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公開番号
2025104469
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222295
出願日
2023-12-28
発明の名称
理学療法治療の効率化方法及び理学療法治療の効率化システム
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61N
1/36 20060101AFI20250703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】理学療法施設での理学療法治療に伴う、治療者及び患者の双方の負担を軽減する。
【解決手段】理学療法施設における治療者による患者に対する診察結果に基づき、処理装置2を利用して、患者の治療に応じた物理療法装置3を作動させるための治療実現作動情報を作成し、患者の治療に応じた物理療法装置3を、理学療法施設以外の場所であって患者に関連する場所に設置し、治療実現作動情報を、該治療実現作動情報を移動可能とする提供手段5,15を用いることにより、処理装置2から物理療法装置3に提供して、物理療法装置3を治療実現作動情報に従って作動させる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
理学療法施設における治療者による患者に対する診察結果に基づき、処理装置を利用して、該患者の治療に応じた物理療法装置を作動させるための治療実現作動情報を作成し、
前記患者の治療に応じた物理療法装置を、前記理学療法施設以外の場所であって該患者に関連する場所に設置し、
前記治療実現作動情報を、該治療実現作動情報を移動可能とする提供手段を用いることにより、前記処理装置から前記物理療法装置に提供して、該物理療法装置を該治療実現作動情報に従って作動させる、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記処理装置に、前記患者の治療に応じた物理療法装置の選択情報を含む該患者に関する情報を入力情報として入力し、
前記患者に関する情報を、前記処理装置を利用して外部配送機関に送信することにより、前記患者の治療に応じた物理療法装置の配送を手配する、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
【請求項3】
請求項2において、
前記治療実現作動情報に、該治療実現作動情報の作成に伴い、前記患者の識別情報を含ませ、
前記物理療法装置に、該物理療法装置を理学療法施設以外の場所であって該患者に関連する場所に設置する前に、前記患者の識別情報を組込み、
前記治療実現作動情報中の識別情報と前記物理療法装置に組み込まれた識別情報とが一致するときに限り、該治療実現作動情報の該物理療法装置への入力を許容する、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
【請求項4】
請求項1において、
前記提供手段として、着脱可能な記憶媒体を用い、
前記治療実現作動情報を前記処理装置から前記物理療法装置に提供することを、前記着脱可能な記憶媒体に該治療実現作動情報を前記処理装置から記憶させ、該着脱可能な記憶媒体を前記物理療法装置まで運んで該物理療法装置に対して入出力可能に関連付けることにより行う、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
【請求項5】
請求項4において、
前記処理装置を、理学療法施設に設けられる端末装置と、該端末装置に対してネットワークを介して通信可能とされる管理サーバと、を備える構成とし、
前記治療実現作動情報を、前記管理サーバにおいて、前記端末装置からの入力情報に基づき作成し、
前記管理サーバで作成された治療実現作動情報を、該管理サーバで着脱可能な記憶媒体に記憶させた上で、該着脱可能な記憶媒体を該管理サーバから前記物理療法装置に運ぶか、又は、前記管理サーバで作成された治療実現作動情報を前記端末装置に配信して該端末装置に配信された治療実現作動情報を該端末装置において着脱可能な記憶媒体に記憶させ、該着脱可能な記憶媒体を該端末装置から前記物理療法装置に運ぶ、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
【請求項6】
請求項4において、
前記処理装置を、前記理学療法施設に設けられる端末装置により構成し、
前記治療実現作動情報を、前記端末装置において、該端末装置からの入力情報に基づき作成し、
前記端末装置で作成された治療実現作動情報を、該端末装置で着脱可能な記憶媒体に記憶した上で、該着脱可能な記憶媒体を該端末装置から前記物理療法装置に運ぶ、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
【請求項7】
請求項1において、
前記物理療法装置を、ネットワークを経由して前記処理装置に対して通信可能とし、
前記物理療法装置に前記治療実現作動情報を前記処理装置から提供することを、前記ネットワークを利用して、該処理装置から該物理療法装置に該治療実現作動情報を配信することにより行う、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
【請求項8】
請求項7において、
前記処理装置を、理学療法施設に設けられる端末装置と、該端末装置に対して前記ネットワークを介して通信可能とされる管理サーバとにより構成し、
前記治療実現作動情報を、前記管理サーバにおいて、前記端末装置からの入力情報に基づき作成し、
前記管理サーバで作成された治療実現作動情報を、該管理サーバから前記物理療法装置に直接配信するか、又は、該管理サーバから該端末装置を介して前記物理療法装置に配信する、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
【請求項9】
請求項7において、
前記処理装置を、理学療法施設に設けられる端末装置により構成して、前記物理療法装置と該端末装置とを前記ネットワークを介して通信可能とし、
前記治療実現作動情報を、前記端末装置において、該端末装置からの入力情報に基づき作成し、
前記端末装置で作成された治療実現作動情報を、該端末装置から前記物理療法装置に送信する、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
【請求項10】
