TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025103339
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220677
出願日2023-12-27
発明の名称反射型液晶表示装置
出願人シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類G02F 1/13363 20060101AFI20250702BHJP(光学)
要約【課題】光利用効率を高めることができる、反射型液晶表示装置を提供する。
【解決手段】反射型液晶パネルと、上記反射型液晶パネルの観察者側に配置され、かつ、偏光板及びパンチャラトナムベリー位相回折格子を含む光学素子と、を備える反射型液晶表示装置であり、例えば、上記光学素子は、上記反射型液晶パネル側から観察者側に向かって順に、上記偏光板、λ/4板、及び、上記パンチャラトナムベリー位相回折格子を備えてもよく、上記パンチャラトナムベリー位相回折格子は、450nm、550nm、及び、650nmの波長λに対して下記(式1)又は(式2)を満たす位相差Δndを有する位相差層を備えてもよい。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025103339000013.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">13</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">156</com:WidthMeasure> </com:Image>
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025103339000014.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">12</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">156</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
反射型液晶パネルと、
前記反射型液晶パネルの観察者側に配置され、かつ、偏光板及びパンチャラトナムベリー位相回折格子を含む光学素子と、を備える反射型液晶表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記光学素子は、前記反射型液晶パネル側から観察者側に向かって順に、前記偏光板、λ/4板、及び、前記パンチャラトナムベリー位相回折格子を備える、請求項1に記載の反射型液晶表示装置。
【請求項3】
前記偏光板は、直線偏光板又は円偏光板である、請求項2に記載の反射型液晶表示装置。
【請求項4】
前記光学素子は、前記反射型液晶パネル側から観察者側に向かって順に、λ/4板、前記パンチャラトナムベリー位相回折格子、及び、前記偏光板としての円偏光板を備える、請求項1に記載の反射型液晶表示装置。
【請求項5】
前記光学素子は、前記反射型液晶パネル側から観察者側に向かって順に、前記パンチャラトナムベリー位相回折格子、及び、前記偏光板としての円偏光板を備え、前記反射型液晶パネル及び前記パンチャラトナムベリー位相回折格子の間にλ/4板を備えない、請求項1に記載の反射型液晶表示装置。
【請求項6】
前記パンチャラトナムベリー位相回折格子は、重合性液晶の硬化物を含む位相差層を備え、
前記重合性液晶の遅相軸は、前記位相差層の面内で、前記位相差層の一方の端部から他方の端部に向かうx軸方向において周期的に回転し、x軸方向と直交するy軸方向においては周期的に回転せず、
前記x軸方向は、前記反射型液晶パネルの左右方向に対応する、請求項1から5のいずれかに記載の反射型液晶表示装置。
【請求項7】
前記パンチャラトナムベリー位相回折格子は、450nm、550nm、及び、650nmの波長λに対して下記(式1)又は(式2)を満たす位相差Δndを有する位相差層を備える、請求項1から5のいずれかに記載の反射型液晶表示装置。
TIFF
2025103339000010.tif
13
156
TIFF
2025103339000011.tif
12
156
【請求項8】
前記パンチャラトナムベリー位相回折格子は、重合性液晶の硬化物を含む位相差層を備え、
前記重合性液晶の遅相軸は、前記位相差層の面内で、前記位相差層の一方の端部から他方の端部に向かうx軸方向において周期的に回転し、
前記重合性液晶の遅相軸が前記x軸方向に平行となる位置から前記x軸方向に距離x[μm]離れた位置に配置された前記重合性液晶の配向方向である分子配向パターンΦ(x)[°]は、下記(式3)を満たす、請求項1から5のいずれかに記載の反射型液晶表示装置。
TIFF
2025103339000012.tif
14
156
(上記(式3)中、Λは、前記重合性液晶の遅相軸が前記位相差層の面内で180°回転するピッチ[μm]を表し、m、n、Aは任意の定数である。)
【請求項9】
更に、前記光学素子の観察者側、又は、前記光学素子を構成する部材間に拡散層を備える、請求項1から5のいずれかに記載の反射型液晶表示装置。
【請求項10】
更に、前記光学素子の観察者側に屈折型素子を備える、請求項1から5のいずれかに記載の反射型液晶表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
以下の開示は、反射型液晶表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
反射型液晶表示装置に関する技術として、特許文献1には、基材と、その上に配され起伏が繰返し形成された起伏層と、該起伏層を被覆する光反射層とからなり、前記起伏層は、凸部又は凹部を所定の方向に配列して該起伏を形成し、個々の凸部又は凹部は、円弧状又は楕円弧状の弧状パターンを有し、各弧状パターンの開き角を二等分する中心線が、該所定の方向に向くように設定されている反射板が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-317599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、光利用効率を高めることができる反射型液晶表示装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本発明の一実施形態は、反射型液晶パネルと、上記反射型液晶パネルの観察者側に配置され、かつ、偏光板及びパンチャラトナムベリー位相回折格子を含む光学素子と、を備える反射型液晶表示装置。
【0006】
(2)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、上記光学素子は、上記反射型液晶パネル側から観察者側に向かって順に、上記偏光板、λ/4板、及び、上記パンチャラトナムベリー位相回折格子を備える、反射型液晶表示装置。
【0007】
(3)また、本発明のある実施形態は、上記(2)の構成に加え、上記偏光板は、直線偏光板又は円偏光板である、反射型液晶表示装置。
【0008】
(4)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、上記光学素子は、上記反射型液晶パネル側から観察者側に向かって順に、λ/4板、上記パンチャラトナムベリー位相回折格子、及び、上記偏光板としての円偏光板を備える、反射型液晶表示装置。
【0009】
(5)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、上記光学素子は、上記反射型液晶パネル側から観察者側に向かって順に、上記パンチャラトナムベリー位相回折格子、及び、上記偏光板としての円偏光板を備え、上記反射型液晶パネル及び上記パンチャラトナムベリー位相回折格子の間にλ/4板を備えない、反射型液晶表示装置。
【0010】
(6)また、本発明のある実施形態は、上記(1)、上記(2)、上記(3)、上記(4)又は上記(5)の構成に加え、上記パンチャラトナムベリー位相回折格子は、重合性液晶の硬化物を含む位相差層を備え、上記重合性液晶の遅相軸は、上記位相差層の面内で、上記位相差層の一方の端部から他方の端部に向かうx軸方向において周期的に回転し、x軸方向と直交するy軸方向においては周期的に回転せず、上記x軸方向は、上記反射型液晶パネルの左右方向に対応する、反射型液晶表示装置。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許