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公開番号2025107373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025078027,2019205589
出願日2025-05-08,2019-11-13
発明の名称情報処理装置及びその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250710BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 異なる検査基準が適用される検査領域同士が重なっている場合に当該画素にどの検査基準が適用されるかをユーザが容易に把握できるように提示することを目的とする。
【解決手段】 印刷物の被検査面を撮像した撮像画像と、基準画像との比較に基づいて被検査面の画像の品位を判定するための検査レベルを設定する際に、基準画像に対して、検査レベルの異なる、複数の検査領域を設定し、複数の検査領域に対して重なり領域がある場合、所定の優先順位に基づいて、重なり領域の検査レベルを特定し、重なり領域の特定した検査レベルを表示する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
印刷物の被検査面を撮像した撮像画像と、基準画像との比較に基づいて被検査面の画像の品位を判定するための検査レベルを設定する情報処理装置であって、
前記基準画像に対して、検査レベルの異なる、複数の検査領域を設定する設定手段と、前記複数の検査領域に対して重なり領域がある場合、所定の優先順位に基づいて、前記重なり領域の検査レベルを特定する特定手段と、
前記重なり領域の前記特定した検査レベルを表示する表示制御手段を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
印刷物の被検査面を撮像した撮像画像を取得する取得手段と、
前記取得した撮像画像と、前記基準画像と、前記設定された検査レベルに基づいて、前記印刷物の被検査面の品位を判定する判定手段を有し、
前記判定手段は、前記複数の検査領域に対して重なり領域がある場合、前記重なり領域の前記特定した検査レベルを用いて判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
表示切替の指示を受け付ける受付手段と、
前記表示制御手段は、前記表示切替の指示を付けた場合、前記重なり領域の前記特定した検査レベルを表示した画面から前記複数の検査領域の枠を表示した画面への表示を切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記優先順位は、検査レベルが高いほど、高くなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記設定手段は、さらに、検査除外領域を設定し、
前記検査除外領域は、前記優先順位が1番高いことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
印刷物の被検査面を撮像した撮像画像と、基準画像との比較に基づいて被検査面の画像の品位を判定するための検査レベルを設定する情報処理装置の制御方法であって、
前記基準画像に対して、検査レベルの異なる、複数の検査領域を設定する設定工程と、前記複数の検査領域に対して重なり領域がある場合、所定の優先順位に基づいて、前記重なり領域の検査レベルを特定する特定工程と、
前記重なり領域の前記特定した検査レベルを表示する表示制御工程を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項7】
印刷物の被検査面を撮像した撮像画像を取得する取得工程と、
前記取得した撮像画像と、前記基準画像と、前記設定された検査レベルに基づいて、前記印刷物の被検査面の品位を判定する判定工程を有し、
前記判定工程は、前記複数の検査領域に対して重なり領域がある場合、前記重なり領域の前記特定した検査レベルを用いて判定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項8】
表示切替の指示を受け付ける受付工程と、
前記表示切替の指示を付けた場合、前記重なり領域の前記特定した検査レベルを表示した画面から前記複数の検査領域の枠を表示した画面への表示を切り替えることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項9】
前記優先順位は、検査レベルが高いほど、高くなることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項10】
前記設定工程で、検査除外領域を設定された場合、前記検査除外領域は、前記優先順位が1番、高いことを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置における印刷物の品位を検査する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
印刷装置で印刷した印刷物を読み取り、品位を検査する検査装置が知られている。検査装置は、汚れや印刷抜けなどの画像欠陥、文字の誤り、バーコード品位などを検出可能である。
【0003】
ユーザの業務形態や印刷物によって要求品質は異なるため、検査要求に対して必要十分な検査を実施することが重要である。検査基準が緩すぎると不良を含む印刷物を出荷してしまうことになるが、検査基準が厳しすぎると本来不良品としなくても良い印刷物が不良品になってしまい、廃棄枚数が増えたり、不良の中からユーザが目視で不良がないか改めて確認する手間が生じたりする。
【0004】
このような課題を解決するため、バリアブルデータ印刷において固定領域と可変領域に対して異なる検査基準を適用する技術が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-217931号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来技術では、異なる検査基準が適用される領域同士が画像内で重なっている場合は想定されていない。そのため、検査基準が適用される領域同士が画像内で重なっている場合は、ユーザが所望の検査基準で検査が行われるのかどうかを確認することができなかった。従って、ユーザの所望の印刷データの所望の領域に、ユーザが求める検査基準を適用して検査が行われるか確認するのが困難であるという課題がある。
【0007】
そこで本発明では、異なる検査基準が適用される検査領域同士が重なっている場合に当該画素にどの検査基準が適用されるかをユーザが容易に把握できるように提示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく、本発明は、印刷物の被検査面を撮像した撮像画像と、基準画像との比較に基づいて被検査面の画像の品位を判定するための検査レベルを設定する情報処理装置であって、前記基準画像に対して、検査レベルの異なる、複数の検査領域を設定する設定手段と、前記複数の検査領域に対して重なり領域がある場合、所定の優先順位に基づいて、前記重なり領域の検査レベルを特定する特定手段と、前記重なり領域の前記特定した検査レベルを表示する表示制御手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、異なる検査基準が適用される検査領域同士が重なっている場合に当該画素にどの検査基準が適用されるかをユーザが容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
情報処理装置と検査装置と印刷装置の構成を表す模式図。
情報処理装置と検査装置と印刷装置の構成を示すブロック図。
情報処理装置と検査ユニットと印刷装置と大容量スタッカの内部構成を示す図。
検査装置の基本的な動作を示すフローチャート。
検査実行時の検査ユニットの基本的な動作を示すフローチャート。
検査設定画面。
検査装置の検査領域設定の動作フローチャート。
検査装置の検査の動作フローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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