TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025106385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025061696,2023033407
出願日
2025-04-03,2016-06-10
発明の名称
プロテオパシーを治療又は予防する方法
出願人
アッシャー・サード・イニシアティブ・インコーポレイテッド
代理人
弁理士法人川口國際特許事務所
主分類
A61K
31/5025 20060101AFI20250708BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】プロテオパシーを治療又は予防する方法を提供する。
【解決手段】有効量の式IIの化合物又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、プロテオパシーを治療又は予防する方法である。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025106385000407.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">64</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">158</com:WidthMeasure> </com:Image>
式中、Halは、ハロゲン原子;R
1
は、独立してハロゲン原子、アルキル等;R
2
は、独立してハロゲン原子、アルキル等;R
3
は、H、アルキル等である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
有効量の式IIの化合物又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、プロテオパシーを治療又は予防する方法:
TIFF
2025106385000350.tif
64
158
式中、
Halは、-Cl、-F、-I、又は-Brであり;
xは、0~5の範囲の整数であり;
各R
1
は、独立して-Cl、-F、-I、-Br、-C
1
-C
3
アルキル、-O-C
1
-C
3
アルキル、-CN、-CF
3
、-C(O)NH(CH
3
)、又は-C≡CCH
2
OHであり;
yは、0~5の範囲の整数であり;
各R
2
は、独立して-Cl、-F、-Br、-C
1
-C
3
アルキル、-O-C
1
-C
3
アルキル、-CN、-CF
3
、-C(O)NH(CH
3
)、又は-C≡CCH
2
OHであり;
R
3
は、-H、-C
1
-C
6
アルキル、-(C
1
-C
6
アルキレン)-OH、-(C
1
-C
6
アルキレン)-フェニル、-(C
1
-C
6
アルキレン)-O-(C
1
-C
6
アルキル)、-C
2
-C
6
アルケニル、-(C
1
-C
6
アルキレン)-C(O)R
4
、-(C
1
-C
6
アルキレン)-R
5
、
TIFF
2025106385000351.tif
21
156
であり;
R
4
は、-OH、-O-(C
1
-C
6
アルキル)、-NH
2
、-NH(C
1
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
化合物が、構造:
TIFF
2025106385000355.tif
91
156
TIFF
2025106385000356.tif
197
161
TIFF
2025106385000357.tif
228
164
TIFF
2025106385000358.tif
210
168
TIFF
2025106385000359.tif
190
165
TIFF
2025106385000360.tif
198
163
TIFF
2025106385000361.tif
157
164
TIFF
2025106385000362.tif
194
159
TIFF
2025106385000363.tif
102
154
又はその薬学的に許容される塩を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
有効量の式IIIの化合物又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、プロテオパシーを治療又は予防する方法:
TIFF
2025106385000364.tif
75
164
式中、
Halは、-Cl、-F、-I、又は-Brであり;
xは、0~5の範囲の整数であり;
各R
1
は、独立して-Cl、-F、-I、-Br、-C
1
-C
3
アルキル、-O-C
1
-C
3
アルキル、-CN、-CF
3
、-C(O)NH(CH
3
)、又は-C≡CCH
2
OHであり;
R
3
は、-H、-C
1
-C
6
アルキル、-(C
1
-C
6
アルキレン)-OH、-(C
1
-C
6
アルキレン)-フェニル、-(C
1
-C
6
アルキレン)-O-(C
1
-C
6
アルキル)、-C
2
-C
6
アルケニル、-(C
1
-C
6
アルキレン)-C(O)R
4
、-(C
