TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025101002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217519
出願日
2023-12-25
発明の名称
粉末卵黄の還元方法、及び、加糖卵黄の製造方法
出願人
株式会社アロンワールド
代理人
個人
主分類
A23L
15/00 20160101AFI20250630BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】従来方法と比較して短時間で簡単に、かつ、ロスを生じさせることなく、粉末卵黄を液卵黄に水戻しすることができる粉末卵黄の還元方法、及び、粉末卵黄を原料とする加糖卵黄の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る粉末卵黄の還元方法は、規定量の戻し水をボウルに貯留し、ミキサーの撹拌子を3500rpm以上の回転速度で回転させ、戻し水を撹拌した状態で粉末卵黄を投入することを特徴とし、また、pH10以上の水、例えば、pH12以上の電解アルカリイオン水を中性の水で希釈することによって得たpH10以上の水を、戻し水として使用することを特徴とし、更に、粉末卵黄の全量を投入した後、ミキサーによる追加撹拌を、3500rpm以上の回転速度で5分以上継続することを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
規定量の戻し水をボウルに貯留し、ミキサーの撹拌子を3500rpm以上の回転速度で回転させ、戻し水を撹拌した状態で粉末卵黄を投入することにより、粉末卵黄を液卵黄に還元する方法であって、
戻し水として、pH10以上の水を使用することを特徴とする粉末卵黄の還元方法。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
戻し水として、pH12以上の電解アルカリイオン水を中性の水で希釈することによって得たpH10以上の水を使用することを特徴とする、請求項1に記載の粉末卵黄の還元方法。
【請求項3】
結晶性粘土鉱物が溶解した原料水を電気分解処理して得られたアルカリ性および酸性の各イオン水に、結晶性粘土鉱物をさらに溶解させるとともに、各イオン水を所定の電極側に供給して電気分解処理することによって製造した電解アルカリイオン水を、中性の水で希釈することによって得たpH10以上の水を、戻し水として使用することを特徴とする、請求項2に記載の粉末卵黄の還元方法。
【請求項4】
粉末卵黄の全量を投入した後、ミキサーによる追加撹拌を、3500rpm以上の回転速度で5分以上継続することを特徴とする、請求項1に記載の粉末卵黄の還元方法。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の粉末卵黄の還元方法によって得た液卵黄を、糖類と撹拌混合して、500~1000気圧の加圧条件下において、60~65℃の温度で加熱することを特徴とする加糖卵黄の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉末卵黄を液卵黄に還元する方法、及び、粉末卵黄を原料として加糖卵黄を製造する方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、粉末卵黄(鶏卵の卵黄を乾燥させ、粉末状に加工したもの)が、各種食品(菓子、パン、麺類等)の原料として製造、販売されている。粉末卵黄は、1~1.5倍程度の重量の水(水戻し用の水、戻し水)を加えて撹拌することにより、液状(液卵黄)に戻して使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-203768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
粉末卵黄の水戻し作業(還元作業)は、非常に手間がかかり、多大な時間を要する。具体的には、粉末卵黄を収容したボウルに水を段階的に加えて、泡立て器又はミキサーによって撹拌していくことになるが、一度に加える水の量が多いと、すぐにダマになってしまう。この場合、均質な液卵黄を得ることができず、多くのロスが生じることになる。
【0005】
このため、一度に加える水を少量にして、加水と撹拌の工程を多数回繰り返し、ダマにならないように注意しながら、慎重かつ丁寧に作業を進める必要がある。この還元作業の所要時間と労力は、対象とする粉末卵黄の量に比例して増大する。
【0006】
本発明は、上記のような従来技術における課題を解決しようとするものであって、従来方法と比較して短時間で簡単に、かつ、ロスを生じさせることなく、粉末卵黄を液卵黄に水戻しすることができる粉末卵黄の還元方法、及び、粉末卵黄を原料とする加糖卵黄の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る粉末卵黄の還元方法は、規定量の戻し水をボウルに貯留し、ミキサーの撹拌子を3500rpm以上の回転速度で回転させ、戻し水を撹拌した状態で粉末卵黄を投入することを特徴とし、また、戻し水として、pH10以上の水を使用することを特徴としている。
【0008】
尚、戻し水として、pH12以上の電解アルカリイオン水を中性の水で希釈することによって得たpH10以上の水を使用することができ、更に、結晶性粘土鉱物が溶解した原料水を電気分解処理して得られたアルカリ性および酸性の各イオン水に、結晶性粘土鉱物をさらに溶解させるとともに、各イオン水を所定の電極側に供給して電気分解処理することによって製造した電解アルカリイオン水を、中性の水で希釈することによって得たpH10以上の水を、戻し水として使用することができる。
【0009】
尚、この粉末卵黄の還元方法においては、粉末卵黄の全量を投入した後、ミキサーによる追加撹拌を、3500rpm以上の回転速度で5分以上継続することが好ましい。
【0010】
本発明に係る加糖卵黄の製造方法は、上述の粉末卵黄の還元方法によって得た液卵黄を、糖類と撹拌混合して、500~1000気圧の加圧条件下において、60~65℃の温度で加熱することを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
古代食品塩梅醤
1か月前
個人
ジャム
1か月前
ライソン株式会社
焙煎機
1か月前
池田食研株式会社
風味改善剤
19日前
不二製油株式会社
卵代替素材
2か月前
池田食研株式会社
微粉状食品
24日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
26日前
株式会社ソディック
計量装置
1か月前
株式会社ソディック
計量装置
1か月前
アサヒ飲料株式会社
飲料
24日前
不二製油株式会社
チーズ様食品
1か月前
SoPros株式会社
経口養毛剤
2か月前
大山食品株式会社
お好み焼き
2か月前
株式会社寺田製作所
散茶装置
1か月前
個人
天然マンゴー果汁色青汁
25日前
株式会社米島本店
七草加工食品
17日前
株式会社和田機械
皮剥き機の刃物円盤
1か月前
日本メナード化粧品株式会社
糖化抑制剤
1か月前
池田食研株式会社
風味付与増強用組成物
1か月前
個人
インスタントおにぎり
1か月前
個人
黒ニンニク加工品及びその製造方法
1か月前
マクセルイズミ株式会社
加熱装置
24日前
正田醤油株式会社
焦げ目付与組成物
24日前
株式会社東旗
麹二段熟成仕込み製法
3日前
株式会社オメガ
家畜の感染防止方法
2か月前
キユーピー株式会社
酸性水中油型乳化調味料
2か月前
太陽化学株式会社
麺用ほぐれ剤
25日前
横手市
米粉餡の製造方法
17日前
ライソン株式会社
豆発火による自動消火機能
1か月前
日本メナード化粧品株式会社
筋力低下抑制剤
2か月前
太陽化学株式会社
認知機能低減抑制剤
26日前
株式会社ニップン
乾燥パスタの製造方法
11日前
個人
飲食品組成物
25日前
小林製薬株式会社
糖衣製品
17日前
不二製油株式会社
澱粉含有食品用ほぐれ改良剤
1か月前
株式会社八べえ
ウナギの加工方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る