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公開番号2025100153
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217309
出願日2023-12-22
発明の名称車両下部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20250626BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】バッテリの搭載スペースを確保しつつ、汎用性の高い車両下部構造を得る。
【解決手段】車両下部構造は、バッテリBTの車両幅方向外側を車両前後方向に延在され、車両側面視で当該バッテリBTの少なくとも一部と重なる位置に設けられた閉断面構造のサイドフレーム18と、サイドフレーム18の車両幅方向外側に配置されると共に、車両側面視でサイドフレーム18の少なくとも一部と重なる位置に設けられ、締結部材46によってサイドフレーム18に締結された閉断面構造のサイドメンバ40と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリの車両幅方向外側を車両前後方向に延在され、車両側面視で当該バッテリの少なくとも一部と重なる位置に設けられた閉断面構造のサイドフレームと、
前記サイドフレームの車両幅方向外側に配置されると共に、車両側面視で前記サイドフレームの少なくとも一部と重なる位置に設けられ、締結部材によって前記サイドフレームに締結される閉断面構造のサイドメンバと、
を有する車両下部構造。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記サイドメンバにおける断面内には、外側エネルギー吸収部材が設けられている、請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記サイドフレームにおける断面内には、車両側面視で少なくとも一部が前記外側エネルギー吸収部材と重なる位置に内側エネルギー吸収部材が設けられている、請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記サイドフレームには、車両幅方向に延在されたフロアクロスメンバが接続されており、
前記内側エネルギー吸収部材の少なくとも一部が車両側面視で前記フロアクロスメンバと重なる位置に設けられている、請求項3に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記サイドメンバにおける車両前方側には、車両上下方向に延在されたフロントピラーが接続されており、
前記フロントピラーよりも車両後方側には、車両上下方向に延在されたセンタピラーが前記サイドメンバに接続されている、請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項6】
前記サイドフレームの車両幅方向外側の壁部と、前記サイドメンバの車両幅方向内側の壁部とが、前記締結部材によって車両幅方向に締結されている、請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項7】
前記外側エネルギー吸収部材は、前記サイドメンバにおける断面内の上部に配置されており、
前記内側エネルギー吸収部材は、前記サイドフレームにおける断面内の上部に配置されており、
前記締結部材は、前記外側エネルギー吸収部材及び前記内側エネルギー吸収部材の下方に配置されている、請求項3に記載の車両下部構造。
【請求項8】
前記サイドメンバは、前記サイドフレームと対向して配置された平板状のインナパネルと、当該インナパネルの車両幅方向外側に配置されて前記インナパネルと接合された断面ハット状のアウタパネルとを含んで構成されている、請求項1に記載の車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の骨格となるロッカの車両幅方向内側に、車両前後方向に延在するフロアリインフォースメントを備えた構造が開示されている。この特許文献1に記載の構造では、フロアリインフォースメントよりも車両幅方向内側にバッテリが搭載されており、バッテリがフロアリインフォースメントに締結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第115140194号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構造では、フロアリインフォースメントがロッカから離間して配置されているため、左右のフロアリインフォースメントの間の寸法が小さくなり、バッテリの搭載スペースを広げることができない。一方、ロッカまでバッテリケースを延在すれば、バッテリの搭載スペースを確保できるが、車種ごとに左右のロッカ間の寸法が異なるため、車種ごとにバッテリケースの寸法を変更する必要が生じる。
【0005】
本発明は、バッテリの搭載スペースを確保しつつ、バッテリケースの汎用性が高い車両下部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る車両下部構造は、バッテリの車両幅方向外側を車両前後方向に延在され、車両側面視で当該バッテリの少なくとも一部と重なる位置に設けられた閉断面構造のサイドフレームと、前記サイドフレームの車両幅方向外側に配置されると共に、車両側面視で前記サイドフレームの少なくとも一部と重なる位置に設けられ、締結部材によって前記サイドフレームに締結される閉断面構造のサイドメンバと、を有する。
【0007】
請求項1に係る車両下部構造では、サイドフレームは、バッテリの車両幅方向外側を車両前後方向に延在されている。また、サイドフレームは、閉断面構造とされており、車両側面視でバッテリの少なくとも一部と重なる位置に設けられている。これにより、車両の側面衝突時(以下、適宜「側突時」と称する。)に車両側方から入力された衝突荷重をサイドフレームで受けることができ、バッテリが保護される。
【0008】
また、サイドフレームの車両幅方向外側には、サイドメンバが配置されており、サイドメンバは、締結部材によってサイドフレームに締結されている。このように、サイドフレームとサイドメンバを締結部材で締結する構造とすることで、サイドフレームがサイドメンバに近接することとなり、バッテリの車両幅方向の搭載スペースを確保できる。
【0009】
さらに、サイドメンバは、閉断面構造となっており、車両側面視でサイドフレームの少なくとも一部と重なる位置に設けられている。このように、締結部材で締結された閉断面構造のサイドフレーム及びサイドメンバによって車両骨格部材であるロッカとして機能させることができる。そして、サイドメンバを変更するだけで車格の異なる車両に適用できるため、バッテリ及びサイドフレームを変更する必要がなく、汎用性が高い構造となる。
【0010】
請求項2に係る車両下部構造は、請求項1において、前記サイドメンバにおける断面内には、外側エネルギー吸収部材が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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