力された複数の第2フレーム713を取得する取得部と、各第2フレームにおいて、第1撮像領域から被写体の画像データが出力されなかった欠損領域を特定色で補完して、補完領域に設定する補完部702と、複数の第1フレームを圧縮するとともに、複数の補完後第2フレームを圧縮する圧縮部と、を含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体を撮像する複数の撮像領域を有し、前記撮像領域ごとに撮像条件が設定可能な撮像素子から出力された複数のフレームを圧縮する動画圧縮装置であって、
第1フレームレートが設定された第1撮像領域から出力されたデータと、第2フレームレートが設定された第2撮像領域から出力されたデータと、を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記第1撮像領域から出力されたデータに基づいて複数の第1フレームを生成し、前記第2撮像領域から出力されたデータに基づいて複数の第2フレームを生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記複数の第1フレームを圧縮するとともに、前記複数の第2フレームを圧縮する圧縮部と、
を有する動画圧縮装置。
発明の詳細な説明
【参照による取り込み】
【0001】
本出願は、平成30年(2018年)3月30日に出願された日本出願である特願2018-70203の優先権を主張し、その内容を参照することにより、本出願に取り込む。
続きを表示(約 3,100 文字)
【技術分野】
【0002】
本発明は、動画圧縮装置、電子機器、および動画圧縮プログラムに関する。
【背景技術】
【0003】
領域ごとに異なる撮像条件を設定可能な撮像素子を搭載した撮像装置が知られている(特許文献1参照)。しかしながら、異なる撮像条件で撮像されたフレームの動画圧縮は従来考慮されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-197192号公報
【発明の概要】
【0005】
本開示技術の動画圧縮装置は、被写体を撮像する複数の撮像領域を有し、前記撮像領域ごとに撮像条件が設定可能な撮像素子から出力された複数のフレームを圧縮する動画圧縮装置であって、第1フレームレートが設定された第1撮像領域から出力されたデータと、第2フレームレートが設定された第2撮像領域から出力されたデータと、を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記第1撮像領域から出力されたデータに基づいて複数の第1フレームを生成し、前記第2撮像領域から出力されたデータに基づいて複数の第2フレームを生成する生成部と、前記生成部によって生成された前記複数の第1フレームを圧縮するとともに、前記複数の第2フレームを圧縮する圧縮部と、を有する。
【0006】
本開示技術の電子機器は、被写体を撮像する複数の撮像領域を有し、前記撮像領域ごとに撮像条件が設定可能な撮像素子と、第1フレームレートが設定された第1撮像領域から出力されたデータと、第2フレームレートが設定された第2撮像領域から出力されたデータと、を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記第1撮像領域から出力されたデータに基づいて複数の第1フレームを生成し、前記第2撮像領域から出力されたデータに基づいて複数の第2フレームを生成する生成部と、前記生成部が生成した前記複数の第1フレームを圧縮するとともに、前記複数の第2フレームを圧縮する圧縮部と、を有する。
【0007】
本開示技術の動画圧縮プログラムは、被写体を撮像する複数の撮像領域を有し、前記撮像領域ごとに撮像条件が設定可能な撮像素子から出力された複数のフレームの圧縮をプロセッサに実行させる動画圧縮プログラムであって、前記プロセッサに、第1フレームレートが設定された第1撮像領域から出力されたデータと、第2フレームレートが設定された第2撮像領域から出力されたデータと、を取得する取得処理と、前記取得処理によって取得された前記第1撮像領域から出力されたデータに基づいて複数の第1フレームを生成し、前記第2撮像領域から出力されたデータに基づいて複数の第2フレームを生成する生成処理と、前記生成処理によって生成された前記複数の第1フレームを圧縮するとともに、前記複数の第2フレームを圧縮する圧縮処理と、を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、積層型撮像素子の断面図である。
図2は、撮像チップの画素配列を説明する図である。
図3は、撮像チップの回路図である。
図4は、撮像素子の機能的構成例を示すブロック図である。
図5は、電子機器のブロック構成例を示す説明図である。
図6は、撮像面と被写体像との関係を示す説明図である。
図7は、実施例1にかかる動画圧縮伸張例を示す説明図である。
図8は、動画ファイルのファイルフォーマット例を示す説明図である。
図9は、フレームと付加情報との関係を示す説明図である。
図10は、図7に示した合成部における合成処理例1を示す説明図である。
図11は、図7に示した合成部における合成処理例2を示す説明図である。
図12は、図5に示した制御部の構成例を示すブロック図である。
図13は、圧縮部の構成例を示すブロック図である。
図14は、制御部の動作処理手順例を示すシーケンス図である。
図15は、図14に示した設定処理(ステップS1404、S1410)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図16は、図15に示したフレームレート設定処理(ステップS1505)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図17は、補完部による補完処理手順例を示すフローチャートである。
図18は、図14に示した動画ファイル生成処理(ステップS1413、S1415)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図19は、圧縮制御部による第1圧縮制御方法の圧縮制御処理手順例を示すフローチャートである。
図20は、動き検出部による第1圧縮制御方法の動き検出処理手順例を示すフローチャートである。
図21は、動き補償部による第1圧縮制御方法の動き補償処理手順例を示すフローチャートである。
図22は、圧縮制御部による第2圧縮制御方法の圧縮制御処理手順例を示すフローチャートである。
図23は、動き検出部による第2圧縮制御方法の動き検出処理手順例を示すフローチャートである。
図24は、動き補償部による第2圧縮制御方法の動き補償処理手順例を示すフローチャートである。
図25は、伸張から再生までの処理手順例を示すフローチャートである。
図26は、図25に示した合成処理(ステップS2507)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図27は、図10に示した合成例の具体的な処理の流れを示す説明図である。
図28は、実施例2にかかる60[fps]のフレームの合成例1を示す説明図である。
図29は、実施例2にかかる60[fps]のフレームの合成例2を示す説明図である。
図30は、実施例2にかかる60[fps]のフレームの合成例4を示す説明図である。
図31は、合成部によるフレームの合成例1による合成処理手順例1を示すフローチャートである。
図32は、合成部によるフレームの合成例2による合成処理手順例2を示すフローチャートである。
図33は、合成部によるフレームの合成例3による合成処理手順例3を示すフローチャートである。
図34は、合成部によるフレームの合成例4による合成処理手順例4を示すフローチャートである。
図35は、実施例3にかかる60[fps]のフレームの合成例を示す説明図である。
図36は、撮像領域の設定と補完後第2フレームの画像領域との対応関係を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<撮像素子の構成例>
初めに、電子機器に搭載する積層型撮像素子について説明する。電子機器は、たとえば、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置である。
【0010】
図1は、積層型撮像素子100の断面図である。積層型撮像素子(以下、単に、「撮像素子」)100は、入射光に対応した画素信号を出力する裏面照射型撮像チップ(以下、単に、「撮像チップ」)113と、画素信号を処理する信号処理チップ111と、画素信号を記憶するメモリチップ112とを備える。これら撮像チップ113、信号処理チップ111およびメモリチップ112は積層されており、Cuなどの導電性を有するバンプ109により互いに電気的に接続される。
(【0011】以降は省略されています)
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