1
-C
6
アルキレン)-R
5
、
TIFF
2025106385000365.tif
18
156
であり;
R
4
は、-OH、-O-(C
1
-C
6
アルキル)、-NH
2
、-NH(C
1
-C
6
アルキル)、-NH((C
1
-C
6
アルキレン)-OH)、-NH((C
1
-C
6
アルキレン)N(C
1
-C
6
アルキル)
2
)、-N(C
1
-C
6
【請求項4】
化合物が、構造:
TIFF
2025106385000369.tif
26
155
又はその薬学的に許容される塩を有する、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
有効量の構造:
TIFF
2025106385000370.tif
57
158
を有する化合物46又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、プロテオパシーを治療又は予防する方法。
【請求項6】
有効量の式IVの化合物又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、プロテオパシーを治療又は予防する方法:
TIFF
2025106385000371.tif
42
156
【請求項7】
化合物が、構造:
TIFF
2025106385000372.tif
38
160
又はその薬学的に許容される塩を有する、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
有効量の式Vの化合物又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、プロテオパシーを治療又は予防する方法:
TIFF
2025106385000373.tif
50
160
式中、
R
1
は:
TIFF
2025106385000374.tif
65
157
であり;
R
2
は:
TIFF
2025106385000375.tif
61
155
であり;
Halは、-Cl、-F、-I、又は-Brであり;
aは、0、1、又は2である。
【請求項9】
化合物が、構造:
TIFF
2025106385000376.tif
187
156
TIFF
2025106385000377.tif
214
158
TIFF
2025106385000378.tif
210
157
TIFF
2025106385000379.tif
42
157
又はその薬学的に許容される塩を有する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
有効量の式VIの化合物又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、プロテオパシーを治療又は予防する方法:
TIFF
2025106385000380.tif
37
155
式中、
R
3
は:
TIFF
2025106385000381.tif
83
161
であり;
bは、0又は1であり;
cは、1又は2である。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、いずれもその全体が参照により本明細書に組み込まれる、2015年6月11日に出願された米国仮出願第62/174,332号及び2015年6月11日に出願された米国仮出願第62/174,338号の利益を主張する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
生命体内の臓器及び細胞の適切な働きは、タンパク質の適切な作用に依拠している。タンパク質は、一次アミノ酸配列;タンパク質ドメインを形成し、そして最も重要なことに、アルファらせん及びベータシートを含む二次構造;並びにポリペプチド鎖骨格及びアミノ酸側鎖の相互作用を含む三次元でのペプチド鎖の複雑な折り畳みの結果としての三次構造を有する生物学的な実体である。幾つかのタンパク質は、複数のタンパク質の四次構造への配置がその適切な機能にとって極めて重大な意味をもつ複数のサブユニットの複合体として作用する。
【0003】
タンパク質が正しい三次元構造に折り畳まれないと、プロテオパシー(タンパク質症又はタンパク質立体構造症(protein conformational disorder)といわれることもある)という病気になることがある。この欠陥は、タンパク質の遺伝子の1以上の突然変異又は酸化的ストレス、アルカローシス、アシドーシス、pHシフト及び浸透圧ショックのような環境因子に起因し得る。タンパク質の誤った折り畳みは、病気を悪化させ得るアミロイド班又は原繊維になる集塊(clumping)又は凝集(aggregation)を引き起こすことがあり得る。プロテオパシーは、広範な疾患、例えば、神経変性病(例えば、アルツハイマー病、パーキンソン病、ポリグルタミン病、プリオン病);とりわけα1-抗トリプシン、免疫グロブリン軽及び重鎖、ラクトアドヘリン、アポリポタンパク質、ゲルゾリン、リゾチーム、フィブリノーゲン、心房性ナトリウム利尿因子、ケラチン、ラクトフェリン及びベータ-2ミクログロブリンのような他の非神経系タンパク質のアミロイドーシス;鎌状赤血球病;白内障;嚢胞性線維症;網膜色素変性症;並びに腎性尿崩症を含む。
