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公開番号2025108682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2025069885,2023014860
出願日2025-04-21,2023-02-02
発明の名称遊技機
出願人株式会社大一商会
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250715BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技機の開発効率の低下を抑制する。
【解決手段】所定の抽選条件の成立に基づいて抽選を行い、該抽選の結果に基づいて遊技利益を付与する遊技機において、遊技機を制御するプログラムを実行可能な演算手段と、演算手段により実行されるプログラムを格納する記憶手段と、を備え、記憶手段は、遊技の進行を制御する処理を実行する第1プログラムを格納する第1遊技制御領域と、遊技の進行に直接関与しない処理を実行する第2プログラムを格納する第2遊技制御領域と、を提供し、演算手段は、第1プログラムの実行により遊技の進行を停止した後であっても第2プログラムを実行可能とする。
【選択図】図635

特許請求の範囲【請求項1】
所定の抽選条件の成立に基づいて抽選を行い、該抽選の結果に基づいて遊技利益を付与する遊技機において、
遊技機を制御するプログラムを実行可能な演算手段と、
前記演算手段により実行されるプログラムを格納する記憶手段と、
所定の計数条件の成立に基づいて計数可能な所定の計数値が特定値に達することで、前記抽選を含めた遊技の進行を停止する特定機能を作動させる特定機能作動手段と、
を備え、
前記記憶手段は、遊技の進行を制御する処理を実行する第1プログラムを格納する第1遊技制御領域と、遊技の進行に直接関与しない処理を実行する第2プログラムを格納する第2遊技制御領域と、を提供し、
前記第2プログラムにより実行される処理には、前記特定機能作動手段に関する処理が含まれ、
前記演算手段は、前記第1プログラムの実行により遊技の進行を停止した後であっても前記第2プログラムの実行により前記特定機能作動手段に関する処理を実行可能とすることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ぱちんこ遊技機(一般的に「パチンコ機」とも称する)や回胴式遊技機(一般に「パチスロ機」とも称する)等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 4,600 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ機に代表される遊技機は、プログラムやデータを記憶する記憶手段を備えており、遊技の進行を制御するプログラムを格納する領域と、遊技の進行に直接関与しない制御を行うプログラムとが別の領域に記憶されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-189220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された遊技機では、各領域に格納されたプログラムやデータの管理にさらなる改良の余地があった。また、遊技の進行を制御するプログラムにより遊技を停止する処理を実行する場合に性能表示モニタへの出力など必要に応じて遊技の進行に直接関与しない制御を実行することが管理上好ましい場合があったが、遊技が停止されるまでにこれらの制御を完了させなければならないとするとプログラムの開発において多くの制約が生じ、遊技機の開発効率が低下するおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、遊技機の開発効率の低下を抑制可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
所定の抽選条件の成立に基づいて抽選を行い、該抽選の結果に基づいて遊技利益を付与する遊技機において、
遊技機を制御するプログラムを実行可能な演算手段と、
前記演算手段により実行されるプログラムを格納する記憶手段と、
所定の計数条件の成立に基づいて計数可能な所定の計数値が特定値に達することで、前記抽選を含めた遊技の進行を停止する特定機能を作動させる特定機能作動手段と、
を備え、
前記記憶手段は、遊技の進行を制御する処理を実行する第1プログラムを格納する第1遊技制御領域と、遊技の進行に直接関与しない処理を実行する第2プログラムを格納する第2遊技制御領域と、を提供し、
前記第2プログラムにより実行される処理には、前記特定機能作動手段に関する処理が含まれ、
前記演算手段は、前記第1プログラムの実行により遊技の進行を停止した後であっても前記第2プログラムの実行により前記特定機能作動手段に関する処理を実行可能とすることを特徴とする遊技機。
【0007】
【発明の効果】
【0008】
本発明の一形態によれば、上記課題を解決し、遊技機の開発効率の低下を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態であるパチンコ機の正面図である。
パチンコ機の右側面図である。
パチンコ機の平面図である。
パチンコ機の背面図である。
パチンコ機を前から見た斜視図である。
パチンコ機を後ろから見た斜視図である。
本体枠から扉枠を開放させると共に、外枠から本体枠を開放させた状態で前から見たパチンコ機の斜視図である。
パチンコ機を扉枠、遊技盤、本体枠、及び外枠に分解して前から見た分解斜視図である。
パチンコ機を扉枠、遊技盤、本体枠、及び外枠に分解して後ろから見た分解斜視図である。
遊技盤の一例を示す正面図である。
遊技盤を右前から見た斜視図である。
遊技盤を左前から見た斜視図である。
遊技盤を後ろから見た斜視図である。
遊技盤を主な構成毎に分解して前から見た分解斜視図である。
遊技盤を主な構成毎に分解して後ろから見た分解斜視図である。
遊技盤における前構成部材及び表ユニットを遊技領域内の前後方向の略中央で切断した正面図である。
パチンコ機の制御構成を概略的に示すブロック図である。
主制御MPU内の構成を示す図である。
主制御MPU内の演算回路の構成を示す図である。
シリアル通信回路の構成を示す図である。
初期化処理の一例を示すフローチャートである。
図21の初期化処理の続きを示すフローチャートである。
タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
役物比率算出・表示処理の一例を示すフローチャートである。
