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公開番号2025104479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222305
出願日2023-12-28
発明の名称車両
出願人三菱自動車工業株式会社
代理人ケー・ティー・アンド・エス弁理士法人
主分類B60K 1/04 20190101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリパックの搭載時にフレームにかかる荷重を吸収できる車両を提供する。
【解決手段】車両は、車両の前方部分に配置され、前後方向に延びる一対の第1サイドフレームと、前記第1サイドフレームよりも後方に配置され、前記第1サイドフレームよりも前記車両の車幅方向の外側の位置で前後方向に延びる一対の第2サイドフレームと、前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームを接続する一対のペリメータフレームと、少なくとも一部が前記第2サイドフレームに固定されるバッテリパックと、前記バッテリパックの前方に配置され、前記ペリメータフレームまたは前記第2サイドフレーム同士を接続するクロスメンバと、前記ペリメータフレームから延び、前記クロスメンバと接続される接続部材と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の前方部分に配置され、前後方向に延びる一対の第1サイドフレームと、
前記第1サイドフレームよりも後方に配置され、前記第1サイドフレームよりも前記車両の車幅方向の外側の位置で前後方向に延びる一対の第2サイドフレームと、
前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームを接続する一対のペリメータフレームと、
少なくとも一部が前記第2サイドフレームに固定されるバッテリパックと、
前記バッテリパックの前方に配置され、前記ペリメータフレームまたは前記第2サイドフレーム同士を接続するクロスメンバと、
前記ペリメータフレームから延び、前記クロスメンバと接続される接続部材と、
を備える車両。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記接続部材は、車幅方向から前後方向に向けてアーチ状に曲げられて形成される、
請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記接続部材は、蛇腹部を有する、
請求項1に記載の車両。
【請求項4】
前記接続部材の前端部分は、前記ペリメータフレームに対して回転可能に接続される、
請求項1に記載の車両。
【請求項5】
前記接続部材の後端部分は、前記クロスメンバに対して回転可能に接続される、
請求項1に記載の車両。
【請求項6】
前記接続部材は、前記ペリメータフレームの前端に回転可能に接続される、
請求項1から5のいずれか1項に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バッテリパックを有する車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の車両は、サイドフレームの後端に、バッテリパックの筐体を構成するバッテリフレームが固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-122930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の車両は、バッテリフレームが車体骨格(フレーム)の一部として機能する。このため、特許文献1の車両は、バッテリパックを搭載する車両が前提となる構造となっている。しかし近年は、内燃機関を動力源とする車両と、バッテリパックを搭載しモータなどを動力源する電動車両との、部品を共用することが求められている。
【0005】
上記の通りバッテリパックをフレームに搭載する場合、内燃機関を動力源とする車両よりも重量が増加する。このため、バッテリパックを搭載する車両は、内燃機関を動力源とする車両よりも衝突時にフレームに受ける荷重が増加する。
【0006】
本開示の課題は、バッテリパックの搭載時にフレームにかかる荷重を低減できる車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る車両は、車両の前方部分に配置され、前後方向に延びる一対の第1サイドフレームと、前記第1サイドフレームよりも後方に配置され、前記第1サイドフレームよりも前記車両の車幅方向の外側の位置で前後方向に延びる一対の第2サイドフレームと、前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームを接続する一対のペリメータフレームと、少なくとも一部が前記第2サイドフレームに固定されるバッテリパックと、前記バッテリパックの前方に配置され、前記ペリメータフレームまたは前記第2サイドフレーム同士を接続するクロスメンバと、前記ペリメータフレームから延び、前記クロスメンバと接続される接続部材と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
この車両によれば、車両が衝突時にペリメータフレームの変形に加えて接続部材も変形し、衝撃を吸収できる。これによって、バッテリパック搭載時において、第1サイドフレームにかかる荷重をペリメータフレームと接続部材によって分散し、第2サイドフレームの荷重を低減すると共に変形を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態による車両を示す図。
本開示の一実施形態によるバッテリパックを搭載する際のフレーム構造を示す図。
ペリメータフレームが車幅方向の内側に変形した際のペリメータフレームと接続部材の変形状態を示す図。
ペリメータフレームが車幅方向の外側に変形した際のペリメータフレームと接続部材の変形状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図面において車両を基準に、車両の前側をF、後側をB、右側をR、左側をL、上側をU、および下側をDと記す。なお、以下明細書において、左右方向は、車幅方向と記す。
(【0011】以降は省略されています)

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