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公開番号2025102544
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023220057
出願日2023-12-26
発明の名称通信端末および通信端末の制御方法
出願人アイコム株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H04M 1/247 20210101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ハンドセットを備えた通信端末において、接続されているハンドセットまたは外部音声入出力セットのPTTボタンの有無によらず、PTT方式の通話を適切に開始することができる通信端末を実現する。
【解決手段】通話制御部(71)は、ハンドセット(20)がオフフックされた状態となってから、PTT検出部(74)によってPTTオフが検出された後に、PTT検出部(74)によるPTTオンの検出に伴うPTT通話を開始する制御を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
PTT(Push to Talk)方式によるPTT通話を行うPTT通話処理部と、
前記PTT通話処理部による通話を制御する通話制御部と、
外部接続スピーカーおよび外部接続マイクを接続する外部接続端子と、
前記外部接続端子を介して接続されるPTTボタンによるPTTオンおよびPTTオフを検出するPTT検出部と、
ユーザからの通話の開始指示および終了指示を検出する通話指示検出部と、
を備え、
前記通話制御部は、前記通話指示検出部が前記開始指示を検出してから、前記PTT検出部によって前記PTTオフが検出された後に、前記PTT検出部による前記PTTオンの検出に伴う前記PTT通話を開始する制御を行う、通信端末。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記PTT通話処理部は、IP(Internet Protocol)ネットワークを介して前記PTT通話を行う、請求項1に記載の通信端末。
【請求項3】
IP(Internet Protocol)ネットワークを介してSIP(Session Initiation Protocol)によってIP電話通信を行うIP電話処理部をさらに備え、
前記通話制御部は、前記PTT通話処理部による通話と前記IP電話処理部による通話を制御する、請求項1に記載の通信端末。
【請求項4】
前記PTT検出部は、前記外部接続マイクの2つのマイク側配線にそれぞれ接続される、前記外部接続端子における2つの端子間の導通がある場合に、前記PTTオンを検出し、導通がない場合に前記PTTオフを検出する、請求項1に記載の通信端末。
【請求項5】
前記外部接続端子は、前記外部接続スピーカー用の2ピン、および、前記外部接続マイク用の2ピンからなる接続端子である、請求項4に記載の通信端末。
【請求項6】
PTT方式によるPTT通話を行うPTT通話処理部と、外部接続スピーカーおよび外部接続マイクを接続する外部接続端子と、前記外部接続端子を介して接続されるPTTボタンによるPTTオンおよびPTTオフを検出するPTT検出部と、ユーザからの通話の開始指示および終了指示を検出する通話指示検出部と、を備える通信端末の制御方法であって、
前記通話指示検出部が前記開始指示を検出してから、前記PTT検出部によって前記PTTオフが検出された後に、前記PTT検出部による前記PTTオンの検出に伴う前記PTT通話を開始する制御を行う、通信端末の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、通信端末および当該通信端末の制御方法に関する。
に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、無線機において、スピーカーおよびマイクを備えたヘッドセットを装着することが可能となっている。例えば特許文献1には、外部用PTTスイッチ、外部マイク、外部スピーカーを有する外部入力装置と接続することができ、内蔵マイクと送信手段とを有する無線機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-13591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
据え置きの通信端末に用いられるRJ-9(registered jack)やRJ-11規格のコネクタは、4線式のため、PTTボタンを備えるヘッドセットを利用するためには、ヘッドセット側PTTボタンの動作がヘッドセット側マイクからの入力信号線のスイッチ開閉に連動する構成とする必要がある。この場合、ヘッドセット側PTTボタンが押されることによってPTTオンとなっている状態と、PTTボタンを介さずに直接マイクからの入力信号線が通信端末の本体に接続されるようなヘッドセットが接続されている状態とでは、回路の導通状態としては差異がないことになる。
【0005】
よって、ハンドセットを備えた通信端末において、PTTボタンを備えるヘッドセットと、PTTボタンを備えないヘッドセットとの両方が接続される可能性がある場合、ハンドセットのオフフック後に、上記の回路の導通状態によってPTTオンが行われたことを適切に判定することはできないという問題がある。
【0006】
本発明の一態様は、ハンドセットを備えた通信端末において、接続されているハンドセットまたは外部音声入出力セットのPTTボタンの有無によらず、PTT方式の通話を適切に開始することができる通信端末を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る通信端末は、PTT方式によるPTT通話を行うPTT通話処理部と、前記PTT通話処理部による通話を制御する通話制御部と、外部接続スピーカーおよび外部接続マイクを接続する外部接続端子と、前記外部接続端子を介して接続されるPTTボタンによるPTTオンおよびPTTオフを検出するPTT検出部と、ユーザからの通話の開始指示および終了指示を検出する通話指示検出部と、を備え、前記通話制御部は、前記通話指示検出部が前記開始指示を検出してから、前記PTT検出部によって前記PTTオフが検出された後に、前記PTT検出部による前記PTTオンの検出に伴う前記PTT通話を開始する制御を行う。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、一度PTTオフが検出された後にPTTオンが検出されたことをもってPTT方式の通話が開始されるので、PTT方式の通話を適切に開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る通信端末を含む通信システムの構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る通信端末の外観の一例を示す平面図である。
本実施形態に係る通信端末の要部の構成の一例を示すブロック図である。
通信端末の本体とヘッドセットとの接続関係を例示する概略的な回路図である。
通信端末による処理の流れを例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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