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公開番号2025101252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217969
出願日2023-12-25
発明の名称ウインドレギュレータ及びその製造方法
出願人株式会社ハイレックスコーポレーション
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類E05F 11/48 20060101AFI20250630BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】ウインドレギュレータの製造作業の作業効率を高める。
【解決手段】ガイドレールに窓ガラスを保持するキャリアプレートが昇降可能に設けられ、キャリアプレートにキャリアプレートを牽引するケーブルが連結され、前記キャリアプレートを牽引するケーブルと、ケーブルの移動方向を転換する方向転換部材には、ガイドレールの上端部を側方から収容する収容凹部、及びガイドレールの上端部に係止する係止爪がそれぞれ形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ガイドレールと、
前記ガイドレールに昇降可能に設けられ、窓ガラスを保持するキャリアプレートと、
前記キャリアプレートに連結され、前記キャリアプレートを牽引するケーブルと、
前記ガイドレールの上端部を側方から収容する収容凹部、及び前記ガイドレールの上端部に係止する係止爪がそれぞれ形成され、前記ケーブルの移動方向を転換する方向転換部材と、を備える、
ウインドレギュレータ。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記ガイドレールの上端部に係合穴が形成され、
前記方向転換部材は、前記収容凹部内に前記係合穴に係合する係合凸部を更に有する、
請求項1に記載のウインドレギュレータ。
【請求項3】
前記方向転換部材は、前記係合凸部が前記係合穴に係合した状態で、前記ガイドレールに対して前記ガイドレールの幅方向の一方側から他方側に相対移動可能であり、前記係止爪は、前記他方側において前記ガイドレールの上端部に係止する、
請求項2に記載のウインドレギュレータ。
【請求項4】
前記ガイドレールは、幅方向の両側からそれぞれ立ち上る立壁部と、一方の前記立壁部の端部から前記幅方向の外側に延出する延出部とを有し、
前記方向転換部材の前記収容凹部の内側壁に前記延出部を保持する保持溝が形成されている、
請求項2に記載のウインドレギュレータ。
【請求項5】
前記方向転換部材は、前記係合凸部を前記係合穴に係合させた状態で、前記方向転換部材を前記ガイドレールの前記幅方向の一方側から他方側に相対移動可能であり、前記保持溝は、前記一方側において前記延出部を保持する、
請求項4に記載のウインドレギュレータ。
【請求項6】
窓ガラスを保持するキャリアプレートが昇降可能に設けられるガイドレールの上端部を、前記キャリアプレートを牽引するケーブルに張力を付与した状態で、方向転換部材の収容凹部に側方から収容し、
前記方向転換部材の係止爪を前記ガイドレールの上端部に係止させる、
ウインドレギュレータの製造方法。
【請求項7】
前記方向転換部材を前記ガイドレールに対して前記ガイドレールの幅方向の一方側から他方側に相対移動させ、
前記係止爪を前記他方側において前記ガイドレールの上端部に係止させる、
請求項6に記載のウインドレギュレータの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ウインドレギュレータ及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ウインドレギュレータの先行技術として特許文献1に示すものが知られている。そして、先行技術に係るウインドレギュレータの構成について簡単に説明すると、次のようになる。
【0003】
先行技術に係るウインドレギュレータは、車両のドアパネルに設置されるガイドレールを備えており、ガイドレールには、窓ガラスを保持するキャリアプレートが昇降可能に設けられている。先行技術に係るウインドレギュレータは、キャリアプレートを昇降させるためのケーブルを有しており、ケーブルは、キャリアプレートに連結されている。
【0004】
ガイドレールの下端部には、ケーブルの巻き取り及び繰り出しを行う駆動部が設けられている。ガイドレールの上端部には、ケーブルの移動方向を転換する方向転換部材が設けられている。方向転換部材には、ガイドレールの上端部をガイドレールの長手方向の一方側から差し込む差込凹部(特許文献1ではガイドレール接続部と称される)が形成されている。換言すれば、方向転換部材は、ガイドレールの上端部にガイドレールの長手方向の一方側から取付可能になっている
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022―41137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、先行技術に係るウインドレギュレータにおいては、方向転換部材に差込凹部が形成されており、方向転換部材をガイドレールの長手方向の一方側からガイドレールの上端部に取付けることになる。そのため、方向転換部材をガイドレールの上端部に取付けた後に、ケーブルの張力調整を行う必要があり、ウインドレギュレータの製造作業(組立作業)が煩雑化するという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、ウインドレギュレータの製造作業の作業効率を高めることができる、ウインドレギュレータ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、本発明に係るウインドレギュレータは、ガイドレールと、前記ガイドレールに昇降可能に設けられ、窓ガラスを保持するキャリアプレートと、前記キャリアプレートに連結され、前記キャリアプレートを牽引するケーブルと、前記ガイドレールの上端部を側方から収容する収容凹部、及び前記ガイドレールの上端部に係止する係止爪がそれぞれ形成され、前記ケーブルの移動方向を転換する方向転換部材と、を備える。
【0009】
本発明に係るウインドレギュレータの製造方法は、窓ガラスを保持するキャリアプレートが昇降可能に設けられるガイドレールの上端部を、前記キャリアプレートを牽引するケーブルに張力を付与した状態で、方向転換部材の収容凹部に側方から収容し、前記方向転換部材の係止爪を前記ガイドレールの上端部に係止させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るウインドレギュレータ及びその製造方法によれば、ウインドレギュレータの製造作業の作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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