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公開番号
2025103943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221704
出願日
2023-12-27
発明の名称
表示制御装置、レーダ装置、表示制御方法、およびプログラム
出願人
日本無線株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01S
13/87 20060101AFI20250702BHJP(測定;試験)
要約
【課題】二次レーダにより検出されたターゲットが、一次レーダにより検出されたターゲットと異なることを利用者が把握することができる表示制御装置を提供すること。
【解決手段】一次レーダおよび二次レーダによる検出結果を表示装置に表示させる表示制御装置であって、二次レーダにより検出された第2のターゲットが一次レーダにより検出された第1のターゲットと同一か否かを判定し、第1のターゲットの少なくとも移動方向を示し、一次レーダによる検出結果に基づく第1の移動情報と、第2のターゲットの少なくとも移動方向を示し、二次レーダによる検出結果に基づく第2の移動情報とを取得するデータ処理部と、データ処理部により第2のターゲットが第1のターゲットと同一であると判定された場合に、第1の移動情報が示す移動方向と、第2の移動情報が示す移動方向とを、表示装置に表示させる表示制御部とを備える、表示制御装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一次レーダおよび二次レーダによる検出結果を表示装置に表示させる表示制御装置であって、
前記二次レーダにより検出された第2のターゲットが前記一次レーダにより検出された第1のターゲットと同一か否かを判定し、前記第1のターゲットの少なくとも移動方向を示す第1の移動情報であって、前記一次レーダによる検出結果に基づく第1の移動情報と、前記第2のターゲットの少なくとも移動方向を示す第2の移動情報であって、前記二次レーダによる検出結果に基づく第2の移動情報とを取得するデータ処理部と、
前記データ処理部により前記第2のターゲットが前記第1のターゲットと同一であると判定された場合に、前記第1の移動情報が示す移動方向と、前記第2の移動情報が示す移動方向とを、前記表示装置に表示させる表示制御部と
を備える、表示制御装置。
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【請求項2】
前記表示制御部は、前記データ処理部により前記第2のターゲットが前記第1のターゲットと同一であると判定された場合に、前記第1のターゲットを示す第1のシンボルと、前記第1の移動情報が示す移動方向を示す第2のシンボルと、前記第2のターゲットを示す第3のシンボルと、前記第2の移動情報が示す移動方向を示す第4のシンボルとを、前記表示装置に表示させる、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記第1の移動情報は、さらに、前記第1のターゲットの速さを示し、
前記第2のシンボルは、さらに、前記第1のターゲットの速さを示し、
前記第2の移動情報は、さらに、前記第2のターゲットの速さを示し、
前記第4のシンボルは、さらに、前記第2のターゲットの速さを示す、
請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記第3のシンボルと前記第4のシンボルとの表示位置を、前記第1のシンボルの表示位置から予め決められた規則により移動した位置とすることで、前記第3のシンボルと前記第4のシンボルとを、前記第1のシンボルと前記第2のシンボルとに対応付けて表示させる、
請求項2または請求項3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
一次レーダ、二次レーダ、表示制御装置、表示装置による検出結果を表示装置に表示させる表示制御装置であって、
前記二次レーダにより検出された第2のターゲットが前記一次レーダにより検出された第1のターゲットと同一か否かを判定し、前記第1のターゲットの少なくとも移動方向を示す第1の移動情報であって、前記一次レーダによる検出結果に基づく第1の移動情報と、前記第2のターゲットの少なくとも移動方向を示す第2の移動情報であって、前記二次レーダによる検出結果に基づく第2の移動情報とを取得するデータ処理部と、
前記データ処理部により前記第2のターゲットが前記第1のターゲットと同一であると判定された場合に、前記第1の移動情報が示す移動方向と、前記第2の移動情報が示す移動方向とを、前記表示装置に表示させる表示制御部と
を備える、 レーダ装置。
【請求項6】
一次レーダおよび二次レーダによる検出結果を表示装置に表示させる表示制御方法であって、
前記二次レーダにより検出された第2のターゲットが前記一次レーダにより検出された第1のターゲットと同一か否かを判定する第1のステップと、
前記第1のターゲットの少なくとも移動方向を示す第1の移動情報であって、前記一次レーダによる検出結果に基づく第1の移動情報を取得する第2のステップと、
前記第2のターゲットの少なくとも移動方向を示す第2の移動情報であって、前記二次レーダによる検出結果に基づく第2の移動情報を取得する第3のステップと、