請求項1において、
前記理学療法施設の診察予約状況情報を受け入れて該診察予約状況情報を最新の状態に記憶更新する管理サーバを用意すると共に、前記患者が保有する物理療法装置と前記管理サーバとをネットワークを介して通信可能とし、
前記物理療法装置が、前記患者の治療に応じた前記治療実現作動情報に基づき治療の終了又はその治療終了の所定時間前に至ったと判断しときに、該物理療法装置から前記管理サーバに治療終了情報を送信させ、
前記治療終了情報を前記管理サーバが受け入れたときには、該管理サーバに、前記理学療法施設の診察予約状況情報であって、選択により診察予約希望情報として送信できる診察予約受付け許容情報を含むものを前記物理療法装置に対して配信させ、
前記配信された診察予約状況情報中の診察予約受付け許容情報に対する選択により、前記理学療法施設に対する前記患者の診察予約を行う、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、理学療法治療の効率化方法、その理学療法治療の効率化方法を使用する理学療法治療の効率化システム、その理学療法治療の効率化システムに用いる処理装置及び物理療法装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
理学療法を行うための物理療法装置として、電気的刺激装置が知られている。その電気的刺激装置には、例えば、低周波(例えば1~200HZ)の刺激用電流を供給する低周波式のもの、中周波(例えば2500~6000HZ)の刺激用電流を供給する中周波式のもの(低周波式に対応して高周波式と称することもある)、互いに周波数の相違する中周波同士を干渉させて低周波の刺激用電流を得る干渉低周波式のもの等がある。このうち、干渉低周波式のものは、2組の対をなす一対の電極を用いることから、肘やひざ等の患者の立体的な部分への刺激付与として好適であり、また中周波による患者深部への刺激付与と、干渉低周波による大きな刺激感付与とを得ることができる。このような干渉低周波式の電気的刺激装置は、改良が進み、特許文献1に示すように、干渉低周波による利点を活かしつつ、中周波での刺激感をも十分に感じるものが提案されている。
【0003】
ところで、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、理学療法施設で理学療法が用いられることがある。その理学療法では、ストレッチや筋力トレーニング、歩行訓練等の運動療法と、その運動療法に併せて、より効率よく身体機能を向上させるために物理療法とが行われる。そのうち、物理療法は、温熱、光線(レーザーなど)、電気(低周波、干渉波など)、マッサージ(ウォーターベッド、メドマー)などの物理療法装置を用いて、痛み緩和、循環改善、むくみ軽減等を図るものであり、その物理療法を用いる場合には、理学療法施設における治療者(医師等)が、先ず患者の状態を見極め、身体機能や基本動作などを評価した上で、その患者に対する治療方針を決める。そしてその治療方針に従い、その患者にとって最適な物理療法装置を選び、その物理療法装置の作動内容については、患者の症状に応じた的確なものが設定される。このため、理学療法施設での治療効果は高く、それを期待して、理学療法施設には、日々、多くの患者が訪れている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-273622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、理学療法施設に多くの患者が訪れた場合、治療者は、多くの患者を診察、治療しなければならず、これに伴い、一日の診察、治療時間は長くならざるを得ない。
【0006】
他方、患者は、診察を受ける前において、診察を受けるために待合室で自己の順番が来るまで、長い間、待たなければならないばかりか、この後、診察を受けたとしても、その診察時間は短時間で終わる傾向にある。しかも、診察を終えて、その診察に基づく方針に従い理学治療施設内で物理療法を行おうとしても、理学療法施設内のスタッフの数、物理療法装置の数に限りがある一方、その物理療法装置の使用を待つ患者が少なからず存在していることから、各患者は、理学療法施設内で自己の治療順番を待たなければならない。このように、治療者及び患者は、いずれも、理学療法施設での診察、治療に関し、負担を感じている。
【0007】
このような事情の下、本発明者は、次の点に着目している。
(i)物理療法装置の実際の使用状態を見た場合、物理療法装置に対する各患者に応じた治療実現作動情報の設定が専門家(治療者)でなければ難しい一方で、その設定を除く物理療法装置の使い方が比較的容易であり、患者自身でも取り扱うことができる。
(ii)また、近年、物理療法装置は、高度な機能を有するものであっても、簡易で小型化されたものが開発され、その搬送は比較的容易となっている。このため、そのような物理療法装置を用い、その物理療法装置に対する各患者に応じた治療実現作動情報の設定の問題が解決できれば、必ずしも物理療法装置を理学療法施設で使用する必要がない。
【0008】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その第1の目的は、理学療法施設での理学療法治療に伴う、治療者及び患者の双方の負担を軽減できる理学療法治療の効率化方法を提供することにある。第2の目的は、前記理学療法治療の効率化方法を使用する理学療法治療の効率化システムを提供することにある。第3の目的は、前記理学療法治療の効率化システムに用いる処理装置及び物理療法装置を提供することにある。
【0009】
前記第1の目的を達成するために本発明にあっては、次の(1)~(10)のような構成とされている。
【0010】
(1)理学療法施設における治療者による患者に対する診察結果に基づき、処理装置を利用して、該患者の治療に応じた物理療法装置を作動させるための治療実現作動情報を作成し、
前記患者の治療に応じた物理療法装置を、前記理学療法施設以外の場所であって該患者に関連する場所に設置し、
前記治療実現作動情報を、該治療実現作動情報を移動可能とする提供手段を用いることにより、前記処理装置から前記物理療法装置に提供して、該物理療法装置を該治療実現作動情報に従って作動させる、
ことを特徴とする理学療法治療の効率化方法とした構成とされている。
(【0011】以降は省略されています)
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