【0004】
分子シャペロンは、適切なタンパク質の折り畳み、タンパク質の転移、及び/又はタンパク質の分解を助ける生体分子である。分子シャペロンの例には熱ショックタンパク質があり、これはヒトゲノムにおいて7つの異なるファミリーに分類され、HSPH(Hsp110)、HSPC(Hsp90)、HSPA(Hsp70)、DNAJ(Hsp40)、HSPB(低分子量Hsp(sHsp))、ヒトシャペロニンHSPD/E(HSP60/HSP10)及びCCT(TRiC)を含む。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、有効量の式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、プロテオパシーを治療又は予防する方法を提供する:
【0006】
TIFF
2025106385000001.tif
37
153
式中、Rは、フルオロ、クロロ、ヨード、メチル、メトキシ、シアノ、トリフルオロメチル、又は-(CO)NH(CH
3
)である。
【0007】
本発明はまた、有効量の式IIの化合物又はその薬学的に許容される塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、プロテオパシーを治療又は予防する方法を提供する:
【0008】
TIFF
2025106385000002.tif
61
162
式中、Halは、-Cl、-F、-I、又は-Brであり;
xは、0~5の範囲の整数であり;
各R
1
は、独立して-Cl、-F、-I、-Br、-C
1
-C
3
アルキル、-O-C
1
-C
3
アルキル、-CN、-CF
3
、-C(O)NH(CH
3
)、又は-C≡CCH
2
OHであり;
yは、0~5の範囲の整数であり;
各R
2
は、独立して-Cl、-F、-Br、-C
1
-C
3
アルキル、-O-C
1
-C
3
アルキル、-CN、-CF
3
、-C(O)NH(CH
3
)、又は-C≡CCH
2
OHであり;
R
3
は、-H、-C
1
-C
6
アルキル、-(C
1
-C
6
アルキレン)-OH、-(C
1
-C
6
アルキレン)-フェニル、-(C
1
-C
6
アルキレン)-O-(C
1
-C
6
アルキル)、-C
2
-C
6
アルケニル、-(C
1
-C
6
アルキレン)-C(O)R
4
、-(C
1
-C
6
アルキレン)-R
5
、
【0009】
TIFF
2025106385000003.tif
21
156
であり;
R
4
は、-OH、-O-(C
1
-C
6
アルキル)、-NH
2
、-NH(C
1
-C
6
アルキル)、-NH((C
1
-C
6
アルキレン)-OH)、-NH((C
1
-C
6
アルキレン)N(C
1
-C
6
アルキル)
2
)、-N(C
1
-C
6
アルキル)((C
1
-C
6
アルキレン)-CN)、-N(C
1
-C
6
アルキル)((C
1
-C
6
アルキレン)N(C
1
-C
6
アルキル)
2
)、-NH(C
1
-C
6
アルキレン)-O-(C
1
-C
6
アルキル)、
【0010】
TIFF
2025106385000004.tif
144
161
TIFF
2025106385000005.tif
136
161
であり;
aは、0~10の範囲の整数であり;
bは、0~8の範囲の整数であり;
cは、0~6の範囲の整数であり;
R
5
は、
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
5か月前
個人
歯の掃除具
8か月前
個人
短下肢装具
1日前
個人
歯茎みが品
6か月前
個人
鼾防止用具
5か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
乗馬テラピー
9か月前
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
マッサージ機
5か月前
個人
前腕誘導装置
5日前
個人
身体牽引装置
8か月前
個人
導電香
5か月前
個人
塗り薬塗り具
7か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
嚥下鍛錬装置
16日前
個人
白内障治療法
4か月前
個人
歯の修復用材料
1か月前
個人
健康器具
7か月前
個人
矯正椅子
1か月前
個人
ホバーアイロン
3か月前
個人
発熱器具
8か月前
個人
染毛方法
8か月前
個人
クリップ
6か月前
個人
バッグ式オムツ
1か月前
個人
収納容器
7か月前
個人
片足歩行支援具
6か月前
個人
磁器治療器
9か月前
個人
陣痛緩和具
16日前
三生医薬株式会社
錠剤
4か月前
個人
眼科診療車
6か月前
個人
シャンプー
3か月前
個人
歯の保護用シール
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
4か月前
個人
口内洗浄具
5か月前
株式会社コーセー
美爪料
6か月前
個人
服薬支援装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る