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公開番号
2025107418
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025079849,2024024824
出願日
2025-05-12,2019-02-28
発明の名称
通信装置、通信方法、及び、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04W
76/15 20180101AFI20250710BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数のアクセスポイントが並行して端末へデータを送信するための設定を適切に実行すること。
【解決手段】物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する通信装置は、プリアンブルには第1のBasic Service Set(BSS) colorを設定するフィールドが含まれており、第1のBSS colorフィールドには、通信装置と第1の他の通信装置とが協調して第2の他の通信装置へ無線フレームを送信するか否かに応じた値が設定される。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のBasic Service Set(BSS)を構築する構築手段と、
物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する送信手段と、
を有する通信装置であって、
前記プリアンブルは、
Legacy Short Training Field(L-STF)と、
前記無線フレームにおいて前記L-STFの直後に配置されるLegacy Long Training Field(L-LTF)と、
前記無線フレームにおいて前記L-LTFの直後に配置されるLegacy Signal Field(L-SIG)と、
前記無線フレームにおいて前記L-SIGの後に配置されるExtremely High Throughput(EHT) Signal Field(EHT-SIG-A)と、
前記無線フレームにおいて前記EHT-SIG-Aの後に配置されるEHT Short Training Field(EHT-STF)と、
前記無線フレームにおいて前記EHT-STFの直後に配置されるEHT Long Training Field(EHT-LTF)と、
を含み、
前記EHT-SIG-Aは、BSS colorを設定するサブフィールドを含み、
前記通信装置と第1の他の通信装置とが協調して第2の他の通信装置へ前記無線フレームを送信する場合、前記第1のBSSにおいて用いるBSS colorを変更せずに、当該第2の他の通信装置が属する第2のBSSのBSS colorに基づいて、前記サブフィールドの値が設定される、
ことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2のBSSが、前記第1の他の通信装置によって構築された第3のBSSである場合、当該第3のBSSで使用されるBSS colorが、前記サブフィールドの値として設定される、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記通信装置は、前記第1の他の通信装置から、前記第3のBSSのBSS colorの情報を取得する、ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記通信装置は、前記第2のBSSが前記第3のBSSである場合、前記第1の他の通信装置から、前記第2の他の通信装置の情報を取得する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記第2のBSSが前記第1のBSSである場合、当該第1のBSSで使用されるBSS colorが、前記サブフィールドの値として設定される、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項6】
前記通信装置は、前記第1の他の通信装置へ、当該第1のBSSのBSS colorの情報を通知する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項7】
前記通信装置は、前記第2のBSSが前記第1のBSSである場合、前記第1の他の通信装置へ、前記第2の他の通信装置の情報を通知する、ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項8】
前記第1の他の通信装置と協調して前記無線フレームを送信するモードで前記通信装置が動作している間は、当該無線フレームの送信先の装置が属するBSSのBSS colorに基づいて、前記サブフィールドの値が設定される、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項9】
前記通信装置が前記モードで動作していない間は、前記第1のBSSのBSS colorに基づいて、前記サブフィールドの値が設定される、ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
【請求項10】
前記通信装置と前記第1の他の通信装置は、IEEE802.11EHTに準拠したアクセスポイントであり、前記第2の他の通信装置は、IEEE802.11EHTに準拠したステーションである、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線LANにおける通信制御技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
無線LAN(Wireless Local Area Network)に関する通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格が知られている。IEEE802.11規格シリーズのうちの最新規格であるIEEE802.11ax規格では、OFDMA(直交周波数分割多元接続)を用いて、高いピークスループットに加え、混雑状況下での通信速度向上を実現している(特許文献1参照)。
【0003】
現在、さらなるスループット向上のために、IEEE802.11axの後継規格として、IEEE802.11EHT(Extremely High Throughput)と呼ばれるStudy Groupが結成されている。EHTでは、スループット向上を達成するために、複数の空間的に分散して配置されたアクセスポイント(AP)が、協調して単一のSTA(Station)へデータを送信する、Multi-AP Coordination構成が検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-050133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
IEEE802.11ax規格においては、BSS(Basic Service Set) colorという識別情報を用いることが規定されている。通信装置は、自装置が接続しているAPのBSS colorと同じBSS colorが設定されている無線フレームを受信した場合、その無線フレームをIntra-BSSのフレームとして取り扱う。一方、IEEE802.11EHTでは、上述のようにMulti-AP Coordination構成が用いられることが検討されているが、この場合にBSS colorをどのように設定すべきかが明確になっていない。
【0006】
本発明は、複数のアクセスポイントが並行して端末へデータを送信するための設定を適切に実行するための手法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様による通信装置は、物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する送信手段を有する通信装置であって、前記プリアンブルには第1のBasic Service Set(BSS) colorを設定するフィールドが含まれており、前記第1のBSS colorフィールドには、前記通信装置と第1の他の通信装置とが協調して第2の他の通信装置へ前記無線フレームを送信するか否かに応じた値が設定される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数のアクセスポイントが並行して端末へデータを送信するための設定を適切に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ネットワークの構成例を示す図である。
AP及びSTAのハードウェア構成例を示す図である。
AP及びSTAの機能構成例を示す図である。
EHT SU PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図である。
EHT ER PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図である。
EHT MU PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図である。
ネットワークにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
APにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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