TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025106676
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000101
出願日
2024-01-04
発明の名称
組電池
出願人
プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/342 20210101AFI20250709BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】信頼性の高い組電池を提供する。
【解決手段】角形二次電池は、正極および負極を含む電極体と、電極体を収容する電池ケースとを含み、電池ケースは、第1の方向に直交する第2の方向において互いに対向する第1壁部および第2壁部を含み、第1壁部には、電池ケース内の圧力が第1の圧力値以上となったときに破断し、電池ケース内のガスを電池ケース外に排出するガス排出弁が設けられ、隣接部材は、第1壁部の外面と対向する第1面を有し、隣接部材におけるガス排出弁と対向する位置に空間が形成され、隣接部材の第1面に、空間に連通する溝部が形成され、電池ケース内の圧力が上昇したとき、ガス排出弁が破断する第1の圧力値に達する前に、第1壁部の一部が溝部に沿って電池ケースの外側に変形する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の方向に配列された複数の角形二次電池と、
前記角形二次電池上に配置された隣接部材とを備え、
前記角形二次電池は、正極および負極を含む電極体と、前記電極体を収容する電池ケースとを含み、
前記電池ケースは、前記第1の方向に直交する第2の方向において互いに対向する第1壁部および第2壁部を含み、
前記第1壁部には、前記電池ケース内の圧力が第1の圧力値以上となったときに破断し、前記電池ケース内のガスを前記電池ケース外に排出するガス排出弁が設けられ、
前記隣接部材は、前記第1壁部の外面と対向する第1面を有し、
前記隣接部材における前記ガス排出弁と対向する位置に空間が形成され、
前記隣接部材の前記第1面に、前記空間に連通する溝部が形成され、
前記電池ケース内の圧力が上昇したとき、前記ガス排出弁が破断する前記第1の圧力値に達する前に、前記第1壁部の一部が前記溝部に沿って前記電池ケースの外側に変形する、組電池。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記電池ケースは、前記第1の方向において互いに対向する一対の第3壁部を含み、
複数の前記角形二次電池における各々の前記第3壁部が対向するように複数の前記角形二次電池が配置される、請求項1に記載の組電池。
【請求項3】
前記第2壁部の外面側に配置された第2隣接部材をさらに備えた、請求項1または請求項2に記載の組電池。
【請求項4】
前記溝部は、前記第2の方向からみたとき、前記第1面における前記電極体と重ならない部分に達するように形成される、請求項1または請求項2に記載の組電池。
【請求項5】
前記電池ケースおよび前記隣接部材は、金属により各々構成され、
前記電池ケースにおける前記第1壁部の厚みは、前記隣接部材における前記溝部が形成されない部分の厚み以下である、請求項1または請求項2に記載の組電池。
【請求項6】
前記電池ケースは、開口を有するケース本体と、前記開口を封口する封口板とを含み、
前記ガス排出弁は、前記ケース本体に設けられる、請求項1または請求項2に記載の組電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、組電池に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2023-47009号公報(特許文献1)には、電池モジュールとクーリングプレートとの固定構造において、クーリングプレートにおける電池モジュール側の表面に複数の凹部を設けることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-47009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電池ケース内の圧力が上昇したときに、所定の位置に設けられたガス排出弁を破断させることが従来から行われている。電池の信頼性を向上させる観点から、電池ケース内において、ガス排出弁に向かうガスの経路を確保することが求められる。
【0005】
本技術の目的は、信頼性の高い組電池を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術は、以下の組電池を提供する。
【0007】
[1]第1の方向に配列された複数の角形二次電池と、前記角形二次電池上に配置された隣接部材とを備え、前記角形二次電池は、正極および負極を含む電極体と、前記電極体を収容する電池ケースとを含み、前記電池ケースは、前記第1の方向に直交する第2の方向において互いに対向する第1壁部および第2壁部を含み、前記第1壁部には、前記電池ケース内の圧力が第1の圧力値以上となったときに破断し、前記電池ケース内のガスを前記電池ケース外に排出するガス排出弁が設けられ、前記隣接部材は、前記第1壁部の外面と対向する第1面を有し、前記隣接部材における前記ガス排出弁と対向する位置に空間が形成され、前記隣接部材の前記第1面に、前記空間に連通する溝部が形成され、前記電池ケース内の圧力が上昇したとき、前記ガス排出弁が破断する前記第1の圧力値に達する前に、前記第1壁部の一部が前記溝部に沿って前記電池ケースの外側に変形する、組電池。
【0008】
[2]前記電池ケースは、前記第1の方向において互いに対向する一対の第3壁部を含み、複数の前記角形二次電池における各々の前記第3壁部が対向するように複数の前記角形二次電池が配置される、[1]に記載の組電池。
【0009】
[3]前記第2壁部の外面側に配置された第2隣接部材をさらに備えた、[1]または[2]に記載の組電池。
【0010】
[4]前記溝部は、前記第2の方向からみたとき、前記第1面における前記電極体と重ならない部分に達するように形成される、[1]から[3]のいずれか1項に記載の組電池。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
後付地震遮断機
今日
個人
超精密位置決め機構
1日前
東レ株式会社
積層多孔質膜
4日前
株式会社潤工社
同軸ケーブル
29日前
株式会社ExH
電流開閉装置
1か月前
個人
鉄心用材料とその製造方法
1か月前
CKD株式会社
巻回装置
3日前
個人
マルチバンドコイルアンテナ
16日前
エイブリック株式会社
半導体装置
1か月前
株式会社メルビル
ステージ
1か月前
矢崎総業株式会社
電線
11日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社大阪ソーダ
複合固体電解質
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
7日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
29日前
オムロン株式会社
スイッチ装置
29日前
日星電気株式会社
ケーブルアセンブリ
1か月前
株式会社ダイヘン
変圧器
22日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
8日前
ダイハツ工業株式会社
固定治具
10日前
住友電装株式会社
端子台
1か月前
日本化薬株式会社
電流遮断装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
1か月前
TOWA株式会社
製造装置
8日前
ローム株式会社
チップ部品
1か月前
東洋電装株式会社
操作装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る