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公開番号
2025107851
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001347
出願日
2024-01-09
発明の名称
車両および電池の特性判定方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60L
53/80 20190101AFI20250714BHJP(車両一般)
要約
【課題】電池の交換前後でユーザに違和感を与えることを抑制する。
【解決手段】ECUは、交換前の電池パックから所定SOCの充電に要する時間t(1)を取得するステップ(S100)と、交換後の電池パックから所定SOCの充電に要する時間t(2)を取得するステップ(S102)と、時間t(1)と時間t(2)との差分の大きさがしきい値α以上であると判定される場合(S104にてYES)、判定フラグをオン状態に設定するステップ(S106)と、差分の大きさがしきい値αよりも小さいと判定される場合(S104にてNO)、判定フラグをオフ状態に設定するステップ(S108)とを含む、処理を実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に電源として搭載される電池から電池情報を取得する取得装置と、
前記車両に関する車両情報を通知する通知装置と、
前記通知装置を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記車両に搭載された第1電池から第2電池に交換された後に前記第2電池から取得した前記電池情報に基づいて前記第2電池と予め定められた仕様の基準電池との間に特性の差があると、交換前後で前記特性の差があることを示す情報を前記通知装置を用いて通知する、車両。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記車両に前記第2電池が前記電源として接続された後に前記基準電池の予め定められた特性を示す値と前記第2電池の前記予め定められた特性を示す値との差の大きさがしきい値よりも大きいと、前記通知装置を用いて前記特性の差があることを示す情報を通知する、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記通知装置は、表示装置であって、
前記制御装置は、前記第2電池に交換されてから最初に前記車両を起動するときに前記差の大きさが前記しきい値よりも大きいと、前記通知装置を用いて前記特性の差があることを示す情報を含む画像を前記表示装置に表示させる、請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記制御装置は、前記基準電池のSOC(State Of Charge)を予め定められた値だけ変化させるのに要する第1の時間と、前記第2電池の前記SOCを前記予め定められた値だけ変化させるのに要する第2の時間との差の大きさがしきい値よりも大きいと、前記通知装置を用いて前記特性の差があることを示す情報を通知する、請求項1に記載の車両。
【請求項5】
前記制御装置は、前記基準電池と前記第2電池とが同一のSOCである場合の前記基準電池の第1電圧と前記第2電池の第2電圧との差の大きさがしきい値よりも大きいと、前記通知装置を用いて前記特性の差があること示す情報を通知する、請求項1に記載の車両。
【請求項6】
前記制御装置は、前記基準電池のサプライヤと前記第2電池のサプライヤとが異なる場合、前記通知装置を用いて前記特性の差があることを示す情報を通知する、請求項1に記載の車両。
【請求項7】
前記予め定められた仕様は、前記第1電池の仕様を含む、請求項1に記載の車両。
【請求項8】
前記基準電池は、交換前の前記第1電池を含み、
前記制御装置は、前記第1電池の搭載位置と前記第2電池の搭載位置とが異なる場合、前記通知装置を用いて前記特性の差があることを示す情報を通知する、請求項1に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、脱着可能な電池を備える車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2011-091879号公報(特許文献1)には、電池の端子電圧と電池温度と満充電電圧情報とに基づいて電池の満充電までに要する残充電時間を表示する技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-091879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、脱着可能な電池を搭載した車両において、電池が交換される場合に交換された電池と予め定められた仕様の基準電池との性能の差によってはユーザに違和感を与える場合がある。たとえば、基準電池から入出力が低い電池に交換される場合には交換前後で出力性能の変化や充電時間が長くなることにより、ユーザが違和感を覚える場合がある。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、電池の交換前後でユーザに違和感を与えることを抑制する車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に係る車両は、車両に電源として搭載される電池から電池情報を取得する取得装置と、車両に関する車両情報を通知する通知装置と、通知装置を制御する制御装置とを備える。制御装置は、車両に搭載された第1電池から第2電池に交換された後に第2電池から取得した電池情報に基づいて第2電池と予め定められた仕様の基準電池との間に特性の差があると、交換前後で特性の差があることを示す情報を通知装置を用いて通知する。
【0007】
このようにすると、第1電池から第2電池に交換される場合に、第2電池と予め定められた仕様の基準電池との間に特性の差があると、特性の差があることが通知されるので、ユーザは交換前後で特性に差があることを認識することができる。そのため、電池の交換前後での性能の差によってユーザに違和感を与えることを抑制することができる。
【0008】
ある実施の形態においては、制御装置は、車両に第2電池が電源として接続された後に基準電池の予め定められた特性を示す値と第2電池の予め定められた特性を示す値との差の大きさがしきい値よりも大きいと、通知装置を用いて特性の差があることを示す情報を通知する。
【0009】
このようにすると、電源として車両に接続された後に、特性の差の大きさがしきい値よりも大きいと通知装置を用いて特性の差があることが通知されるので、ユーザは交換前後で特性に差があることを認識することができる。そのため、電池の交換前後での性能の差によってユーザに違和感を与えることを抑制することができる。
【0010】
さらにある実施の形態においては、通知装置は、表示装置である。制御装置は、第2電池に交換されてから最初に車両を起動するときに差の大きさがしきい値よりも大きいと、通知装置を用いて特性の差があることを示す情報を含む画像を表示装置に表示させる。
(【0011】以降は省略されています)
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