図24の役物比率算出・表示処理の続きを示すフローチャートである。
主制御MPUに内蔵されたROM、RAMに格納されたプログラム(コード)及びデータの配置の一例を示す図である。
役物比率算出用領域に格納されるデータの構造を示す図である。
役物比率表示器の構成を示す図である。
ドライバ回路の構成を示す図である。
ドライバ回路へ入力されるデータのタイミング図である。
主制御基板の実装例を示す図である。
主制御MPUと役物比率表示器との位置関係を示す図である。
ロードレジスタ選択テーブルを示す図である。
キャラクタジェネレータデコードテーブルを示す図である。
ドライバ回路の状態遷移図である。
役物比率の表示例を示す図である。
役物比率の表示例を示す図である。
パチンコ機の制御構成を概略的に示すブロック図である。
ベース算出用領域更新処理の一例を示すフローチャートである。
ベース算出・表示処理の一例を示すフローチャートである。
賞球数の更新タイミングとベース値の計算タイミングの一例を示す図である。
賞球数の更新タイミングとベース値の計算タイミングの別の一例を示す図である。
賞球数の更新タイミングとベース値の計算タイミングの別の一例を示す図である。
賞球数の更新タイミングとベース値の計算タイミングの別の一例を示す図である。
賞球数の更新タイミングとベース値の計算タイミングの別の一例を示す図である。
ベース算出用領域更新処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出・表示処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出用領域更新処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出・表示処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出用領域更新処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出・表示処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出用領域に格納されるデータの構造を示す図である。
遊技盤の別の一例を示す正面図である。
ベース算出用領域更新処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出用領域更新処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出・表示処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出・表示処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出・表示処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出・表示処理の別の一例を示すフローチャートである。
周辺制御部電源投入時処理の一例を示すフローチャートである。
周辺制御部Vブランク割り込み処理の一例を示すフローチャートである。
周辺制御部1msタイマ割り込み処理の一例を示すフローチャートである。
表示選択処理の一例を示すフローチャートである。
表示選択テーブルの一例を示す図である。
表示選択テーブルの一例を示す図である。
表示選択テーブルの一例を示す図である。
表示選択テーブルの一例を示す図である。
表示選択テーブルの一例を示す図である。
表示画面の一例を示す図である。
ベース算出用領域更新処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出用領域更新処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出・表示処理の別の一例を示すフローチャートである。
ベース算出用領域更新処理の一例を示すフローチャートである。
ベース算出用領域更新処理の別の一例を示すフローチャートである。
タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
ベース算出処理1の一例を示すフローチャートである。
ベース算出処理2の一例を示すフローチャートである。
ベース算出処理1の別な一例を示すフローチャートである。
ベース算出処理2の別な一例を示すフローチャートである。
タイマ割込み処理の別な一例を示すフローチャートである。
ベース算出処理3の一例を示すフローチャートである。
ベース算出処理4の一例を示すフローチャートである。
ベース表示処理の一例を示すフローチャートである。
ベース算出処理3の別な一例を示すフローチャートである。
ベース算出処理4の別な一例を示すフローチャートである。
ベース表示処理の別な一例を示すフローチャートである。
パチンコ機の制御構成を概略的に示すブロック図である。
枠側排出球センサの配置を示す図である。
枠側排出球センサの配置を示す図である。
排出球センサと主制御基板との接続例を示す図である。
遊技盤の一例を示す正面図である。
主制御入力回路の構成を示す図である。
主制御基板の実装例を示す図である。
主制御基板の実装例を示す図である。
主制御基板の実装例を示す図である。
主制御I/Oポートの構成例を示す図である。
主制御I/Oポートの構成例を示す図である。
図97に示す主制御I/Oポートの構成例におけるタイミング図である。
ベース値の計算にかかる状態(区間)の変化を示す図である。
ベース表示器に表示される文字の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態であるパチンコ機1について、図面を参照して詳細に説明する。まず、図1乃至図9を参照して本実施形態のパチンコ機1の全体構成について説明する。図1は本発明の一実施形態であるパチンコ機の正面図である。図2はパチンコ機の右側面図であり、図3はパチンコ機の平面図であり、図4はパチンコ機の背面図である。図5はパチンコ機を前から見た斜視図であり、図6はパチンコ機を後ろから見た斜視図である。図7は本体枠から扉枠3を開放させると共に、外枠2から本体枠4を開放させた状態で前から見たパチンコ機の斜視図である。図8はパチンコ機を扉枠3、遊技盤5、本体枠4、及び外枠2に分解して前から見た分解斜視図であり、図9はパチンコ機を扉枠3、遊技盤5、本体枠4、及び外枠2に分解して後ろから見た分解斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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