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公開番号2025107268
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025074490,2023191257
出願日2025-04-28,2019-01-24
発明の名称インクジェット記録装置
出願人株式会社日立産機システム
代理人青稜弁理士法人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20250710BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】
インクジェット記録装置周辺に洗浄液が流出することを回避し、洗浄に使用した後の洗浄液を密閉性の高い容器内に格納する印字ヘッド洗浄機能を有するインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】
印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と洗浄液が収容された洗浄液容器を有する本体と、前記インク容器に接続され加圧供給されたインクが吐出されるノズルと印字に使用されるインク粒子を帯電させる帯電電極と前記帯電電極で帯電されたインク粒子を偏向させる偏向電極と印字に使用されないインク粒子を回収するガターを有する印字ヘッドと、を備えたインクジェット記録装置において、洗浄液が吐出される洗浄ノズルと印字ヘッドを挿入できる挿入口とを有するヘッド洗浄ユニットを備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と洗浄液が収容された洗浄液容器を有する本体と、前記インク容器に接続され加圧供給されたインクが吐出されるノズルと印字に使用されるインク粒子を帯電させる帯電電極と前記帯電電極で帯電されたインク粒子を偏向させる偏向電極と印字に使用されないインク粒子を回収するガターを有する印字ヘッドと、を備えたインクジェット記録装置において、
前記洗浄液が吐出される洗浄ノズルと前記印字ヘッドを挿入できる挿入口とを有するヘッド洗浄ユニットを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のインクジェット記録装置であって、
前記本体と前記ヘッド洗浄ユニットは別体として設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載のインクジェット記録装置であって、
前記ヘッド洗浄ユニットは、前記本体と導管で接続されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項4】
請求項1~3の何れか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
前記洗浄液容器は、前記洗浄ノズルと洗浄経路で接続されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項5】
請求項1~4の何れか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
前記ヘッド洗浄ユニットは、洗浄に使用した前記洗浄液が収容される廃液容器を接続可能にする容器接続部を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項6】
請求項1~5の何れか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
前記ヘッド洗浄ユニットは、前記挿入口に前記印字ヘッドが挿入されたかどうかを検出するヘッド検出手段が設置されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項7】
請求項5に記載のインクジェット記録装置であって、
前記ヘッド洗浄ユニットは、前記廃液容器が前記容器接続部に接続されたかどうかを検出する容器検出手段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項8】
請求項1~7の何れか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
前記挿入口は、前記ヘッド洗浄ユニット内部の雰囲気と外気を遮断するシール部を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項9】
請求項1~8の何れか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
前記ヘッド洗浄ユニットは、空気が吐出されるエアノズルを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項10】
印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と洗浄液が収容された洗浄液容器を有する本体と、前記インク容器に接続され加圧供給されたインクが吐出されるノズルと印字に使用されるインク粒子を帯電させる帯電電極と前記帯電電極で帯電されたインク粒子を偏向させる偏向電極と印字に使用されないインク粒子を回収するガターを有する印字ヘッドと、を備えたインクジェット記録装置において、
空気が吐出されるエアノズルと前記印字ヘッドを挿入できる挿入口とを有する外部ユニットを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録装置のヘッド洗浄機能に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2015-136934号公報(特許文献1)がある。特許文献1においては、インクジェット記録装置のヘッド洗浄方法として、ヘッド内部の洗浄ノズルから洗浄液をノズル吐出口に向けて噴出し洗浄を行う。そして、乾燥工程を行うことによりノズル詰まりの発生原因を除去する点が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-136934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の方法では、ヘッド内部の洗浄ノズルから洗浄液をノズル吐出口に向けて噴出した際、ヘッド外部に洗浄液が流出する可能性がある。
【0005】
インクジェット記録装置は、食品、飲料水、薬品、化粧品など衛生面での管理が重要な生産ラインで使用されることが多い。そのため、インクジェット記録装置の内部や周辺の設備、床などに洗浄液やインクが流出しないことが求められている。
【0006】
そこで、本発明の目的はインクジェット記録装置周辺に洗浄液が流出することを回避し、洗浄に使用した後の洗浄液を密閉性の高い容器内に格納する印字ヘッド洗浄機能を有するインクジェット記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記背景技術に鑑み、その一例を挙げるならば、印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と洗浄液が収容された洗浄液容器を有する本体と、前記インク容器に接続され加圧供給されたインクが吐出されるノズルと印字に使用されるインク粒子を帯電させる帯電電極と前記帯電電極で帯電されたインク粒子を偏向させる偏向電極と印字に使用されないインク粒子を回収するガターを有する印字ヘッドと、を備えたインクジェット記録装置において、洗浄液が吐出される洗浄ノズルと印字ヘッドを挿入できる挿入口とを有するヘッド洗浄ユニットを備えた。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、インクジェット記録装置周辺に洗浄液が流出することを回避し、ノズル詰まりの原因を除去できる印字ヘッド用のヘッド洗浄ユニットを備えたインクジェット記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1におけるインクジェット記録装置の使用状態を示す斜視図である。
実施例1におけるインクジェット記録装置の経路構成を示す図である。
実施例1におけるヘッド洗浄ユニットの断面図である。
実施例1における印字ヘッドが挿入されたヘッド洗浄ユニットの断面図である。
実施例1におけるヘッド洗浄ユニットと廃液容器の接続状態を示す断面図である。
実施例1におけるヘッド洗浄ユニットから廃液容器が外された状態を示す断面図である。
実施例1におけるヘッド洗浄ユニットの動作のフローチャート図である。
インクジェット記録装置の動作原理を示す斜視図である。
実施例2におけるヘッド洗浄ユニットの断面図である。
実施例3におけるヘッド洗浄ユニットの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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