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公開番号
2025102527
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023220033
出願日
2023-12-26
発明の名称
タイヤ及びワイヤレス給電システム
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
19/00 20060101AFI20250701BHJP(車両一般)
要約
【課題】ウエット路面においても給電効率の低下を抑制することができるタイヤ及び当該タイヤを用いたワイヤレス給電システムを提供する。
【解決手段】タイヤ10は、トレッド面34を有するトレッド部Dと、一対のビード部Aと、トレッド部Dとビード部Aとの間に設けられた一対のサイドウォール部Bと、を有し、タイヤ10の外部から交流磁界によって供給された電力を受電する受電コイル40を備える。無負荷状態のタイヤ子午断面視で、タイヤ赤道面CPとのなす角度αが15°の第1仮想線L1とタイヤ側面とが接する最外位置OPよりタイヤ径方向内側に、受電コイル40が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド面を有するトレッド部と、一対のビード部と、前記トレッド部と前記ビード部との間に設けられた一対のサイドウォール部と、を有し、タイヤの外部から交流磁界によって供給された電力を受電する受電コイルを備えるタイヤであって、
無負荷状態のタイヤ子午断面視で、タイヤ赤道面とのなす角度が15°の第1仮想線とタイヤ側面とが接する最外位置よりタイヤ径方向内側に、前記受電コイルが設けられている、タイヤ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
無負荷状態のタイヤ子午断面視で、ビードトウから前記トレッド面までのタイヤ径方向長さをSHとした場合、前記ビードトウからタイヤ径方向長さSHの15%の位置よりタイヤ径方向外側に、前記受電コイルが設けられている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記受電コイルが、前記トレッド面を有するタイヤ外表面と反対のタイヤ内表面に設けられている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記受電コイルのタイヤ径方向の内側端からタイヤ幅方向外側へ向かってタイヤ径方向内側に30°傾斜した第2仮想線とタイヤ外表面との交点と、
前記受電コイルのタイヤ径方向の外側端からタイヤ幅方向外側へ向かってタイヤ径方向外側に30°傾斜した第3仮想線と前記タイヤ外表面との交点と、の間の受電近傍領域において、前記受電近傍領域の面積の50%以上において前記タイヤ外表面の凹凸の高さが、1mm以下である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記受電近傍領域の前記タイヤ外表面に、ゴム以外の成分からなるコーティング層が設けられている、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記トレッド部における溝面積比が、12%以上38%以下であり、タイヤ赤道面から車輛装着内側の領域における溝面積比がタイヤ赤道面から車輛装着外側の領域における溝面積比より大きくその差が3.5%ポイント以上である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
一対の前記最外位置の間の長さAwと、最大荷重の80%の負荷を加えた状態での接地幅Twとが、下記式(1)を満たす、請求項1に記載のタイヤ。
Tw≦0.88×Aw・・・(1)
【請求項8】
正規リムに組み付けた状態の、請求項1~6いずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項9】
コンデンサとコイルとにより共振回路を構成する送電コイルに交流電力を与え、コンデンサとコイルとにより共振回路を構成する前記受電コイルに電力を伝送する、ワイヤレス給電システムであって、請求項1又は2に記載のタイヤを含む、ワイヤレス給電システム。
【請求項10】
前記受電コイルは、車輛装着内側に配置されている、請求項9に記載のワイヤレス給電システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ及びワイヤレス給電システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、路面の近傍に埋設された送電コイルと、ホイールのタイヤ幅方向中心線上に取り付けられた受電コイルと、の間で給電を行う、無線受電システムが開示されている(例えば、特許文献1、図1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-059302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の無線受電システムは、例えば雨天時など、タイヤに水が付着した状態の場合、タイヤに付着した水が、送電コイルから、タイヤに設置した受電コイルに到達する磁界を遮り、給電効率が低下する懸念がある。
【0005】
本発明は、ウエット路面においても給電効率の低下を抑制することができるタイヤ及び当該タイヤを用いたワイヤレス給電システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のタイヤは、トレッド面を有するトレッド部と、一対のビード部と、前記トレッド部と前記ビード部との間に設けられた一対のサイドウォール部と、を有し、タイヤの外部から交流磁界によって供給された電力を受電する受電コイルを備えるタイヤであって、無負荷状態のタイヤ子午断面視で、タイヤ赤道面とのなす角度が15°の第1仮想線とタイヤ側面とが接する最外位置よりタイヤ径方向内側に、前記受電コイルが設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るタイヤ及びワイヤレス給電システムは、ウエット路面においても給電効率の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るタイヤの接地面側の子午断面図である。
図2は、本実施形態に係るタイヤのトレッド表面の一例を示す平面図である。
図3は、本実施形態の変形例に係るタイヤの子午断面図である。
図4は、本実施形態に係るワイヤレス給電システムについて、送電コイルと、受電コイルが設けられたタイヤ(非接地面側のタイヤ子午断面視での、タイヤ赤道面を基準としたタイヤ幅方向一方側の部分)と、を示す図である。
図5は、本実施形態に係るワイヤレス給電システムについて、送電コイルの給電領域内に受電コイルが位置することを示す図であり、(A)、(B)は給電方向がタイヤ幅方向である例を示し、(C)、(D)は給電方向がタイヤ幅方向に対して傾斜した方向である例を示す。
図6は、本実施形態に係るワイヤレス給電システムについて、送電コイルの設置位置を示す図である。
図7は、本実施形態に係るワイヤレス給電システムについて、送電コイルと受電コイルの設置位置を示す部分子午断面図である。
図8は、受電コイルの配置態様(図1の場合とは異なり受電コイルがタイヤ周方向に連続しない態様)を示す図であり、(A)~(F)は、それぞれ2組、3組、4組、5組、6組及び8組の受電コイル要素40aからなる受電コイル40を示す例であり、(G)は複数の受電コイル要素40aがタイヤ径方向に積層された例であり、(H)は複数の受電コイル要素の一部がタイヤ径方向に対して傾斜して延在する例である。
図9は、図1に示すタイヤにおいて、受電コイルから電力線を介してタイヤ内腔面に取り付けられた電子デバイスまで電力を供給する給電態様を示す、タイヤ子午断面図(但し、タイヤ幅方向の半分)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るタイヤ(以下に示す、基本形態1及び付加的形態2~8)、並びに本発明に係るワイヤレス給電システムの実施形態(以下に示す、基本形態9及び付加的形態10~14)を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施形態は、本発明を限定するものではない。また、各実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。さらに、各実施形態は、当業者が自明の範囲内で任意に組み合わせることができる。
【0010】
以下の説明において、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向においてタイヤ回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向においてタイヤ回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心軸とする周り方向をいう。さらに、タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)に向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面から離れる側をいう。なお、タイヤ赤道面とは、タイヤ回転軸に直交するとともに、タイヤのタイヤ幅の中心を通る平面をいう。
(【0011】以降は省略されています)
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