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公開番号2025105134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223460
出願日2023-12-28
発明の名称導通構造
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 1/06 20060101AFI20250703BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】簡単な構成で端子を導電樹脂に導通させる。
【解決手段】導通構造10では、導電材20Aが混入された樹脂20Bが成形されて導電樹脂20が構成されており、導電樹脂20の周部では、導電材20Aの混入密度が低くされている。ここで、端子26の突出部28が、導電樹脂20の周面から内側に侵入して、導電樹脂20の導電材20Aに導通されている。このため、簡単な構成で端子26を導電樹脂20に導通させることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
導電材が混入された樹脂が成形されて構成され、人体を検出するために使用される導電樹脂と、
突出される突出部が設けられ、前記突出部が前記導電樹脂の周面から内側に侵入して前記導電材に導通される端子と、
を備える導通構造。
続きを表示（約 240 文字）【請求項２】
前記導電材が繊維状にされる請求項１記載の導通構造。
【請求項３】
突出量が大きい前記突出部と突出量が小さい前記突出部とが前記端子に設けられる請求項１記載の導通構造。
【請求項４】
突出量が大きい前記突出部が前記導電材に導通されると共に、突出量が小さい前記突出部が前記導電材に導通されない請求項３記載の導通構造。
【請求項５】
突出量が大きい前記突出部の周囲に突出量が小さい前記突出部が配置される請求項３記載の導通構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、導電樹脂に端子が導通される導通構造に関する。
続きを表示（約 910 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１に記載のハンドルでは、ウレタン系塗料に導電性材料が含有されてセンサ層が構成されると共に、接着剤の有機バインダーに導電フィラーが分散されて導電性接着剤が構成されている。
【０００３】
ここで、このハンドルでは、センサ層の周面に挿入凹部が設けられて、挿入凹部に導電性接着剤及び端子が挿入されており、端子が導電性接着剤の導電フィラーを介してセンサ層の導電性材料に導通されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２３－１１９４１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、上記事実を考慮し、簡単な構成で端子を導電樹脂に導通させることができる導通構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の第１態様の導通構造は、導電材が混入された樹脂が成形されて構成され、人体を検出するために使用される導電樹脂と、突出される突出部が設けられ、前記突出部が前記導電樹脂の周面から内側に侵入して前記導電材に導通される端子と、を備える。
【０００７】
本発明の第２態様の導通構造は、本発明の第１態様の導通構造において、前記導電材が繊維状にされる。
【０００８】
本発明の第３態様の導通構造は、本発明の第１態様又は第２態様の導通構造において、突出量が大きい前記突出部と突出量が小さい前記突出部とが前記端子に設けられる。
【０００９】
本発明の第４態様の導通構造は、本発明の第３態様の導通構造において、突出量が大きい前記突出部が前記導電材に導通されると共に、突出量が小さい前記突出部が前記導電材に導通されない。
【００１０】
本発明の第５態様の導通構造は、本発明の第３態様又は第４態様の導通構造において、突出量が大きい前記突出部の周囲に突出量が小さい前記突出部が配置される。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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