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公開番号2025102987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2025063065,2023554462
出願日2025-04-07,2022-10-06
発明の名称レンズ鏡筒および撮像装置
出願人株式会社ニコン
代理人弁理士法人片山特許事務所
主分類G02B 7/04 20210101AFI20250701BHJP(光学)
要約【課題】ボイスコイルモータに電流が供給されていない状態において、ボイスコイルモータにより駆動される部材が他の部材と衝突することを防止する。
【解決手段】レンズ鏡筒は、レンズを保持し光軸方向に移動可能な第1筒10と、前記第1筒とは異なる第2筒20と、前記第1筒に備えられる少なくとも一つの第1マグネット11a、11bと、前記第2筒に備えられる少なくとも一つの第2マグネット21a、21bと、を備え、前記第1マグネットと前記第2マグネットとの間に反発力が発生する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
レンズを保持し光軸方向に移動可能な第1筒と、
前記第1筒とは異なる第2筒と、
前記第1筒に備えられる少なくとも一つの第1マグネットと、
前記第2筒に備えられる少なくとも一つの第2マグネットと、を備え、
前記第1マグネットと前記第2マグネットとの間に反発力が発生するレンズ鏡筒。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記第2筒は、前記第1筒と接触する位置に緩衝材を備える、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項3】
前記光軸方向における前記第1筒の端部と前記緩衝材との距離は、前記光軸方向における前記第1マグネットと前記第2マグネットとの距離よりも小さい、請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項4】
前記第1筒を前記光軸方向に案内するガイドバーをさらに備え、
前記第1マグネットは、光軸と直交する平面において、前記ガイドバーと前記光軸とを結んだ第1直線と垂直に交差し、前記光軸を通る第2直線よりも前記ガイドバー側に配置される請求項1から請求項3の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項5】
前記ガイドバーは、前記第2筒に固定される、請求項4に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】
前記第2筒は、前記第1筒の外側に配置される、
請求項1から請求項5の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】
前記第1マグネットは、複数備えられ、
複数の前記第1マグネットは、光軸と直交する平面において、前記光軸をはさんで対向して配置される、請求項1から請求項6の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項8】
前記第1マグネットは、前記光軸方向における前記第1筒の一端に配置される、請求項1から請求項7の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項9】
前記第1マグネットは、複数設けられ、
複数の前記第1マグネットは、前記光軸方向において前記第1筒の両端部に配置され、
前記第2マグネットは、複数の前記第1マグネットとそれぞれ対向するように複数設けられる、
請求項1から請求項7の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項10】
前記第1マグネットは、前記光軸方向における前記第1筒の両端部以外の位置に配置される、請求項1から請求項7の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
レンズ鏡筒および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
レンズの駆動装置として、ボイスコイルモータを採用したレンズ鏡筒が提案されている(例えば、特許文献1)。ボイスコイルモータに電流が供給されていない状態では、ボイスコイルモータにより駆動される部材が、他の部材と衝突するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-49334号公報
【発明の概要】
【0004】
第1の態様によれば、レンズ鏡筒は、レンズを保持し光軸方向に移動可能な第1筒と、第1筒とは異なる第2筒と、第1筒に備えられる少なくとも一つの第1マグネットと、第2筒に備えられる少なくとも一つの第2マグネットと、を備え、前記第1マグネットと前記第2マグネットの間に反発力が発生する。
【0005】
第2の態様によれば、撮像装置は、上記レンズ鏡筒を備える。
【0006】
なお、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係るレンズ鏡筒と、カメラ本体と、を備えるカメラを示す図である。
図2は、第1実施形態に係るフォーカスユニットの断面図である。
図3(a)は、ボイスコイルモータの構成を示す斜視図であり、図3(b)は、ボイスコイルモータを図3(a)の矢印AR11の方向から見た図である。
図4(a)及び図4(b)は、第1筒の斜視図である。
図5は、第2筒の斜視図である。
図6は、第1実施形態に係るフォーカスユニットを物体側から見た平面図である。
図7は、第2実施形態に係るフォーカスユニットの断面図である。
図8は、第3実施形態に係るフォーカスユニットの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
《第1実施形態》
以下、第1実施形態に係るレンズ鏡筒100について、図面を参照し、詳細に説明する。なお、実施形態に示す各部の形状や、長さ、厚みなどの縮尺は必ずしも実物と一致するものではなく、また、各図において、理解を容易にするため、一部の要素の図示を省略している場合がある。また、断面図において、一部の要素のハッチングを省略している。
【0009】
なお、以下の説明では、特に言及しない限り、撮影光学系の光軸OAと平行な方向を「前後方向」と称する場合がある。また、被写体側を「物体側」、光軸OA方向において被写体と反対側(カメラ本体側)を「像側」とそれぞれ称する。
【0010】
図1は、第1実施形態に係るレンズ鏡筒100と、カメラ本体101と、を備えるカメラ1を示す図である。なお、本実施形態において、レンズ鏡筒100は、カメラ本体101に対して着脱可能であるが、これに限定されず、レンズ鏡筒100とカメラ本体101とは一体であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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