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公開番号2025105758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025070078,2021205872
出願日2025-04-22,2020-12-02
発明の名称情報保持媒体および演出出力玩具
出願人株式会社バンダイ
代理人
主分類A63H 5/04 20060101AFI20250703BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】興趣性の高い演出出力玩具を提供する。
【解決手段】識別パターン30の形成された副玩具体20が表裏を変えて装着可能に構成された副玩具体装着部11と、副玩具体装着部11に装着された副玩具体20から識別パターン30に応じた識別情報を検出する検出部と、検出部により検出された識別情報に基づく演出を出力する出力部65と、を備え、副玩具体装着部11に装着された副玩具体20の表裏が変わることで、検出部により検出される識別情報が変更される、演出出力玩具10。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
識別情報を保持した情報保持媒体であって、
前記識別情報は、前記情報保持媒体の外周端面に形成された凹部と凸部の凹凸パターンによって構成される、
情報保持媒体。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報保持媒体において、
前記情報保持媒体の外周は略円形に構成されている、
演出出力玩具。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の情報保持媒体において、
前記凹凸パターンは、前記情報保持媒体の厚み方向に複数層設けられている、
演出出力玩具。
【請求項4】
請求項3に記載の情報保持媒体において、
複数層の前記凹凸パターンは、異なる層における前記凹凸パターンの凹部と凸部の位置が円周方向において相違する部分を有する、
情報保持媒体。
【請求項5】
請求項3または4に記載の情報保持媒体において、
前記情報保持媒体は、厚み方向にみた状態にて、異なる層における前記凹凸パターンの凸部同士が重なる部分を1箇所のみ有するように構成される、
情報保持媒体
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の情報保持媒体の表裏を変えて装着可能な装着部と、
前記装着部に装着された前記情報保持媒体から前記識別情報を検出する検出部と、
前記検出部により検出された識別情報に基づく演出を出力する出力部と、を備え、
前記装着部に装着された前記情報保持媒体の表裏が変わることで、前記検出部により検出される識別情報が変更される、
演出出力玩具。
【請求項7】
請求項6に記載の演出出力玩具において、
前記情報保持媒体は前記装着部において回転可能であり、
前記検出部は、複数の前記凹凸パターンの各々における凸部と接触可能に構成されたスイッチを有し、前記スイッチの出力結果の組み合わせに応じて前記識別情報を取得する、
演出出力玩具。
【請求項8】
請求項5に記載の情報保持媒体の表裏を変えて装着可能な装着部と、
前記装着部に装着された前記情報保持媒体から前記識別情報を検出する検出部と、
前記検出部により検出された識別情報に基づく演出を出力する出力部と、を備え、
前記情報保持媒体は前記装着部において回転可能であり、
前記検出部は、複数の前記凹凸パターンの各々における凸部と独立して接触可能に構成された複数のスイッチを有し、全ての前記スイッチの出力結果の組み合わせに応じて前記識別情報を取得し、全ての前記スイッチがいずれも凸部と接触している状態を起点として、前記組み合わせを判定する、
演出出力玩具。
【請求項9】
請求項8に記載の演出出力玩具において、
前記検出部は、前記起点を2回目以降に検出したときには、前記組み合わせ判定の終了点として、前記組み合わせを判定する、
演出出力玩具。
【請求項10】
請求項6~9のいずれか一項に記載の演出出力玩具において、
回転操作する操作ハンドルと、
前記操作ハンドルと前記装着部を連結する連結ギア部と、を備え、
前記操作ハンドルの回転により、前記連結ギア部を介して、前記情報保持媒体が回転駆動される、
演出出力玩具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報保持媒体および演出出力玩具に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、演出出力玩具には所定の操作に基づいて音等を発生するものが知られている。この演出出力玩具においては、演出を出力する本体側に着脱する副玩具体を介して本体に新たな情報が提供され、この情報に基づいて所定の演出出力が実行されるものがある。例えば、特許文献1においては、携帯型のゲーム装置であるが、携帯型ゲーム装置(本体側)に対し、所定の情報を有したカートリッジを装着し、このカートリッジからキャラクタを識別するための情報と、キャラクタのバリエーションを決定するための情報とを取得し、取得した情報に基づいて特定のキャラクタの利用を可能とし、ゲームを実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-194320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、円盤状のカートリッジの表面に突起部が設けられ、突起部の凹凸に基づいてカートリッジ情報を本体側に供給する。この場合、多種の情報を供給するためには、本体側に供給したい情報分だけの数のカートリッジが必要となり、その分だけ多くのカートリッジが必要となる。また、カートリッジは、円盤形状の表面に突起部が設けられているだけで、それ自体はさほど玩具性が高くないものであった。
【0005】
本発明は、動作の多様化が可能な情報保持媒体および演出出力玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報保持媒体は、識別情報を保持した情報保持媒体であって、 前記識別情報は、前記情報保持媒体の外周端面に形成された凹部と凸部の凹凸パターンによって構成される。
【0007】
また、本発明に係る情報保持媒体において、前記情報保持媒体の外周は略円形に構成されていてもよい。
【0008】
また、本発明に係る情報保持媒体において、前記凹凸パターンは、前記情報保持媒体の厚み方向に複数層設けられていてもよい。
【0009】
また、本発明に係る情報保持媒体において、複数層の前記凹凸パターンは、異なる層における前記凹凸パターンの凹部と凸部の位置が円周方向において相違する部分を有するようにしてもよい。
【0010】
また、本発明に係る情報保持媒体において、前記情報保持媒体は、厚み方向にみた状態にて、異なる層における前記凹凸パターンの凸部同士が重なる部分を1箇所のみ有するように構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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