前記第1のステップにより前記第2のターゲットが前記第1のターゲットと同一であると判定された場合に、前記第1の移動情報が示す移動方向と、前記第2の移動情報が示す移動方向とを、前記表示装置に表示させる第4のステップと
を有する、表示制御方法。
【請求項7】
コンピュータを、
一次レーダおよび二次レーダによる検出結果を表示装置に表示させる表示制御装置として機能させるためのプログラムであって、
前記表示制御装置は、
前記二次レーダにより検出された第2のターゲットが前記一次レーダにより検出された第1のターゲットと同一か否かを判定し、前記第1のターゲットの少なくとも移動方向を示す第1の移動情報であって、前記一次レーダによる検出結果に基づく第1の移動情報と、前記第2のターゲットの少なくとも移動方向を示す第2の移動情報であって、前記二次レーダによる検出結果に基づく第2の移動情報とを取得するデータ処理部と、
前記データ処理部により前記第2のターゲットが前記第1のターゲットと同一であると判定された場合に、前記第1の移動情報が示す移動方向と、前記第2の移動情報が示す移動方向とを、前記表示装置に表示させる表示制御部と
を備える、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置、レーダ装置、表示制御方法、およびプログラムに関する。
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【背景技術】
【0002】
航空機、船舶などのターゲットの位置を検出する装置としてレーダが知られている。レーダには、電磁波で空間の大部分を照射し、その空間内にあるターゲットからの反射波を受信する一次レーダと、レーダからの質問信号に対し、ターゲットが搭載するトランスポンダが応答した信号を受信して、必要な情報を得る二次レーダとがある。航空機をターゲットとする空港監視レーダ(Airport Surveillance Radar)は、一次レーダと二次レーダを組み合わせ、一次レーダにより検出された航空機の位置と対応付けて、二次レーダにより検出された航空機の識別を表示する。
【0003】
また、特許文献1では、時間kから時間k-n+1までの間に得られたn個のレーダデータを用いて、ターゲットの座標の変位の近似曲線を求め、該近似曲線を用いてターゲットの位置、速度を推定する航跡追尾装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-221570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の空港監視レーダにおいては、一次レーダにより検出された航空機の位置と対応付けて表示した、二次レーダにより検出された航空機が、一次レーダにより検出された航空機とは異なっていることがあるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、二次レーダにより検出されたターゲットが、一次レーダにより検出されたターゲットと異なることを利用者が把握することができる表示制御装置、レーダ装置、表示制御方法、およびプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、一次レーダおよび二次レーダによる検出結果を表示装置に表示させる表示制御装置であって、前記二次レーダにより検出された第2のターゲットが前記一次レーダにより検出された第1のターゲットと同一か否かを判定し、前記第1のターゲットの少なくとも移動方向を示す第1の移動情報であって、前記一次レーダによる検出結果に基づく第1の移動情報と、前記第2のターゲットの少なくとも移動方向を示す第2の移動情報であって、前記二次レーダによる検出結果に基づく第2の移動情報とを取得するデータ処理部と、前記データ処理部により前記第2のターゲットが前記第1のターゲットと同一であると判定された場合に、前記第1の移動情報が示す移動方向と、前記第2の移動情報が示す移動方向とを、前記表示装置に表示させる表示制御部とを備える、表示制御装置である。
【0008】
また、本発明の他の一態様は、上述した表示制御装置であって、前記表示制御部は、前記データ処理部により前記第2のターゲットが前記第1のターゲットと同一であると判定された場合に、前記第1のターゲットを示す第1のシンボルと、前記第1の移動情報が示す移動方向を示す第2のシンボルと、前記第2のターゲットを示す第3のシンボルと、前記第2の移動情報が示す移動方向を示す第4のシンボルとを、前記表示装置に表示させる。
【0009】
また、本発明の他の一態様は、上述した表示制御装置であって、前記第1の移動情報は、さらに、前記第1のターゲットの速さを示し、前記第2のシンボルは、さらに、前記第1のターゲットの速さを示し、前記第2の移動情報は、さらに、前記第2のターゲットの速さを示し、前記第4のシンボルは、さらに、前記第2のターゲットの速さを示す。
【0010】
また、本発明の他の一態様は、上述した表示制御装置であって、前記表示制御部は、前記第3のシンボルと前記第4のシンボルとの表示位置を、前記第1のシンボルの表示位置から予め決められた規則により移動した位置とすることで、前記第3のシンボルと前記第4のシンボルとを、前記第1のシンボルと前記第2のシンボルとに対応付けて表示させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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